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ノアくんに想いを馳せる

ハッキリ言いましょう。

ノアくんがミクさん並に好きです。

ああいう色に惹かれる傾向にあるのでしょうか?なんにせよ凄まじく好きです。
なんと言えばいいのだろう、なんというか、ひどく熱い想いに触れたというか(Omoiだけに)。すごく熱くて、衝撃を受けました。初めてボカロを、イカサマライフゲイムを聴いたときのような。初めてプロ体の動画を観たかのような。そんな衝撃を受けました。

(以下テンションがおかしいです)


そもそもてつさんが告知してた時点で驚きだったんですけどね。「どんな企画なのかな」「何すんのかな」「ダンスだとしてどんな演目かな」とか思ってた中で、リアタイさせていただきました。

ここでひとつ。

グリーンライツ・セレナーデやるとは思わねぇだろうがよォ!!!!!!!!

もう、思考が全部吹っ飛びました。最初の足元が映し出されたときのキラキラ音。あれだけで全てを察しました。吹っ飛びました。雄叫びを上げ、台パンし、天は崩れ、海は割れ、大地くんは就職し身を固めた。(なんてことはなく)素晴らしかった。初っ端の感動や衝撃はぶっちゃけ曲由来の割合が多いけど、あまりにすごい。ダンスも、撮影による魅せ方も、編集も。あまりに。せるろさんに大尊敬のダイソン贈呈。

流石にテンション戻します。
これ、本当に曲選びが本当に良い。

グリーンライツ・セレナーデ。Omoiさん作曲、初音ミク歌唱によるマジカルミライ2018テーマソング。ミク及びボカロPがお互いへ捧げる、ある種のラブソング。ミクのための歌。が、ここでは大きくその想いが変化したといえます。

もしキミが持ってるその魔法で
新しい世界を作れるとしたら?
なんてね 言ってみただけ
そんなの本当は 出来る訳ない

ワケがないでしょ!

初音ミクwikiより

という歌詞。これをノアくんは証明してみせたんですね。彼が持つ魔法、想い、持てる全てを以て、新たなセカイをここに生み出したわけです。そもそも曲自体は知ってた訳ですが、改めてこれに痺れました。

振り返ると遠く手を振ってくれるキミも
この先のどこかで出会えるキミも

誰にも真似できない あなたを抱きしめて
虹色の輝き 間近で見たいから!

初音ミクwikiより

いつかのイベントの終わり際、「またね」と手を振った大スターの「キミ」。
この先、夢を持ってこの業界に飛び込まんとす未来のスターの「キミ」。
みんな、真似することのできない存在で。
そんな皆が十人十色に輝くその姿を、SS席で見たい。
そんな想いを、僕はイメージしました。

っていうか曲名からチョイスがいいんですよね。グリーンライツ・セレナーデ。
「グリーンライツ」というのは、グリーンライトの複数形のこと。そのグリーンライトには「実行許可を与える、ゴーサインを出す」とう意味合いがあります。青信号と同義ですね。
「セレナーデ」は「夜に窓の外で恋人を想って歌う(あるいは演奏する)曲」といった意味で、日本語では「小夜曲」と書かれます。こんなに壮大でアップテンポなのに、「小夜曲」なんですね。
あの作品に落とし込んで考えるなら、「自分自身が愛する世界・これから愛される世界に向かって『君のやり方でいいのだ!』などと数多くのゴーサインを打ち出す、いちファンとしてセカイを想うラブソング」という感じになるのでしょうか。処女作ということで自分自身にゴーサインを出しているとも見て取れるわけですから、彼自身としても、彼自身のデビュー作としても、あまりにもピッタリ。
ここまで壮大に作り上げた上で「小夜曲」と銘打つのは、「特別な存在でない1人のファンとして応援したい」という、ある意味でファンやオタクの思考なのかもしれませんね。

作品自体の感想と言うより個人的な解釈とかの話になりましたが、ほんとに好き。あまりに好き。好きという陳腐な言葉では言い表せないくらいに好き。
ノアくん自身も可愛いのだけど、一旦その姿を切り離して観ていただきたい。ダンス、それ以外の動き、映像、撮影、そして楽曲、本人の概念、盤外で述べられていた想い。全てを享受すれば、本当に震えると思います。
本人の姿形では成し得ない表現をキャラクターに託すスタイル。着ぐるみが持つ、ボカロというセカイにそっくりな形式。やはりそこが大好きですね。

マジで応援します。マジミラ直前に素晴らしいものを、伝説の夜を観させてくれて、本当にありがとう。ハッカワンカンパニー、ありがとう。

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