色弱だけど日常生活に不便なかった私が生まれて初めて困ったこと

小4くらいだったと思うが、学校の検査で初めて色弱判定された。

検査は大きな円の中にたくさんの色の丸が並んでいて、書いてある数字を答えるというやつだ。

当時も今もわかるのは10個のうち1個くらいで後の9個は全然わからない。
数字など全く見えないのがほとんどなのだ。

何かコツがあるのか?これはなぞなぞ的なやつなのか?と疑ったりしたのだが、どうやらそうではないらしい。
私以外の人にはごく普通に数字が見えるという。

それからずっと色弱のまま生きてきたのだが、幸運にもこれといった問題は無かった。
信号の青黄赤は普通に見えるし、色の違いはわかるので特に日常生活への影響は無かったのだ。
強いていえば服を選ぶときくらいだがファッションセンスが無いのには色弱は関係無さそうだしそこまで大きな問題ではない。

そんな私が大きな問題にぶち当たった。
しかも仕事の重要な部分なので割と致命的だし、現在進行形だ。

その問題とは仕事で作業する際の、電話ケーブルやLANケーブルの線色である。

電話工事でよく使うケーブル種類である2P、5P、10Pで説明しよう。
ちなみにPはペアの事なので2Pは線4本を2ペアで使い、5Pは線10本を5ペアで使う。2本1ペアが電話で使用する基本となります。

☑️2P:青白/茶黒
これは色がわかりやすいので間違えません
問題無し

☑️5P:青白/黄白/緑白/赤白/紫白
間違えることはあまり無いが時々青と紫がわからなくなる時がある

☑️10P:青白/黄白/緑白/赤白/紫白/青茶/黄茶/緑茶/赤茶/紫茶
赤茶の赤と茶が区別つかなくわからなくなります
青と紫がわからなくなる時がある

不思議なもので、見れば見るほどわからなくなるのです。

青白と紫白、青茶と紫茶は絶対に間違ってはいけない部分。

色弱は治らないようなので、現状は迷ったら誰かに色を確認するしかない。
何か良い方法はないものか。


サポート頂けると幸いです