ストック知識 会計1
B/Sはバランスシートの略で、期末の残りを表す
P/Lはprofit and loss statementの略で、期間中の出入りを表す
原価計算の仕方
前期繰越+当期INー次期繰越=当期OUT
Financial Accounting
財務会計の主な目的はB/S、P/Lなどの財務諸表を作成し、企業の外部利害関係者に対外報告をすること
Management Accounting
より自由な立場から内部の効率アップ、業績評価を目指しており、手法的には直接原価計算が大きな役割を果たす
採算は
一般的に収益ー費用=利益と定義できるが、戦略的に考えることができない。
採算とは固定費の回収戦略とも言える
総費用は以下から構成される 1 変動費(量に比例して動く費用)
2 固定費(量に比例しない費用)
収益 売価は以下から構成される 1 変動単価(材料費)
2 変動価値(商品の付加価値)
しやがって採算戦略的に考えるためには固定費を回収するパワーを生む変動単価をつかむことが重要
会計用語
P=price 平均単価
Q=quantity 量
Vp=variable ratio 変動費率
Mp=marginal ratio 付加価値比率
G=gain 利益
F=fixed cost 固定費
PQ=売上高
VPQ=変動費
MPQ=付加価値
MPQーF=G
PQ=売上高をあげる戦略をとるにしても、価格はそのままで、量をあげるのか、価格をげて、量を2倍にするのか多くの戦略を考えることができる
損益分岐点とは
MPQ=Fと表すことができる。つまり、損益分岐点の本質は付加価値が固定費と等しくなること
また、損益分岐点とはこの点を過ぎると利益が出る戦略的なターニングポイント
売上必要倍率
F/MPQが100%以上の場合今の何倍売らなくてはいけないかを示し、100%以下ならば安全水域までどれくらい下げれば良いかを示す(60%が超優良企業)
F/MPQはまた付加価値固定分配率を表す
MPQ=Fの変形から以下の公式も導ける
PQ(売上高)=F/M
Q(売上数量)=F/MP
採算の眼とは、付加価値MPQと固定費Fを対比する眼である
この定義から2つの戦略が導ける
1 MPQ戦略
2 F戦略
1 MPQ戦略 MP×P
MP=PーVP
Pの戦略(価格競争力、安売りしない)
Vの戦略(現単価をあげる、安く買う)
Qの作戦(バランス作戦、競争力、回転UP)
2 F戦略 F↓作戦(無駄な投資、金利カット、経費節減)
F活用戦略(研究開発などに投資、人・物・金など資源再分配)
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