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基準点の算定について ①

あくまで受験生の一人が
知りえる情報を整理した上に
想像を加えた話という前提で読んで下さい

令和5年度土地家屋調査士試験記述
土地に関しては登記の目的が予備校によって違いがあり
建物に関しては登記の目的は同じものの
一棟の建物の表示欄の記入方法が違っていたりしています

Xを見ていると「どちらも正解にするんじゃないか」
という書き込みを見かけますが、私も同意見です
予備校の出す記述解答はどれも根拠があり
問題文から読み取れる情報がどちらにも解釈できるからです

登記の目的はどちらも正解にしてくれるのはいいけど
「区分建物が合併して非区分になった時の記述の仕方なんて知らなかったし
書けなかった責任はどうしてくれる」
と思う方はいるかもしれませんが
そこについては減点は少ない(-0.5点)と思われます
極端な言い方になりますが、登記も目的や申請人欄は書けますよね?
言い換えると勉強してきた受験生なら最低限書けるであろうところの減点は大きい(-1点)と思います

ここからは想像が入りますが
勉強していた方なら、穴埋め問題は確実にとれますよね?
区分建物が合併したら敷地権の表示は不要になることは知識としてありますよね?
というか元々敷地権の表示がなかったわけですし
区分建物表題部変更登記に合わせて敷地権が発生した
なので床面積で敷地権書きました
という方は少ないと思います
仮に書いていたら登記の目的を明らかに間違た解答なので大きい減点になります

私は10月16日にXに
「記述の採点基準をつくるのが難しいんじゃないかな」
と書き込みしています
一昨日動画でアップされたアガルートの動画で講師の方が
「配点が難しそうですね」
「今年は穴埋めの配点が高くなるかも」
等と発言されていました
これは私も同意見で一つの仮説をつくってみたんです
2000人あまりの解答を精査した後に採点基準を作るのではなく
2000人の中から無作為に抽出した50名100名の解答をみて
「ここは確実に書いていて欲しいよね-1点」
「ここは誤解を生む場所なので-0.5点」
「そこかぁ正解にはできないし-0.25点」
という基準が作られた後に残りの答案を採点していく様に思います

採点する人によって記述の点数がかわる
という書き込みもありましたが、私はこれはないと思います
おそらく一人の方が減点すべき個所にチェックはいれてはいますが
確認の為 最低でももう一人の方が
チェックされた箇所の減点は正しいか?
厳しすぎるチェックなのではないか?
は見ていると思っています
人生かけて試験勉強している方がいるのに
一人の采配で合否を左右されたくない
って願望も当然入ってはいます

今年は今年独自の採点基準を作って採点するのであれば
記述基準点が30点になることはあると思います
今年独自の採点で基準点を30点にするのか
例年どおりの採点で基準点を25点にするのかは
法務省次第な部分ではあります

まだ言い足りない部分はありますので
また時間のできた時にでも書きます

では今日も一日頑張ってきます


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