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【シンガポール 14日間ホテル軟禁日記】#05_ホテル収監篇

2020年8月17日、シンガポールに5ヶ月ぶりに入国。

入国後14日間はシンガポール政府指定ホテルでの滞在が義務付けられている。その14日間+前後数日で、起きたこと、思ったこと、考えたことの記録。

※誤った情報が含まれる可能性、個人の思い込みや考えが多分に含まれていることはご容赦ください。

【Day 1】~14日間 軟禁されるホテルへの移送

いつもと違う空港を出て乗り込んだ大型バスは、4席×20列程度の大型のもの。

海外から入国した僕たち乗客は汚染物扱いなので、後ろ半分に寄せ集められ(乗るのも後ろの扉から)、運転手の安全を完全に確保した状態になっています。

飛行機を降りてからここまで、たくさんのチェックポイントがありながらも、どのホテルになるか的な話は誰からも一切聞かされることはありませんでした。

■ホテルへの淡い期待と入浴剤

Web上では、5つ星のホテルに泊まれて「シンガポール政府ありがとう!」みたいなSNSも紹介されてたりしたので、期待しすぎちゃダメだと思いはしながらも、期待は膨らみます。

表向きは「いやー、期待しないでおきますよ。」とか言っときながら、「どうせ時間あるだろうからお風呂でも楽しもう…!」と入浴剤もバッチリ購入しちゃうくらいのテンションにはなってしまいます。

■感情揺さぶられるミステリーバスツアー

ついに空港を出発。乗客は全部で10名程度。日本からの飛行機に乗ってきた人が多いので、半分くらいは日本人のように見えました。

どこに行くかわからないので、手元でGoogle Mapを起動しつつも、外の景色を確認しないとならず、やることが多くて忙しい。

バスはひたすらに東海岸沿いを走って街中へ。

Singapore Flyerが見えたときは、初めてシンガポールに来たときに「未来の街だなー」とただただ驚いた気持ちを思い出しました。

SIngapoer Flyer側に座っていた人たちがみんないっせいに写真を撮る様子は、新幹線の中から富士山を撮影する日本古来からある風景を思い出しましたが、逆に。

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僕らのバスは、左下に見えてる交差している道路のうち下側の道路を手前から左奥にぐーっと曲がっていった感じ。だから左手の窓から、目の前に大きくSingapore Flyerが見えたわけです。

そしてこの時点で決まったことは、このバスの行き先はMarina Bay Sandsではないということ。交差している道路のうち上側、湾を渡る道路を通ってない時点でMarina Bay Sandsではないわけです。残念。あ、いや、期待してないけど。

そしてバスは街中へ。このルートだと、日本人に人気のMandarine Orientalとかあるのかな…?

↓Mandarine Oriental

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と思ったらすぐ通り過ぎた。いや、ほんっとに期待してないけど。

そして車はどんどん街中へ。

BugisやClarke Quayといった、そんなにホテルがないところを通り抜け、これもしかしたら、このままSentosa島まで行ってShangri Laとかあるんじゃね?!

↓Shangri La Sentosa

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と思った瞬間、ぜんぜんそっちじゃない方向に曲がりました。いや、ぜんっぜん、期待してないけど!

で、着いたのはここでした。
https://goo.gl/maps/K9FDU2Ly2EoK1nYG9

僕の泊まる部屋↓

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そして、入浴剤を楽しむ予定だったお風呂↓

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いや、最悪、ということでは全然ないホテル。

机もある。洗面所も独立してる。

冷静な目で見れば「築10年は経ってる東横イン」が正しい表現な気がする。

14日間の滞在費は食事込みで2,000SGD = 160,000円なので1泊3食付き10,000円ちょっと、ということであればまあ納得できなくもない、という感じ。

ただただ、人間は欲深い、という学び。そして、期待してしまっていた、という自覚。

いつになるか分からないけれど、これは次回の日本帰国で持って帰ります。

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つづく



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