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[初心者] 英語の辞書には〇〇用があるって知ってましたか? [英英辞典]

 こんにちは、Aki-Hello です。

 今日は英単語の意味を調べるとき、誰もがお世話になるであろう辞書についてのお話です。

 インターネットにはオンラインで見ることのできる英語の辞書がいくつもあります。その中で英語初心者の方が知っておいた方がいい、むしろ勉強を始めた頃にこそ触れておくべき辞書サイトについてご紹介します。

* [再確認] 辞書にも種類がある。

 ここでサイトへ行く前にちょっと、改めて辞書について考えてみましょう。

 英語だと別世界のように感じている人がいるかもしれないので、まずは日本語の辞書について考えてみます。

 日本語で、でも、何か調べ物をしたい時、辞書って1つでは無いですよね。

 ここで、「小学生向けの辞書」って聞いたら、皆さんはどんな辞書を思い浮かべますか? あまり難しい言葉を使っていない辞書とか、どうでしょう。

 勘のいい人はもうなんとなく気づいたかも知れません。そう、英単語を説明する辞書の中にも、比較的簡単な言葉で ”語釈” しているものがあるんです。

 「語釈」とは、*語 の 解*、つまり、ある語について分かりやすく意味を説明することです。

 ここで僕が語釈と言う言葉を出したのは、これからご紹介するサイトと英和辞典との違いをお話しするためです。

 実は英和辞典って、そこに載ってるのは英単語の語釈ではなく、英単語の翻訳(例) なんですよね。

 これからご紹介するサイトは、英単語を語釈しています。語釈に使われているのは英語なんですけれども、〇〇向けに比較的簡単な英語が使われていますし、これが読めるとその英単語の理解がより深まると思います。

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この〇〇に入る言葉、それは「学習者」です。(英語で learners)

*学習者用の英英辞典

 英語学習者向けのオンライン辞書サイトは、「Learners」「dictionary」で検索すると海外のサイトがいくつも出てくるでしょう。

 残念ながら、英単語について日本語で語釈してくれてる辞書はありません。

 ですから、英語の語釈を読まなければいけないわけですが、でも、いや、だからこそ、それを目にするだけで得られる価値・経験値が3つあるのです。

* 学習者向け英英辞典は良き

 学習者向け英英辞典を読むことで得られる価値・経験値は次の3つです。

 (1) 意味の説明の仕方
 (2) 別の言葉での言い換え方
 (3) 英語に慣れる(表現に慣れる)

 それでは順番にお話ししていきます。

▼ (1) 意味の説明の仕方を知る

 英語を話して何をしたいかって言うと、頭の中にある想いを相手に伝えたいと言うことですよね。そういう時に、説明をすると言う場面は必ず出てきます。

 学習者用の英英辞典を普段から見ていれば、そういう説明の表現にも慣れ親しむ事ができるのです。

 例えば僕は、語釈をいろいろ読んでいるうちに「Especially」の使い方を覚えました。

▼ (2) 別の言葉での言い換え方を知る

 知ってたはずなのに単語が出てこない、思い出せないってことありますよね。そんな時も、普段から言葉を説明する表現を学習者用の英英辞典で見て慣れておけば、どういう事が言いたいのか別の言い方を探したり、話したりしやすくなります。

 英単語の語釈って、見方を変えると、その単語について色々と言い換えて説明しているもの…ですからね。

▼ (3) 英語に慣れる。表現に慣れる。

 英単語の意味を調べる時、その英単語が後に自分の使いたいものであればなおさら、学習者用の辞書の語釈を読むべきです。

 英語の本を読むのが苦手な人でも、英語を勉強してるなら辞書を開く回数は多いのではないでしょうか。その機会に、日本語だけではなくて、英語の表現にも触れる回数を稼いでおくのです。

 全く英語がわからない頃、最初は難しいかもしれませんが、回数をこなすうちに徐々に分かるところが増えてきます。語釈そのものを機械翻訳にかけるのもアリかも知れませんね。英語を使うために勉強しているのですから、少しずつでも英語に慣れる訓練は必要だと思います。

 余談ですが、Subject や verb 、object などの文法用語についても、英語を学習者用の英英辞典で語釈を読むと、英語の世界ではどういう風にその語を考えているのか、見えるものがあるかもしれません。

* サイト例を二つ

 最後に、オンラインサイトの代表例を二つ、ご紹介して終わります。

**ロングマン現代英英辞典 | LDOCE **

https://www.ldoceonline.com/jp/

LDOCE とは、Longman-Dictionary-of-Contemporary-English の略です。

アドレスに「/jp/」を含むこのサイトなら、英和や和英も見れるので、英語⇆日本語がしやすいです。

**Merriam-Webster's Learner's Dictionary **

http://www.learnersdictionary.com/

 この Merriam-Webster という所もアメリカでは有名みたいです。

 Longman とはまた違った語釈をしていたりするので、両方のものを見比べると、また新しい発見があったりします。
 また、こちらの辞書はアメリカ英語的な感じみたいです。

※ この辞書を使って、気に入った所などを記事にしました。※

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 単語の意味を調べるという行為だけで得られる情報がたくさんあります。
 英英辞典、最初慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れるととても強い味方になります。

 インターネットにつながってホームページを見れる人はぜひ試してみてください。

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