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ロコン系について バクフーンとの差異(全文無料)

 ほのおタイプウィークにてロコンが実装されました。進化系であるキュウコンは同タイプ&同とくいのバクフーンよりもおてつだいスピード(以下おてスピ)が200秒(以下秒=s)遅くなっています。この点だけ見ると下位互換となってしまいます。

 ロコン系がヒノアラシ系と差別化できる点や特有の強味について考察していきます。その後、ロコン系についての結論を述べ、捕獲・厳選するかの指標を提示します。実装されたばかりでまだスキル発動率や食材確率等明らかになっていない部分があることをご承知ください。


ユニーク性・ストロングポイント

2枠目食材がワカクサコーン ラピス解放前でもコーンが手に入る

 現在集められるポケモンが少ないワカクサコーンを集められます。現在5系統のポケモンしか収集できず、その中で3系統(ヌイコグマ系・ミニリュウ系・ラルトス系)はラピスラズリ湖畔解放まで通常出会うことはできません

 解放以前に出会えるポケモンはキュワワーとロコン系のみです。キュワワーはフレンドポイント(以下FP)が16と捕獲が難しくなっています

 以上のことから、ラピスラズリ湖畔解放以前にワカクサコーンを集めるのに使用できるポケモンとして頼りになります。あるいは、食材ゲットSや食材チケットでワカクサコーンを解放するためにLv.25まで育てるといった運用方法もあります。

 ちなみに、ワカクサ大豆・ワカクサコーンは食材の組み合わせとしてはそれほど良くありません。現状これら両方を使用するレシピが存在しないからです。

石で進化 トープ洞窟要員として用意しやすい

 バクフーンとイワークにはきのみ得意としては劣ります。ですが、前者はLv.27&2回進化が必要もう一方はFP16と捕獲が大変です。また、ガラガラもトープで活躍するきのみ得意ではありますが、3500sとこれらのポケモンと肩を並べることの出来る性能ではありません。

 ロコンなら「ほのおのいし+アメ×80」を用意すればいつでもキュウコン(おてスピ2600s)に出来ます。この点からトープ洞窟で活躍するきのみ得意としては、準備のしやすさと高水準のエナジーを兼ね備えています

げんきエール せいかく:げんき下降が使いやすくなる

 このメインスキルによりてもちのげんきを回復し、おてスピをはやくたもつことでエナジーを多く稼ぐことが出来ます。これはてもち全体のレベルが高いほど効果があります。なぜなら、レベルによってきのみエナジーが増えていくからです。これはバクフーンには出来ないことです。

 一方、ヒノアラシ系はエナジーチャージSを持ちます。てもちのレベルが低い場合(=げんきエールの効用が薄い場合)にはそちらに軍配が上がります。

 また、前回のアップデートによりげんき残量の少ないポケモンが優先的にこのスキルの対象となるようになりました。よって、せいかく:げんき下降のポケモンが率先して回復されるようになりました。これにより、このせいかくを持つポケモンを運用しやすくなります

 もしもスキルレベルを最大まで上げるとげんき50.6%回復するようになります。つまり、疑似げんきマクラとしてロコン系を運用できるようになります

エンテイ強化 サブパーツとして優秀

 エンテイのメインスキル:おてつだいブースト(ほのお)はほのおタイプを多種編成することで強化されます。このスキルが発動した際、数回分のおてつだいが即時完了します。エンテイを十全に生かすなら、複数の優秀なほのおタイプをてもちに入れることが推奨されます。

 このスキルによって他ポケモンのメインスキルは発動しません。よって、スキル得意よりも食材・きのみ得意を編成すべきです。ほのおタイプで該当するのはヒトカゲ系・ヒノアラシ系・ロコン系のみとなります。場合別の優先すべき順番を紹介します。きのみSは考慮しません。食材におけるきのみ得意は1枠目+2枠目の平均エナジーから計算しました。()内がその数値となります。

きのみでエナジーを稼ぐ場合
ヒノアラシ系≧ロコン系>ヒトカゲ系
食材でエナジーを稼ぐ場合
ヒトカゲ系>ロコン系(126.6…)>ヒノアラシ系(123)

 こちらは普段のおてスピを考慮していない、食材確率が不明である点にご注意ください。そのような点はありますが、おてつだいブースト(ほのお)の3or4体目としては優れていることが分かります。

 また、ロコン系はメインスキルにより回復役としての役割も一部行えるため、プクリン・ニンフィア・サーナイトの代わりに編成するといった運用も考えられます。このようにして手持ち5体をほのおタイプで埋めた場合、エンテイのスキルで各6~11回(合計30~55回)のおてつだいを完了させられます。

 仮に全員がLv.30で食材を収集せずきのみを2つ集めた場合、3,360~6,160エナジーになります。Lv.50なら5,460~10,010エナジーとなります。実際には食材やフィールドボーナスが関係するため、より大きなエナジーを集められると推測できます。

結論:

初心者から上級者まで活躍させられるポケモン

 初心者にとっては、
アイテムさえあれば2600sのきのみ得意を簡単に用意できる
ヒーラーを用意する前でもげんき回復させられる
育てればワカクサコーンを解放出来る
という強味を発揮してくれます。

 ほのおのいしに1400スリープポイントかかる点には注意が必要ですが、とりあえず1体キュウコンを確保しておくのも一つの手でしょう。つまり、ドードリオのような補助輪的な役割として使えるということです。始めたばかりなら最初の7日間でもらえるスリープポイントを石に追加ましょう。

 一方上級者にとっては、
げんきエールSでヒーラーの手伝い&エナジー稼ぎ
エンテイ強化要員
ヒノアラシ厳選の繋ぎ
として活躍させられます。

差別化したいならスキルに目を向けるべき=プレミアムパス向け

 役割の被るバクフーンよりおてスピが遅くきのみによるエナジー稼ぎでは勝てません。この観点からだけ見れば下位互換にしかなりえません。よって、メインスキルを活用しなければ独自性を発揮させられません。

 個性を出させるには、
メインスキルの種が不可欠である
きのみS+スキル系サブが欲しいため厳選基準が高め
ほのおのいし用のスリープポイントを捻出する必要がある
といったハードルが存在します。これらを乗り越えるにはプレミアムパスが必要です。厳密には期間限定パック等の購入や日々スリープポイントを貯めることでもどうにかなりますが、それらよりもパス加入が手っ取り早くお得です。

総じて優秀だが、ほのおタイプ最強ではない

 単体での性能も優れ、てもちにも良い影響を与えられることから優秀なポケモンであることは間違いありません。ただ、抜きんでたポケモンの多いほのおタイプの中では最強というわけではありません。

捕獲・厳選するかどうかの指標

 ここまでロコン系について紹介してきました。ここからは捕獲や厳選を行うかの基準(≠採用基準)を提示します。人によってこれら以外の要素があり、プレイ状況や課金状況にも左右されるため普遍的なものではありません。

捕獲・厳選する

  • ロコン・キュウコンが好き

  • 図鑑を埋めたい

  • 初心者で初期ブースト要員がほしい

  • ラピスラズリ湖畔解放前でワカクサコーンを解放したい

  • エンテイのおてつだいブースト(ほのお)を強化したい

  • 同じポケモンを手持ちに入れたくないがトープきのみ要員が欲しい

捕獲・厳選しない

  • 他に優先すべきポケモン(ヒノアラシ等)がいる

  • 既に育ったヒノアラシ系がいる

  • エンテイを使用するつもりがない

  • 育成リソースに余裕がない

  • 捕獲リソースに余裕がない

余談 微課金勢の個人的判断

 結論から言うと、わざわざ厳選はしません。余裕があれば捕まえる程度です。

 キュウコンは人気があり、ビジュアル・性能的にも優れていると思います。ですが、私には現在育成待ちのポケモンが大量にいます。また、ヒトカゲ厳選中であるためどうしても優先度が低くなってしまっています。何よりも十分に育成を行ったバクフーンが既にいます。もしもヒトカゲ等優先度の高いポケモンがリサーチに出ず、ロコンが出現したなら捕獲する程度の気持ちでいます。

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