出生数を調べてみたところ10年後の出生数は20万人になります

 日経新聞に日本の出生数がどんどん減っているという記事があった。2023年の出生数の見込みは70万人前半だという。この数字の持つ意味がいまいち分からないので出生数を調べてみた。

 以下は厚生労働省のページに載っていた出生数と出生率のグラフである。

 このグラフだと2019年までのデータしかないのだけど2019年の時点で出生数は87万人で1989年の時点では125万人、1971年から1974年のベビーブーム時は200万人ほど子供が産まれている。
 それで2023年、つまり今年の出生数は70万人程度。

時系列にすると以下だ。
 
 1971年:200万人
 1989年:125万人
 2019年: 87万人
 2023年: 70万人

 人口動態調査というページから直近5年の出生数も調べてみた。※2022年は載っていなかったので別のページで調べた。

その結果が以下だ。

2022年:77万人
2021年:81万人
2020年:84万人
2019年:86万人
2018年:91万人

 それで今年が70万人。急激に出生数が減っている。年々5万人程度出生数が減っているので、単純に来年の出生数は65万人、再来年は60万人と考えるのが自然だと思う。
 この調子だと2033年、つまり10年後の出生数は20万人になると推定される。
 
 なんにせよ急激な少子化は止められない感じ。そうなると土地代とか家賃は下がっていくだろうし、それはそれでいいような気がする。
 調べたらオーストラリアの人口は2569万人だし、一方で日本の人口は1億2400万人もいる。
 そう考えれば別にどんどん減って3000万人くらいになれば良い気が僕はする。少子化なら少子化でITやらの技術を使って工夫すれば良いと思うし特に問題ないかなという気がします。



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