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愛犬の自宅看護

愛犬のオレオ君(シェルティー・去勢雄・11歳)が金曜日夕方から連続性の嘔吐、食欲廃絶になりました。

土曜日、検査を実施して「急性膵炎による胃腸炎」が疑われました。
その夜には眠れない様子でずっとパンティングをしており、お腹が痛い様子が見られました。嘔吐は薬が効いたようで、症状はなくなりました。

日曜日、食欲は全くない様子が継続したため、投薬ならびに食事量をRER20%から複数回に分けて、ゆっくり食べさせました。

月曜日、朝から下痢と鮮血の便、しぶりが見られるようになりました。食欲はまだないために、RER30%を目安に複数回に分けて食事をさせました。

火曜日、ささみであれば食べるようになりましたが、下痢は続いており、鮮血の便、しぶりは継続的に見られました。投薬内容を下痢の治療に変更しました。

水曜日、排便が認められなくなりました。食欲もほぼ戻りつつありましたが、低脂肪の食事を複数回に分けてRER50%を目標としました。

木曜日、有形の軟便となり、鮮血便は出なくなりました。食欲もほぼ100%となったため、いつものフードをふやかして与えました。

治療は良好に行われて、今はほぼ元の状態に戻りましたが、年齢が11歳である体力が落ちています。散歩を増やしてリハビリを行っています。

急な病気の報告となりましたが、自宅管理における愛犬・愛猫の具体例として自分の犬のケアを良好に行えましたので、どんなことに気を付けていたのか、次回の記事からお伝えできればと思います。

自宅で犬猫の看護をする、今は元気だけど病気になるかもしれない、などの不安を少しでも減らせればと思います。また、新人の愛玩動物動物看護師が気をつけるべきことも併せてお伝えしていこうと思います。

最後になりましたが、改めまして。獣医師をしています。
これから少しずつですが皆さんの犬猫との生活がより良くなるような発信をしていきたいと思います。よろしくお願い致します。

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