PFASとは?

PFASとは、"PolyFluoroAlkyl Substances"の省略。

注:ぽり ふるおろ(ふろろ) あるきる さぶすたんしず

PFASとは、有機フッ素化合物の総称である。PFASは、これまで泡消火剤やフライパンの表面加工などに使われてきた。

注:「有機フッ素」「化合物」であり、ただの単純な「フッ素」ではない。


PFASの種類は約4700ある。その中でも特に”PFOS”、”PFOA”は、以下の問題を引き起こす可能性が指摘されている。

体内や環境へ残留しやすく(消化されたり、排出されたりしづらい性質で)、腎臓がん発症リスクや、胎児・幼児の成長阻害をはじめ、様々な健康問題を引き起こす。


日本国内での、水道水へのPFOS,PFOAの残留量は、1Lあたり50ng(ナノグラム)以下、と設定されている。

注:残留量設定にあたっては、特に研究等がなされたわけではない。単にアメリカ等で設定された基準を”コピペ”しただけである。自国で調べもしないで、本当に良いのか?という問題がある。(小泉昭夫氏。京都大名誉教授(環境衛生学))


一部の研究者やジャーナリストが調査したところ、日本では特に米軍基地周辺エリアでの水道水中のPFOS,PFOAレベルが基準を大きく超えていることがわかった。

その理由として、米軍基地での大量の泡消火剤の使用や、漏れが影響しているのではないか、と考えられるが、米軍側はこれを認めていない。

注:何度か漏れがあったこと自体は認めているが、それがすなわち近隣水道水のPFOS,PFOAの高濃度汚染に繋がっている、とは認めていない。

全国すべてのエリアでしっかりとした検査が行われているわけではないか、調査された地域のなかでは、特に東京の米軍横田基地のある”多摩エリア”や、大阪の工場地帯などで、特に高濃度の水質FPAS汚染が確認されている。

対策は一切取られていない。

私の個人的意見:日本は、やはり所詮はアメリカ(等)の「人体実験所」なのではないか。原発、原爆の問題も含め。今回のような問題に対して、私も含め、ほぼすべての人々が無関心、不勉強、おまかせ、ほったらかし、である以上、やはり

どーしよーもなっ!!

というところであろうか。今回の問題に限らず、この種の「全住民に大きな損失・不幸をもたらす危険性」をはらんだ問題に対し、少なくとも日本では、解決策は、

なさそうだ・・・

どーしよーもなっ!!!



以上、PFASまとめである。


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出典:
ー 東京新聞 特集
https://www.tokyo-np.co.jp/article/256194

ー 東京新聞 各国の米軍との地位協定の差
https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=256863&pid=1047734

ー US Environment Protection Agency
https://www.epa.gov/pfas/pfas-explained












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