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外国人との動画面接のコツをご紹介

こんにちは。最初から言い訳ぶちかましていきますが、先週の金曜日は出張のため、このブログの更新ができませんでした。帰りの新幹線でビール飲んで寝た・・・のが更新できなかった偽らざる理由です。毎日更新を目標に掲げておきながら、早くも躓いております。。。今後、注意します。。

外国人材との最初の面接は動画が良いと言い切る理由

こんな中見出し書いておきましたが、結論から言えば、動画でも対面でもどっちでも良いとは思います。ただし、動画の方が圧倒的に効率的ということは言えるので、こんな表現をしてみました。特に、外国人材の場合、

・日本語レベル
・人柄
・スキル

という3点を同時に確かめる必要があります。中でも日本語レベルは、

・語彙力
・聞き取り力

という2点を確かめる必要があります。日本人との面接の場合、よほどのことがなければ、語彙力を疑うなんてことはしませんよね。でも外国人材の場合は、語学レベルを確かめる意味でも、この選定は必要です。

また、質問者の意図を正しく聞き取り、それに合わせた回答を日本語で伝える力があるか?という【聞き取り力】も同時に判断する必要があります。
つまり、単に日本語が上手なだけではなく、意図を聞き取るレベルの日本語力を持っているか? その上で自分の考えを述べることができるか?というスキルを見ることになります。これは、日本人の場合でも苦手な人はいますが、外国人の場合、言葉の壁に加えて、文化的な違いもあり、そもそも、日本的な質問の意図の汲み取り方ができない場合があります。しかし、仮にN3レベルの人であっても、これが出来る人もいるのです。

当社では、この2つは、必ず面接の初期段階でチェックしておくべき、と思っています。誤解して欲しくありませんので、必ずしも、日本的に意図を汲み取れる人材が優秀で、そうでない人がダメといっている訳ではありません。求人ごとの選考基準に照らし合わして、どちらでもOKだと思いますが、一緒に働く仲間として、また長く働いてもらいたいと思えば、この【聞き取り力】については判断しておいて損はないと考えています。

そして、この、語彙力&聞き取り力は、実際に対面でお話しなくても、十分に判断できますし、外国人材の選考の最も基礎的な部分であります。ですから、最も基本的な部分は、最初に動画で確かめておきましょう!というのが当社から、動画面接を推奨している理由でもあります。

最初は簡単な質問から聞いて後半は難しい質問を聞く

語彙力と聞き取り力を確かめるために、当社で行っているスクリーニング動画面接では、最初は、よくある簡単な質問から始めて、日本語の会話力を確かめながら、面接後半の質問では、聞き取り方によっては、異なる回答が出てくるような質問を入れてあります。
一例をあげますと、最初は

Q: 日本語はどこで勉強したのですか?
Q: どうして日本で働きたいのですか?
Q: 大学ではどんな勉強をしましたか?

といった質問から始めて、後半になると

Q: 以前に仕事で苦労したことを教えてください
Q: この仕事に興味をもった理由を教えてください
Q: どんな職場で働きたいですか?

といったような質問をしています。後半の質問を解説しますと、

Q: 以前に仕事で苦労したことを教えてください

という質問は、意図としては、「苦労から抜け出だすことができたエピソードを聞かせてください」ということになります。何度も申し上げますが、この意図を汲み取れる外国人材もいるのです。実際には、半数くらいは、「苦労はありません。」と答えます。苦労話=失敗談と受け止めて固くなってしまう人材もいます。この質問からは、失敗談をしたくない人は、外国人材あるあるとなっている、(入社後に)【出来るといって、結果、出来なかった事件】の犯人になってしまうケースが想定されます。

次に

Q: この仕事に興味をもった理由を教えてください

については、意図は、「面接前にこの仕事について調べてきたことを教えてください」となります。この意図を理解できずに、単に、営業の仕事がしたいから、といった回答をしてしまう人材もいます。これをOKとするか、しないかは、求人企業の求めるスペックによって異なりますので、正解は、ありませんが、回答に大きな違いがでる質問であることは間違いありません。

最後に

Q: どんな職場で働きたいですか?

という質問ですが、この答えは、かなり分かれます。同時に、人材の判別がつきやすい、“キラークエスチョン”(そんな単語はありません、私が勝手に名付けています)です。
この質問に、例えば、「ホテルで働きたいです。」と答えるか、「成長できる職場で働きたいです」と答えるかは、大きな違いがあります。
繰り返しますが、「成長できる・・」といったような回答をする外国人材もも実在するのです。私の肌感覚では、外国人材の40%程度くらいは、意図を聞き取って回答する人材ですし、また現在、海外にいる人材の中にもいます。

まとめ

人柄の全てを動画であれ対面であれ、面接という場で完全に把握することは難しいです。しかし、動画でも確認できることはあります。それは、質問の仕方によって分かることだと思います。外国人材は文化が違うから、日本的な質問をしても無駄では・・と思わずに、日本で働きたい外国人材には堂々と日本的な質問を投げかけてください。きっと期待している回答をしてくれる人材に出会えるはずです。嘘だと思うかもしれませんが、ぜひ、お試しください。

当社は、世界中から日本語堪能で、日本で働きたい優秀な外国人を、動画を活用しながら人材紹介をしています。ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせください。

では、また明日。


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