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仕事のセオリー「ゴールから逆算する」

できれば両方と思いつつも少なくともどちらかのチームは決勝に進めるでしょうと思ってましたが、両チームとも残念な結果で今年のシーズンは決勝を待たずに終了してしまいました。しばらく海外サッカーを楽しみます。

プロの世界はもちろん少年サッカーでも必ずしも上手なチームが勝つとは限らないのが勝負事です。負けからも学ぶことはあるとしても、負けていい試合なんてないというのが前提。そして、そのためには勝ち方を知っていることはとても重要ですよね。

とはいえ、勝ち方を知っているとしても、それを体現するレベルの知識や能力は必要不可欠で、勝率をあげるためには上手であるに越したことはない。では、上手であることって何?となるんだけど、上手であることとは、セオリーを知っていること、そして、セオリー通りに動けることだと思うんですよね。

ということでしばらく仕事のセオリーについて書いていきます。一つ目のセオリーは「ゴールから逆算する」です。

ゴールから逆算する

サッカーだと流れの中のゴールの80%はペナルティーエリアからのシュートであるらしいです。また1点のゴールをあげるためには92本のセンタリングが必要という研究も有名ですね。これらのデータから考えると、昔ながらのサイド攻撃(サイドを崩して中央にセンタリングをあげる)は非効率で、早いタイミングで中央にボールを入れる方が効率的と言えそうです。

会社における仕事でも全体をとらえずに局地的に考えてしまいがちで、ゴール(顧客への価値提供)から遠い選択をしてしまうことが多いし、それに時間を使いすぎだったりします。定例の会議だったり、形式的なレポートだったり、昔からやっているルーティンだったり。

仕事とは、自分以外の誰かが本来しないといけないことをその人の代わりにすることです。とすると、自分たちの仕事が、誰のどの仕事を代替するのかを理解しないことには正しい価値提供なんてできないはずです。顧客は誰なのか議論ですね。

たいていの人は、チームで仕事しているので、最終的な顧客(社外顧客)にばかり目を向けていると、逆にそれぞれの仕事の本質から遠ざかることもあるので、自分の仕事の顧客には社内顧客も含めて考えてもいいと思いますが。

顧客への価値がなんなのか、顧客への価値提供の機会がなんなのか、その機会を最大化する方法は何か、そのために今すべきことは何か

結論から考えて、今の自分の行動までの因果を作ることです。AであるならBをする、BであるならCをする、というように原因と結果の関係をつなげることが仕事のセオリーの一つ目かな、と思うわけです。

もっと長く書けるテーマだけど、一生懸命書きすぎると続かないので、いつか補足するとして、今日はこのへんで終わります。


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