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【本文無料】エナジー効率の良いレシピ:カレー・シチュー編【ポケスリ】

 おまけのスプレッドシート以外は無料で読めます。何が効率的なレシピか知りたい方は、”>”がたくさん使われる章現在のなべ容量以下の部分を確認すると手っ取り早いです。

 カレー・シチューにおいてエナジー効率の良いレシピが気になったので調べました。一部を除き食材の集めやすさは考慮しません。

 最後にこの記事を通しての所感を書いておきます。


簡易的料理エナジー式

 料理から得られるエナジーの式を紹介します。簡略化したものですが以下のようになります。

{(レシピ食材のエナジー×食材の数ボーナス)×レシピレベルボーナス+追加食材エナジー}×フィールドボーナス

 実際には途中途中で四捨五入や切り捨てが挟まります。この中でプレイヤーが介入できるのは追加食材エナジーレシピレベルボーナスフィールドボーナスのみとなります。

 レシピレベルは該当の料理を作成しエナジーを稼ぐほど上げることが出来ます。大量の食材を使うレシピや高エナジーの食材を使うレシピの方がレベルを上げやすくなっています。

 フィールドボーナスは1週が終わりフィールドを移動する際、フィールドごとに5%づつ貯めることが出来ます。これは料理と関係なのでこれ以上触れません。

食材の数ボーナス

 レシピに使用する食材の数によりボーナスが決められています。追加食材は関係ない点にご注意ください。以下が一覧となります。

<一覧> ボーナス レシピ食材数
6%   7~9
11% 14~16
17% 22~26
25% 32~38
35% 53~55

 このことから大量にレシピ食材を使う料理の方が基本的にエナジー効率が良いと言えます。ただし、レシピに使用する食材のエナジーが高い場合、食材を大量に使用するレシピよりもエナジーが多くなることがあります。具体的にはあぶりテールカレーが該当します。

<例>(上の文章で理解できた方はスキップしてください)
 例えば、仮に55個の食材を使い食材で1,000エナジーを出すレシピがあったとします。この場合、ボーナスは35%なので350エナジーとなります。
 一方、食材7個使い10,000エナジーを出すレシピの場合、6%で600エナジーとなります。
 このように使用する食材によっては食材の数ボーナスが低くても実際のエナジーは上回るといったことがあります。

エナジー効率のグラフ

 下のグラフはレシピレベルを除き、追加食材0の時、総エナジーからレシピ食材元々のエナジーを引いた数値をグラフにしたものです。つまり、食材の数ボーナスで得られたエナジーを比較したグラフということです。

 基本的に数値が高いレシピ程、エナジー効率の良いレシピだと考えます。なぜなら、この数値にプレイヤーが介入できないからです。この数値を今後のグラフではで表示し、”差分”と呼称します。

 このグラフだと以下の順でエナジー効率が良いとなります。ですが、なべ容量を考慮していない点にご注意ください。

<エナジー効率順>(レシピボーナス1%毎のエナジー)
ぜったいねむりバターカレー(90)
あぶりテールカレー(75)
ニンジャカレー(62)
からくりネギもりカレー(59)
おやこあいカレー(45)
キノコのほうしカレー(40)
ビルドアップマメカレー(33)
ほっこりホワイトシチュー(31)
とけるオムカレー(20)
サンパワートマトカレー(19)
ひでりカツレツカレー(18)
満腹チーズバーグカレー(18)
マメバーグカレー(8)
ベイビィハニーカレー(8)
たんじゅんホワイトシチュー(7)
とくせんリンゴカレー(7)

各なべ容量エナパ最高レシピの比較

グラフの説明

 各最大なべ容量におけるエナジーパフォーマンス(以下エナパ)が最も良いレシピを比較したグラフです。各なべ容量帯比較及びねむりカレーとどちらがエナパが良いかの参考にご利用ください。

 ”21”や”55”等数値のみのグラフはその数値をなべ容量上限とし、レシピに空きがあれば単体エナジー最小のとくせんリンゴ(90エナジー/1個)を追加したエナジーを表記しています。なべ容量が足らず作成できない場合は無表記としています。これらのレシピは食材数が異なり、そのまま比較することが出来ないためこのような方法をとっています。

 ”55カカオ追加”のグラフはレシピの空に上位食材以外で最も単体エナジーの高く、カレー・シチューのレシピで1度も使用しないリラックスカカオ(151エナジー/1個)でレシピの空を埋めた場合のエナジーです。参考までに表記しています。
 2枠目にカカオが設定されているカメックスであれば1日30個近く集めるので一応再現性がある状況として想定しました。

 からくちネギもりカレーがこのグラフに追加されているのは、あぶりテールカレーが非常に量産しづらく、同なべ容量におけるエナパがそれの次に良いためです。

テールカレー>ねむりカレー>ネギカレー>ニンジャカレー>ほうしカレー>トマトカレー>オムカレー

 ”55”から上記の順番になると考えます。効率の観点では、この優先度でレシピを育成すべきと考えます。食材の数ボーナスと相関はあるものの、必ずしもそれが多い順ではないと分かります。

 実際にはこれらのレシピを作ることがエナジー稼ぎにおいて有効とは限りません。ご自身の所持しているポケモンによって変わるため参考までにご利用ください。

テールカレー>ネギカレー>ねむりカレー>ほうしカレー>ニンジャカレー>トマトカレー>オムカレー(追加食材が55より多い・追加食材の単価が高い場合)


 ”55カカオ追加”のグラフからと以上の順になります。なべ容量が55より多い場合、単体エナジーがカカオ未満でもこの順番になります。
 一つ前と比べるとネギカレーがねむりカレーを、ほうしカレーがニンジャカレーを上回っています
 追加食材の単体エナジーがカカオ以上の場合なべ容量が料理パワーアップで拡張されている場合にはこの順番を参考にするとよいでしょう。

 以降は各なべ容量ごとに各レシピの短評を載せておきます。

なべ容量15 トマトカレーに注目

 ここでは寝顔35種類発見以前までで作れる料理だけに絞って考えます。ゲームを始めたての方や食材が足りない場合にしか作ることはないでしょう。

注:サンパワートマトカレーの総エナジーは1943エナジーが正しいです。

<エナジー効率順>
サンパワートマトカレー
ひでりカツレツカレー

マメバーグカレー
ベイビィハニーカレー
たんじゅんホワイトシチュー
とくせんリンゴカレー

単品料理 他に作れない時用

 ここの中でサンパワートマトカレーとひでりカツレツカレー以外は1種類の食材で作れ、食材数が7つになっています。これらは単品料理と呼ばれることがあります。

 1種類で作れるレシピはそれぞれにそれほど大きな差はありません。あえて言うなら集めやすい食材に対応したレシピを育てればいいと思います。それよりも他のレシピを育てることをお勧めします

カツレツカレー マメバーグからステップアップ用

 このレシピから2種類以上の食材を求められます。マメミートにオイルを加えれば作れるので、マメミートが安定供給できるならマメバーグと組み合わせて作るといいんじゃないかと思います。

 同程度食材数を使うレシピと比べ跳びぬけているわけではありません。そのため、マメバーグからのステップアップ用に設けられているレシピだと私は判断しました。

トマトカレー なべ容量21レシピを超えて優秀なレシピ

 全体のグラフを見てもらうと分かりますが、なべ容量21で作れるレシピよりも多く差分を稼いでいます。このことから育てるべきレシピだと考えます。後述しますが、ディグダ系を手持ちに入れネギもりカレーとローテーションするといいと思います。

 初期にもらえるピカチュウ+カントー御三家では集められないレシピです。同時にカレー・シチューで要求されやすいげきからハーブを始めて使用するレシピでもあります。そのせいか同程度の食材数レシピよりもほんの少し抜けています。

 始めたての初心者には難しそうに見えるレシピですが、これらを食材とくいで集めるポケモンは有用なものが多いため実際にはそれほど難しくはありません。

なべ容量21 

 なべ容量21では2つのレシピが追加されます。ポケスリを始めて2~3週間でこの位までは解放出来ると思います。これらのレシピはそれまでのものに食材を追加して作成できます。

チーズバーグカレー 初心者のステップアップ用

 モーモーミルクとマメミートで作れるレシピです。これらは初期に手に入るカントー御三家の2体が食材得意で集めてくれるため、どちらか1つは集めやすいと考えます。もう片方を何とかして集めれば作成できます。

 差分が低く、ひでりカツレツカレーにも負けてしまっています。このレシピに一時的にお世話になるのは良いですが、このレシピを育てることはお勧めしません。

とけるオムカレー トマトカレーには劣る

 オムカレーはトマトカレーより総エナジー及び差分で優れています。でしが、総合的にみるとトマトカレーには劣るレシピになっています。投稿時点での評価であり、今後のポケモン追加で変わってくるかもしれません。

①食材数が1多い
 トマトカレーより食材数が1多くなっているのに61エナジーしか増えていません。単体エナジー最小のとくせんリンゴ(90エナジー)をトマトカレーに追加しただけで逆転されてしまいます。”各なべ容量エナパ最高レシピの比較”で提示しているグラフを見ていただければ分かりやすいと思います。

②とくせんエッグ必要数が多い
 現在とくせんエッグは食材とくいで集めることが出来ません。それなのに1回あたり10個も要求されます。それならこのレシピよりエナジーパフォーマンスが良く必要数の少ないビルドアップマメカレーを作る、同じくエッグを必要とするおやこあいカレー用にとっておいた方が賢明だと考えます。

なべ容量27

 ここからLv.30で解放される食材が使用され始めます。ビルドアップマメカレー以外のレシピで2種類づつ求められます。上位食材1種類だけでは作れない点にご注意ください。

ホワイトシチュー 育成非推奨

 上位食材のほっこりポテトとあじわいキノコを使用するのにこの容量帯で最もエナジー効率及び総エナジーが低いです。キノコのほうしカレーと食材が完全にかぶっている点もマイナスです。

 作るとしたらこれらの食材がキノコのほうしカレーに足らない、これらを集めるのが食材とくいでない場合だと思います。

 ちなみにビルドアップマメカレーと食材数を同じにするためリンゴ4つ追加した場合、こちらが上回ります。

ほうしカレー 高効率(実質3位)&独自の長所

 この容量帯では最も効率的なレシピです。後述しますが、食材的に作成難度の高いテールカレー、料理パワーアップやキャンプによる一時的ななべ拡張が必須のおやこあいカレーを除くと実質的にこれがエナジー効率3位だと考えます。

 使用食材が2種類だけという大きな強みがあります。これを作りたいときは食材得意のポケモンを2体編成するだけで済むということです。
 また、食材バッグを最大の500まで拡張している場合、1週間(=21食)分をあらかじめ用意しておけるというメリットがあります。つまり、1週間手持ちに食材用のポケモンを編成する必要がなくなるということです。

 これ以上に効率の良いレシピでは出来ないユニーク性を持ったレシピです。育成する価値はあると考えます。

ビルドアップマメカレー 上位食材無しでは最高峰、作成難易度高め

 これ以上なべ容量を必要とするレシピでは必ず1つ以上上位食材を使用します。このレシピで上位食材無しのレシピは打ち止めです。

 また、ここまでのレシピの中で唯一の4食材使用レシピです。他にはニンジャカレーとねむりカレーしかありません。必要食材の種類が多いことから安定してこのレシピを作ることは難しいと考えます。よってレシピ育成も簡単ではありません。

 ふといながねぎ・ほっこりポテト・おいしいシッポといった上位食材解放にしばらく時間がかかりそうであれば育ててもいいんじゃないかと考えます。但し、無理にこのレシピを育てるほどではないとも思っています。これを作成するために手持ちのバランスが崩れてしまったらきのみエナジーが下がってしまうからです。

 個人的には、シアンの砂浜でドードー系+チルット系+ミートとハーブを集めるポケモンのてもち構成の時に狙うのがいいと思います。エッグの使用量が少ないためあらかじめ貯めておくというのも手です。

なべ容量33

 このなべ容量のレシピは非常に優秀な二つとなっています。主にこれらを育成していくことが目標になると思います。

ネギもりカレー 実質1位 育成超推奨

 このレシピではこれまで使用していない上位食材ふといながねぎを使用します。他は1枠目からでも入手できる食材です。食材的に無理のない範囲で集めることが出来、安定して作成することも不可能ではないため実質的に最も優れたレシピだと考えます。

テールカレー 最強レシピ 作成難易度:ゲキムズ

 このレシピがエナジー効率において最も優れたレシピです。ただし、現在ヤドン系が2枠目で1つ集めてくる”おいしいシッポ”を8個も使用します。ヤドン系最速のヤドキングは基準おてつだいで1日25回のおてつだいで、食材おてつだい確率が16.47%のため1日程度4個しか集めません。

 また、げきからハーブを25個使用するためそれを集めるポケモンに負荷がかかります。おそらくそれなりに育成されたゲンガー1体(2枠目ハーブ個体)で1日に集められるかどうかだと思います。

なべ容量39

おやこあいカレー 手間に対するリターンが低め ポテトだけ解放できてる方向け

 とくせんエッグやとくせんリンゴといった集めづらい食材と上位食材のほっこりポテトを使用します。そのような手間がかかる割にはなべ容量33のレシピや27のキノコのほうしカレーに劣るエナジー量です。
 同じく上位食材を1種だけ使うネギカレーの方がエナジー効率に優れていることからもこのレシピの育成優先度は低くならざる負えません。

 ただし、ほっこりポテトだけ上位食材を解放、それを集めやすい環境にあるのであれば便利なレシピだと思います。ポテトを集めるゴローニャやウツボット、ルカリオを育てて居る方が当てはまるでしょう。

ニンジャカレー 実質2位 

 安定して作成できるレシピの中で2番目にエナパが良いレシピです。必要な食材がビルドアップマメカレーと50%同じです。そちらを作る際に使っていたポケモンと食材を流用できます。

なべ容量55(190種・なべ容量45で追加レシピ無し)

ねむりカレー 2位 なべ拡張が必須

 現在このレシピを作成するには必ずなべを拡張しなければ作ることが出来ません。

 最重量レシピなだけありエナジー効率2位のレシピです。このレシピが育っていると日曜日や料理パワーアップを貯めた月曜日に大量のエナジーを獲得できます。既に述べていますが、追加食材やレシピレベルによっては、他のレシピがこれよりもエナジーを多く産出することがある点にご注意ください。

所感

 以下に書いてあることは、あくまで私の感想です。

カレーにおけるほっこりポテトの価値

 ほっこりポテトはLv.30で解放される食材です。それなのに単体エナジーは、最初から集められるげきからハーブやリラックスカカオに負けています。その点ではこれらよりも優先すべき食材ではないと言えます。

 従って、この食材の真価は豪華なレシピを作れるようになることだと私は考えています。ですが、カレーにおいてポテトにより作成できるようになるレシピはエナパが非常に優れているとはいいがたいです。優れてはいますが、上には上がいるといった感じです。
 エナパに優れたねむりカレーの作成に必要ですが、なべ拡張が必要でありレシピレベルを上げ辛く、追加食材によってはネギカレーに負けてしまうのであまり私は評価していません。

 以上から、カレー・シチューにおいてほっこりポテトは優先して集めるべき食材とは呼べないと考えます。集めるなと言っているのではなく、ふといながねぎやあじわいキノコ等他の上位食材を優先すべきということです。

ディグダ系のカレー適正とネギカレー&トマトカレーの組み合わせ

 ディグダ系は1枠目食材にトマト、2枠目にながねぎを集めます。これらによってエナパの良いネギカレートマトカレーを作成できます。これらは互換性があります。このことからディグダ系の集める食材の組み合わせはカレーにおいて抜きんでていると考えます。これは現在他にいません。

 ネギカレーとトマトカレーはげきからハーブがかぶってしまいます。トマトカレーからトマトを抜き、ジンジャーとながねぎを付け足せばネギカレーになります。つまり、げきからハーブ以外の食材が足りているときはネギカレー、足りない時はトマトカレーにするといった方法が取れます。言い換えれば、これら2つのレシピに互換性があるということです。ディグダ系であればこれが狙い安いです。

 私の経験ですが、食材下降せいかくのダグトリオ1体では毎食分のながねぎを集めることはできません。推測になりますが、食材上昇せいかくでも1体では無理でしょう。トマトカレーが足りない時を補ってくれます。

 以上のことから、私はカレー・シチューにおいてディグダ系を高く評価します。

 

参考

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