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ライトロードについて

はじめに

はじめまして。アキと申します。

高3の時に遊戯王に復帰してから、いつまでもライトロード(以下ライロと表記)を使い続けているのですがなかなかライロ民が増えないので、半ばヤケクソ気味にノート書いてみようと思い立ちました。

関西の方にはライロ民が山ほどいるらしいけど関東では微塵も見かけないのなんでだろね。

需要があるかはわかりませんが、主に公認大会などの大会環境に持っていっているライロの構築とカードの紹介をさせていただきます。

構築と主な勝ち筋について

このデッキの主な勝ち筋としては大きく分けて以下の3つです。

①先攻で6素材ロンゴミアントを成立させる

②相手の増殖するGによるドロー+ケルベクアギドでLOを狙う

③持ち前の手数の多さで相手の妨害を全て踏みきりその上でライフを8000削りきる

大体の場合①の勝ち筋を通しに行きます。
②に関してはG打たれても止まらなければなんとなく通ります。
③に関しては後手用です。
クシャトリラみたいなのは無理ですが、ピュアリィのような既に見えている数回の妨害程度なら手札によっては全て捲って8000通せます。

以下、デッキを回す上でのキーカードについて紹介していきます。

〜No.86 H-C ロンゴミアント〜

言わずと知れたクソカードオブザイヤー。
こいつが悪いというよりゴシップシャドーが悪い。

通常2素材ロンゴミに3素材ゴシップシャドーを挟み込むことで6素材ロンゴミを成立させます。

調子に乗って最初から3素材ロンゴミを出してしまうと、ゴシップシャドーの素材に入る効果も受けなくなってしまうので注意。

〜リプロドクス〜

ロンゴミアントの素材用。☆4のモンスターだけならいくらでも展開できるので、こいつを使って戦士にしてあげましょう。

〜No.75 惑乱のゴシップ・シャドー〜

ロンゴミアントの素材増やすマン。
ロンゴミアントの存在がなければここまで憎まれなかっただろうに。

知ってる人なら泡影とヴェーラーはこいつ出るまでがめられます。しっかりケアしようね。


さて、2023年3月までのリミットレギュレーションでは「スプライト・エルフ」というぶっ壊れ耐性付与モンスターがご存命だったため、ゴシップシャドーの泡影ケアは容易だったのですが、2023年4月からは晴れて使用不能になりました(泣)。

エルフの後釜として、他のカードに対象耐性付与できるモンスターが誰かいないか考えたところ、、、


、、、いました。20th買おうと思ってずっと放置してたやつ。

〜サイバース・クアンタム・ドラゴン〜

「場にリンクモンスターがいれば」他のモンスターを対象にできなくなる効果を持っています。

こいつ単体では機能しませんが、このデッキの特性上、展開する上で最終的には必ず場にリンクモンスターが出ています。

余裕がある場合は先出しすれば後述のセレーネやルミナスへの泡影やヴェーラーもケアできます。

無理してこいつから出しにいくと後がつながらなくなるので、基本的には最後に添えるイメージで。

〜神聖魔皇后セレーネ〜

魔法使い族なんでも蘇生するやつ。
出すと大体「アクセスコードかぁ」って言われます。違うんだなぁ。

未だに確認されますが、このカード、

"名称ターン1がありません"

出せば何回でもカウンターを乗せ、魔法使い族を蘇生してきます。

ムドラケルドウもいるのでフル投入すれば最大9回使えます。おかしいね。

〜ライトロード・サモナー・ルミナス〜
〜トワイライトロード・シャーマン・ルミナス〜

ようやくライロ名称のカードが出ましたね。2枚一気に紹介です。

正直他のライロ名称については紹介することがなさすぎるのでこの2枚だけ紹介します。

さて、この2枚の強みですが、、、

"あらゆる効果に名称ターン1がありません"

以上です。
このヤバさが伝わればあなたもライロ上級者です。

手札コストは必要ですが、セレーネ+ルミナス2種を使えば半永久的に盤面にモンスターが増え続けます。

展開の中でライデン+☆4モンスター(ライデン×2でも可)を並べてロンゴミアントを作ります。

余ったルミナス3体でゴシップシャドーを作れば6素材ロンゴミアントの出来上がりです。


ね?  簡単でしょう??


以上がこのデッキのキーカードです。
他のカードは全て墓地肥やしのパーツや蘇生しやすいモンスター、カオスルーラーを作るための出張セットです。


基本展開について

暴論ですが、このデッキに基本展開などありません。
とにかく墓地を肥やすところから、具体的にはカオスルーラーを出すところから始めてください。

カオスルーラーの成立手段ですが、こちらも主に3ルートあります。

①勇者トークン+ライデン

②punkセットによる展開
※セアミンef フォクシーチューンサーチ
 フォクシーチューンef ディアノートss
 セアミン+ディアノートでカオスルーラー

③光の援軍等で落ちたウォルフ+ライデン

その他デストルドーを使うルートもありますがそこは割愛します。

セアミンnsから入って効果を使うと、その後展開中に拾えたアラメシアが使えなくなるので注意しましょう。

基本的に①か②のルートでルーラーを出しますが、ルーラーss時の効果にチェーンして、

①のルートなら、運命の旅路の装備魔法サーチ効果

②のルートなら、ディアノートの蘇生効果

を発動することを忘れないようにしましょう。
泡影とヴェーラーは知りません。心の中でそっと中指を立てて紳士的に対応しましょう。

ルーラーやケルベクアギドを駆使しながら墓地を肥やしたら、頃合いを見てセレーネを出し、ルミナス2種で展開してロンゴミアントまで行きましょう。

理想的な最終盤面は、

アポロウーサ+サイバースクアンタム+6素材ロンゴミアント

こんな感じになります。

サイドデッキと採用カードについて

さて、このデッキのサイドについてですが、意識的に見ているのは『クシャトリラ・アライズハート』と『深淵に潜むもの』です。

今の構築は申し訳程度に『ディメンション・アトラクター(その他手札誘発各種)』も墓穴の指名者で見ています。そんな都合よく引けたら苦労しませんが。

ターンそのものに付与されるタイプの墓地メタは後から状況を覆すことができないので、明確な止まりどころがないこのデッキにおいては事実上のターンスキップになってしまいます。絶対に止めたいところです。

逆にそれ以外に当てられて怖いものは特にありません。手数で突破して8000削りましょう。

今回は、ハーピィやリブート、墓穴の指名者などの汎用パーツを除くカードについて紹介していきます。

〜カオスハンター〜

クシャトリラメタとして採用。

相手にのみ除外できない制限がかかるので、アトラクターを投げられていても後出しで実質効果を止められます。

大抵の場合、クシャトリラデッキは展開中に『クシャトリラ・シャングリラ』と『クシャトリラ・ライズハート』を並べた上で、『クシャトリラ・ライズハート』の起動効果を使ってレベル変動を狙います。

カオスハンターを投げるタイミングは、『ライズハートの特殊召喚時』または『シャングリラの特殊召喚時』です。

レベル7モンスターが盤面に残った状態でカオスハンターを出しても、『No.11 ビッグ・アイ』を出されてコントロールを奪われてしまいます。

現環境トップであるピュアリィも同時に見るために『接触するG』を採用することも考えましたが、

①手札コストにするカード次第でその後の展開につながること

②カオスハンターが闇属性であること

以上の2つの理由からこちらを採用しています。

〜三戦の才〜
〜三戦の号〜
〜冥王結界波〜

汎用セット。
クシャトリラのような、盤面に多数妨害モンスターを並べてくるデッキ相手に放つ冥王結界波は気持ちのいいこと芝刈りの如し。

特にクシャトリラデッキについては基本展開が通っていればスタンバイフェイズに『シャングリラ』のリクルート効果が既に発動されているはずなので、三戦の号がすぐに発動できます。

三戦の才でアライズハートのコントロールを奪ってリンク素材にしてもいいと思います。

それぞれ、複数枚引いても意味がないため、2枚もしくは1枚の採用です。

〜禁じられた一滴〜
〜エクシーズ・オーバーディレイ〜

こちらは『深淵に潜むもの』に対するメタカードです。

一滴は『深淵に潜むもの』の効果発動に合わせて発動します。
ディレイは効果を発動される前に先に発動し、『深淵に潜むもの』を除去してしまいましょう。

ディレイに関してはピュアリィやクシャトリラに対するメタカードにもなるため個人的におすすめの1枚です。

ただし他に刺さる相手がいないため採用枚数は2枚としています。

一滴に関しても、一般的な展開デッキに対するパワーは高いのですが、『クシャトリラ・アライズハート』や『エピュアリィ・ノアール』に対して無力なため、採用枚数は2枚です。

おわりに

いかがだったでしょうか。

ライトロードというテーマの性質上、デッキの拡張性がありえないほど高く、やろうと思えばこのテーマだけで100個はデッキが組めると思います。

今回紹介したデッキを大会環境に持ち込んだ大体の勝率は7割程度で、高いものではないと思いますが、今回の環境に一石を投じるには十分なスペックがあると感じています。

これを読んだみなさんも、好きなパーツをデッキに入れて、自分の好きなライロ組んでみてくださいね!!





カオスルーラー禁止にならなくてよかったですほんとに。

生きろ、そなたはクソ強い。



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