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タジキスタン・パミール再訪記

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2023年春に中央アジア・タジキスタン共和国のパミール高原を中心に旅をした時の旅行記。パミール高原訪問は2度目。日本出発→韓国→カザフスタン→ドゥシャンベ→ホログ→イシュカシム→…
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#ホログ

タジキスタン・パミール再訪記21 〜ホログ→ドゥシャンベ〜

パミール滞在の終盤は、前回に続いて体調不良になってしまった。果たして無事ドゥシャンベまで帰還できるか……? ホログ出発前日2023年5月3日水曜日。昨日からの頭痛は全体的な体調の不良になっていた。 この日は概ね宿で寝転がっていた。体調が良ければガルムチャシュマ温泉に行くなり、ジャマーアト・ハーナを見学させてもらうなりしたかったが、断念した。 当時撮った写真によると、朝食兼昼食に外に出て食堂に行き、マントゥを食べたようである。あまり食べることはできなかったと思う。 明日

タジキスタン・パミール再訪記20 〜ムルガブ→ホログ〜

2023年5月2日火曜日。この日はムルガブからホログへと帰還する予定である。 ムルガブ出発朝、ムルガブ(ムルゴブ)を出発。家を出る前に、おじさんと記念撮影をした。出発してからは、ムルガブの町外れの橋を渡った先で、ムルガブの町をバックに記念撮影をした。 旅は道連れ もう少し先に進んで検問(Vさんが手続きをした)を終えると、車に水色のコートを着たおじさんが乗ってきた。おじさんはシュグニー語が母語で、この車に便乗してシュグナーン(ホログ)方面に行くようだ。 おじさんにシュグ

タジキスタン・パミール再訪記14 〜ホログ4日目〜

2023年4月28日金曜日。この日は午後にホログを発ち、イシュカシム・ワハーン方面(まずは温泉地として有名なガルムチャシュマまで)に向かう予定、だったが…… ホログ散策(午前中)朝は韓国人旅行者Wさんと宿の前のカフェ・バラカトで朝食を摂った。朝食後、Wさんはホログを離れ、次の場所へと向かう予定である。宿を出る時、Wさんは宿のおじいさんと記念撮影をしていた。 パミール服を‍注文 午前中はバーザールを覗き、その後、某知人氏に教えてもらったパミール・プラザのパミール服を売って

タジキスタン・パミール再訪記13 〜ホログ3日目〜

2023年4月27日木曜日。この日は午後にGさんと会う予定である。午前中は、ホログの町の、前回歩いてない場所や前回歩いたけど今回まだ歩いていない場所を歩こうと思う。 ホログ散策2この日はやや曇りがちの天気だった。お昼前に宿を出て、ホログの散策を始めた。 州立劇場の前の看板に、コンサートの案内があった。コンサートの開始は本日27日17時から。このコンサートの案内にはホログ初日に気付いて、それ以来何となく気になっていたが、詳細は調べないままパスしてしまった。 28日と29日

タジキスタン・パミール再訪記12 〜ホログ2日目〜

2023年4月26日水曜日。ホログ2日目は、中央アジア大学を再訪する予定である。また、ホログの町も散策してみようと思う。 ホログ散策午前中はホログ市内を散策することにした。 宿を出てまずはジャマーアト・ハーナを目指し、そこからチョールボーグを通り、橋を渡ってグント川の南側に行き、ぐるっと回って宿まで戻る予定である。 前回ホログに来た時も概ね同じようなルートを歩いたが、今回は宿からジャマーアト・ハーナまで行く途中、今まで歩いたことのない川沿いの道を歩いてみた。 ジャマー

タジキスタン・パミール再訪記11 〜ホログ初日〜

2023年4月25日未明、ついにパミールの中心地ホログ(ゴルノ・バダフシャン州州都)への再訪を果たした。久々のホログの町が懐かしい。初日は知人に会う予定である。 宿の朝昨夜(というより今朝早朝)の就寝は午前5時だったので、午前中はなるべく寝ておくようにしようとした。しかし、ぐっすりは眠れず、ちょくちょく起きてはトイレも兼ねて宿の中を歩いたりした。 何度目かに宿の中を歩いていた時、宿の入口近くの広間で、スウェーデン人だというお兄ちゃんとフランス人だというお兄ちゃんに遭遇した

タジキスタン・パミール再訪記10 〜パミール・ハイウェイ→ホログ到着〜

ドゥシャンベからの道は、アフガニスタンとの国境地帯まで達した。ここから先は、目的地のホログまで国境のパンジ川沿いの道を走り続ける。道は前回来た時からの8ヶ月間でちょくちょく変わっている。 2車線舗装道路アフガニスタンとの国境になっているパンジ川沿いの道は、本来のパミール・ハイウェイとの合流地点である要衝カライ・フムブまで、どこも舗装された2車線の道になっていた。前回は舗装されていない狭いところが割とあったが、今回は険しい道が無くなり、多少寂しい気もした。パンジ川は前回来た時