新規ライトロードについて雑感
はじめに
みなさんこんにちは。
ライトロードデッキを握り続けて2億年。アキです。
令和5年12月17日、OCGタイムズにて世紀の大ニュースが発表され、世界が震撼しています。
そう、ライトロードの新規カードが発表されたのです!しかも5種!!
これには筆者含め全世界1億人のライトロードファンも大歓喜!
今回は、ライトロード新規カードについて、筆者の雑感をダラダラ書いていきたいと思います。
暇つぶしにでもお付き合いください。
新規ライトロードカードについて
①光道の龍
ドラグーンオブライトロード。
欲しかった効果が揃っています。壊れです。
墓地にライトロードモンスターがいる時、手札からssできます。むしろ今までなぜこのようなモンスターがいなかったのか不思議です。
手札からssできる☆4ライトロードというだけでも強いのに、ssした場合、ついでのように別のライロをデッキから落とします。
そうです。フェリスを落とせばこいつ1枚から☆8シンクロorランク4エクシーズが召喚権なしで立てられます。
壊れです。大事なことなので2回言いました。
こいつ自身が墓地に送られた場合は「裁きの龍」か「戒めの龍」をサーチする効果があります。
そうです。こいつを使ってカオスルーラーを出せばうららがケアできます。
ルーラーは禁止? …そうだね。
とにかく「裁きの龍」にもついにまともなサーチ手段がテーマ内にできました。
これでもう「裁きの入ってないライロはライロじゃない」と言い張る輩をデッキで殴ることができます。嬉しいね。
②ライトロード・デーモン ヴァイス
光属性悪魔族で☆4チューナーというかなり貴重なステータスを持って生まれてきたモンスター。
ss効果の条件もかなり緩く、デッキから落ちても後続を確保できるなど、非常に使い勝手の良いモンスターになっています。
(ただし、うららで止まります。)
けれどもこのカードを本当に強く扱うためにはメインデッキにライトロードモンスターを多く採用する必要がある、というまさに『ライトロードデッキのための新規』。
どっかのドミニオンさんとは大違いです。
まぁ今回の新規でドミニオンさんも出しやすくなったのでよしとしましょうか。
話がそれましたが、こちらのカードも光道の龍と同様、条件を満たせば1枚(2枚)から召喚権を使わずに☆8シンクロorランク4エクシーズを出せるという壊れカードです。
特にこのカードはウォルフやフェリスのような「素引きしたら弱いライトロードモンスター」を能動的にアドバンテージに変えるテキストを持っています。
3枚積む必要性は薄いと思いますが、手札誘発の貫通や、追加の展開など、デッキの突破力を高める上で非常に強力なカードとしてデザインされています。
余談ですが、長らく停止していたライトロードと暗黒界のストーリーが、今回の新規で少しだけ進展しました。
今後の展開に期待が高まりますね。
③ライトロード・アテナ ミネルバ
キャーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!お綺麗!!!!!!!!!!!!!!!
ミネルバも出世しました…フクロウなんかもうおじいちゃんみたいになってます。感慨深いですね。
さて、このカードの雑感を書く前に。
ご存知だとは思いますが、令和5年10月から適用のリミットレギュレーションにおいて、我らがカオスルーラーくんが禁止カードとして投獄されました。
カオスルーラーの不在により、今期のライトロードは以下2点の大きな欠点を抱えることになりました。
① エクストラのモンスターを利用した墓地肥やしの加速ができない
② ライトロードモンスターを除外エリアに用意できず、シャーマンルミナスを強く使えない
①についてはライトロードセイントミネルバや武神帝カグツチなどのエクシーズモンスターから加速することはできましたが、②の条件が満たせず…
②についてはシラユキやリトルナイトなどのカードを使えば用意はできますが、①の墓地肥やしができず…
というように「あっちを立てればこっちが立たず」状態に陥っていたところに、まさに女神が舞い降りました。
ここからはアテナミネルバの効果について見ていきましょう。
①の効果で、S召喚時に素材にしたライトロードモンスターの数だけデッキから任意のライトロードモンスターを墓地に送れます。
枚数そのものは多くないですが、「任意の」という部分が戦略の幅を広げており、ライトロードデッキに新たな風を吹かせています。
②の効果は自分フィールドのライトロードモンスターを除外から守る効果。
後述する融合体の効果から味方を守る効果ですね。
自分モンスターを守護する姿はまさに戦女神。
ついでのようにアトラクターからも味方を守って欲しいものです。
③の効果は、墓地から4枚までライトロードモンスターを除外し、その数だけデッキトップを墓地に落とす効果。
この効果があることによって、先述した2つの欠点を全てカバーできる神カードとなりました。
このように、盛りに盛った初動からつながる、その後の展開の準備を整えるシンクロモンスターとしてデザインされています。
墓地さえ肥えてしまえばあとはいつも通りセレーネからルミナスを吊り上げて展開しまくるだけです。
先攻ワンキルするもよし、LOするもよし、制圧盤面を作るもよし、後手から捲ってライフ8000削りきるもよしとなんでもござれなライトロードデッキの復活です。
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さて、ここからの新規カードは今までの新規カードとは少し性能が異なります。
ついにライトロードにも分かりやすい妨害カードが登場しました!
④ライトロード・アイギス
・ライトロード名称
・無効系妨害カード
・デッキから落ちても強い
以上3つの強みを全て持っている理想的な新規ですね!効果も非常に分かりやすく、ついにライトロードに魔法罠での妨害手段ができました!
このカード1枚デッキに刺すだけで、展開の途中に勝手に妨害数が増える(かもしれない)、という夢のようなデザインになっています!
ただ、このカード単体で展開を伸ばすようなものではないので、あくまで+αの妨害程度に思っておきましょう。
⑤神光の龍
エンライトメント・ドラグーン。
ライトロード名称ではありませんが、ついにライトロードデッキにも専用の融合体が出ました!
これでどこぞの人魚に頼らなくても融合(っぽい召喚)ができるってもんですよ!
メインとなる効果は、誘発即時効果で自分・相手フィールド、墓地のカードを全て除外する、というもの。
相手ターンに相手のリソースを根こそぎ奪う効果はとても強力ですが、その大きな代償として、自分の場、墓地のカードも除外してしまいます。
墓地リソースを使って戦うデッキにおいて、墓地リソースを投げ捨てる行為は正直言ってむしろ邪魔になるかと感じました。
先攻展開の最後に置いておくカードとしては、あまり適した性能ではないと感じました。
どちらかというと、後手から相手の盤面、リソースを荒らして強引に勝利をもぎ取る役になると思います。
このカードそのものの性能はさておき、光道の龍と神光の龍、この2種の新規によって、
「裁きの龍」と「戒めの龍」に明確な採用理由ができた
ということが、ライトロードデッキにおいてかなりの新風となりました。
これで『素引き前提ドラゴン』とかいう不名誉な龍にならないね。
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以上が、今回発表された5種の新規に対する筆者の雑感でした。
メインデッキに入る強化がかなりの壊れ性能だったため、「光の援軍」のバリューがものすごいことになっています。
いつか光の援軍にうらら当てるかめちゃくちゃ迷うような未来が訪れたりするんですかね。
みなさんは光の援軍にうらら当てずに他のパワカに当てましょう!
とか言えなくなるんかな。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はこのあたりで筆を置いて、またそのうち新規入りライトロードの構築と、主要な展開例についても書きたいと思います。
というかライロデッキ、やれること多すぎて何から書いていいのか分かりません。
筆者もこれから、カジュアルからガチまで戦い抜けるライトロードを考察していきたいと思います。
みなさんも今回の新規をつかって、自分だけのライトロードデッキを作ってみてください!
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