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生存者バイアスからどう逃れるか。

国内組からのみとはいえ、瀬古選手、西尾選手の日本代表選出はすごいですね。順位的にも失点数的にもなかなか厳しかった一年ですが、セレッソサポーターはうれしいでしょう。最近、試合出ていないですが、来期は(今期もまだ2試合残してますが)、西川選手の活躍にも期待したいところです。

説明苦しくないですかね。少し前のリクナビもですが、自滅していくのは新卒領域の大手あるあるなのかな。

前提として、所属大学による選抜が悪いことかのように語られますが、高卒以上、大卒以上という学歴での区別が一般的にも許されているのに、なぜ大学の偏差値での区別が許されないのかは微妙な問題。最初から高学歴層やら理系にターゲットを絞ったサービスは伸びてますし。業界一位になると公的な存在として公平性が求められがちですね。

何か新しいことを始めるとき、過去の他者の事例を検索する人が多いと思います。その検索で出てくるのは失敗譚よりも成功譚の方が多く「なるほどそういうことか」なんて思って自分でもやってみるけど、参考にした誰かよりうまくいかない、なんてことが多いですよね。

うまくいっている事例は読み物としてはおもしろいし、勇気はもらえるけど、実際には同じようなことをしていても失敗している人の方が多くて(そもそも成功している人の方が多かったらその成功の価値は高くないわけで物語として世にも出ないし)、だからこそ「失敗の本質」のような本がコントラスト的に引き出される。

あらゆるバイアスが世の中にはあふれているけど、事業や組織を運営していく上では、生存者バイアスからいかに逃れるかが大事よく引き合いに出される戦闘機の事例も、それを知っている今となれば「そりゃ、そうでしょ」となるのですが、いざ、自分に置き換えると事が起きる前に気づくのはとても難しい。

生存者バイアス(せいぞんしゃバイアス、英語: survivorship bias、survival bias)または生存バイアス(せいぞんバイアス)とは、何らかの選択過程を通過した人・物・事のみを基準として判断を行い、通過に失敗した人・物・事が見えなくなることである。選択バイアスの一種である。

Wikipediaより

結論として、あらゆるバイアスに共通だけど、しっかりと事実を集め、事実ベースで結論を出すという当たり前の対策しかないんですけど、すべての事実が集められるわけではないので、不確かな状況であっても時間の許す限り情報を集め、自分で決めるのが大事なのかなー。答えになってないですけど。

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