マイナンバーカード問題について

そもそも、マイナンバーカード問題とは?

マイナンバーカードの「どんなところに」「どんな問題が」あるのか?


「どんなところ」が問題か?

ひとつの「背番号」で、一人の人間に関する「あらゆる情報」を「全部まとめて」集められ、(その情報を、一部の人間に)所有されてしまうこと。


つまり、あなたがどんな人間で、だれと、どんな生活をしていて、何が好きか?

ふだん何をやっているのか?

収入や貯金はいくらあるのか?

家族や恋人、結婚、離婚、子どもや親権の有無、自分や家族の障害や病気の情報、学歴、職歴、これまでの住所、電話番号、等々、、、


が、ぜーんぶまとめて集められた情報が、「ひとつの背番号」で収集・管理されてしまう、ということ。

何かを契約する際、購入する際、引っ越す際、クレジットカードを作る際、等、ありとあらゆることで「マイナンバー」を伝えてしまう(または、伝える必要があるとされてしまう)と、そうした情報が全てまとめて、「背番号に登録」されてしまう。


つまり、マイナンバーという名の「管理番号」に、「あなたとは、どんな人なのか?」がかなりハッキリとわかるような情報が蓄積され、それを一部の人間に保管・使用されてしまうことになる。


さて、上記の「一部の人間」は、神様なのか?

これも大きな問題点の一つである。

もし神様であれば、情報の管理や使用をおまかせしても、大丈夫かもしれない。だって神様だから。


もし「神様では無い」場合はどうだろう?

「まちがえる」ことや「ズルをする」「自分が得をするために悪いことをする」「面倒くさがる」「疲れてちょっとテキトーになる」等の問題を、人間は良く起こす生き物だ。


あなたの健康情報を、違う人間の健康情報と「入力し間違えた」。あなたはがん患者なのに、病院に行くとあなたは精神病患者だ、と言われ、誤った処置をされそうになった。

あなたの離婚情報を、「間違えて」関係ない人々にメールで一斉送信してしまった。ある日から突然、結婚相談所からのメールや電話が大量に来るようになった。

「面倒くさくて」「テキトーな」管理をしていたところ、あなたの銀行残高や住所、氏名などを全部まとめて反社会勢力にハッキングされてしまった。


上記のようなことを始め、「あなたは何者で、具体的にどんな人間なのか?」がたった一つの管理番号でわかってしまうため、その情報が「適切でない人」の手に渡ってしまった場合、「ありとあらゆる問題」が発生する危険性がある。


そしてすばらしいことに、前述の通り、私たちは「ニンゲン」であり、「神様」ではない。

神様ではない「ニンゲン」なる生き物は、もちろん「完璧」ではないし、時と場合によって、誰でも「適切でない人」になり得る。


「あなたはどんな人間か」ぜーんぶおまとめ情報を、はたして「ニンゲン」(しかもあなたの家族でも友達でもないニンゲン)に全部おあずけしてしまって、よろしいのか?

要するに、これが「マイナンバーカード問題」である。


あなたは、「よろしい」ですか?


確かによろしくはないが、、、、

興味がない、誰かにおまかせする、自分にはどうしようもない、そう決められたんだからそうなのであろう、そう決められたんだからそれが良いのであろう、そう決められたんだからそれが正しいのだ、そう決められたんだから、もう仕方ない。


これが、日本であり、日本人である。

私も、日本人である。


どないなっとんねぇ~ん!!!


つまりは、そういうことであろう。


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