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これまでの分、思い切り暴れさせてもらうぞ!!!青軸メタガルX

本記事をご覧いただきありがとうございます。米所のアキと申します。

本記事では15弾(エクシード•アポカリプス)環境における青軸メタガルXの強みと魅力、環境の立ち位置や各対面の動き方を自分なりに書いていきます。目次は以下を参照してください。


自慢話(読み飛ばし推奨)
15弾環境におけるメタガルは2弾連続の強化もあり環境デッキの一角まで躍り出ました。僕自身も青軸メタガルXを使用した15弾環境のエボリューションカップでは優勝2回、2位1回、12位と全ての大会で勝ち越すことができました。こんなにいい成績を残せたのは今期が初めてです。それだけ多くのデッキに対して勝ち筋を作ることが出来るデッキです。それだけ今の青軸メタガルXは強いんですっていう自慢でした。

1.青軸メタガルXの強み

アニマルコロシアム以前のメタガルXの強みはワンショット性能と豊富な除去手段の2点が挙げられました。そしてアニマルコロシアムとエクシード•アポカリプスで新たに収録されたカードによって新たな強みとして安定感と対応力の増加が追加されました。これによりテーマとしてのデッキパワーが格段に上昇、環境トップメタの位置まで上り詰めています。

単純なカードプールの増加により青軸メタガルも様々な型が台頭しています。これにより対戦相手に自身の動きが読まれにくい、もしくは読み切っても全ての動きに対応をすることを不可能にさせるという強みも得ました。知識が勝敗に直結するカードゲームにおいてこの利点はかなり大きいです。これまで単調な動きのワンショットだったものが複数の手段を持つ事で相手の行動に裏目を作りやすくなる。自身のターンで相手に合わせた戦術をとれるというはこれまでになかった大きな強みと言えるでしょう。

以上の事から現環境の青軸メタガルXは自分好みの闘い方でしっかり勝てるというカードゲームの魅力を体感しやすい素晴らしいテーマになっています。まだメタガルで遊んだ事ないテイマーさんは是非一度遊んでみてほしいと思っています。

2.デッキリストと採用カード解説

現在僕が使用しているデッキリストの解説に移ります。リストはこちら!!!

1000日後にフルパラになる青軸メタガルX

前述したように今の青軸メタガルXは自分好みの闘い方ができます。僕は「あらゆるデッキに対して勝ち筋を生み出す構築」で戦うことが好きなので1枚積みのカードが多くなりがちです。圧倒的ドロー力で引き込みやすいのも青軸との親和性があって良きです!

では採用カードの所感と理由に移りましょう。

Lv2
プカモン(BT14)

罪状:お手軽ジャミング付与罪


執行猶予付きで許されているLv2です。こいつは確実に制限行きなので遊べる内に遊び倒しましょう。ジャミングのお陰でアポカリモン相手を突破しやすくなっているので現環境には必須のカードだと思います。

Lv3
ガブモン(BT15)

ガルルモンの毛皮パーカーとか発売されないかな

15弾で追加された強強ガブモン。メイン効果はもちろん進化元効果の1ドローが偉すぎます。メタガルACEの出力を上げながらPワーガルのSA+1を得る動きや、15弾ヤマトとの相性が良く初手で引きたいカードになります。登場時効果は無いため6弾ガブモンとは役割が異なります。そのため3枚採用にすることでバランスを取りました。

ガブモン(BT5)

おててかわいすぎな

ガブモン名称でありながらサーチが出来る万能カード。進化して良し、登場して良し、ガブXの進化元になるため先行1ターン目の登場からガブXの繋ぎが出来ればかなり安定した立ち回りが出来ます。
唯一の欠点は進化元効果が無い所くらいで個人的に不採用にする理由がないと考えています。新規のガブモンが進化元効果持ちで優秀というのもあり現在は3枚採用でバランスをとっています。

ガブモンX抗体(BT9)

パライラストカッコよすぎる…

新規のガブXと比べサーチのパフォーマンスは劣りますが、プカモンから0コス進化できるX抗体持ちとして重宝しています。主な運用方法は新規のガブXと同じです。Lv3の配分が難しいところですが、原種とX抗体の比率を同じにした方が上振れを狙いやすいと考えたため2枚のみの採用としています。

ガブモンX抗体(EX5)

パラがあったら財布が爆発するところだった

このデッキを支える最強のリソースカードです。登場して強い、進化して強い、進化元効果も強い。なんで4枚見て2枚回収できるんですかね??しかもX抗体名称ならなんでもいいの??なんで???それで登場コストが3ときたもんですからデジカのインフレを感じます。いいの?本当にこんな強いカード貰っていいの??と不安になりながら使ってます。
プカモンから1コスト進化なのが欠点として感じがちですが、場面を選べばLv3進化に1コスト使うことが出来るというのは長所になり得ます。この場面と言うのは主に2つ、「先行1ターン目」と「相手にメモリーを1で返したい場面」です。
まず「先行1ターン目」で使う利点です。これは後攻相手の順当進化の典型ムーブであるLv4へ2コスト進化→Lv5へ3コスト進化の動きをこちらが一手遅れて同じ動きで返した時に、相手側にメモリーを1で返せることが利点となります。次ターンに相手のLv6が進化した場合は進化時効果解決だけでターンが渡りますし、トレーニングやメモブ等で相手が育成エリアから出ない場合はこちらもサーチ等でワンショットの準備を進めることが出来ます。先手でありながら相手のメモリーコントロールを無理なく行える点は個人的にとても評価高いです。でも実践においてめちゃくちゃ役立った!って感じた場面は少ないので多分どうでもいいんだと思います。忘れてください。
次に「相手にメモリーを1で返したい場面」ですがこれは単純に使用メモリ1だとなんやかんや噛み合って相手に1返しできる時があるよねって感じです。
とにかく最強カードなので4枚採用です。つよい。

Lv4
ガルルモン(P)

ずっと強いこのカード

何回もドローできる方のガルルモンです。見切り発車でもこいつのお陰で何とかなった試合は数しれず。登場コスト4なのも地味に偉い。シンプル故に語ることがあまりないカード。
新規ガルルと採用枚数を取り合うカードですが、自分のデッキでは最速でワーガルを育成に構え、相手の動きに対応してプランを選ぶことを主軸にしている為進化元効果がより優秀なこちらを3枚と多めに採用しています。

ガルルモン(BT15)

ガブモンってこんな小さかったっけ…?

新規で追加されたヤベー奴です。強すぎ。紫ヤマトも青ヤマトもヤマト空もなんでも出せる。強すぎ。環境に合わせてチューニングしやすくなったのはとても強いです。これから先どんな環境になってもこのカードがあれば何とかなると思います。割とマジで、強すぎ。
じゃあなんで2枚しか採用してないんだ!!!って話になるんですけど、このカード序盤に使うとめちゃくちゃ強いんですけど序盤にガブモンをノーリスクで前に出せてかつヤマトとセットで手札にあるってなかなか要求値が高いんです。この動きを前提とした構築に寄せれば再現性は上がります。しかし、どんなデッキにも対応出来る動きを考えた時に最速でワーガルを育成エリアに構えるが自分の中の結論になったため、最速ガルル→ヤマトの動きはこのデッキでは上振れムーブの1つとして割り切った考えの元採用枚数を2枚にしました。本当はもう1枚増やしたい。枠ない。

ガルルモンX抗体(EX5)

罪状:強すぎ罪

実刑確定執行猶予付きで許されているないLv4。
このカードこそ書くことない。みんな強いの知ってる。ガルル強化で天敵のベルスター強化するな。アポカリの強化もするな。ガルルを強くしにきたんじゃないのか。紫強くなったせいでこっちはキツい思いしてるんだ。なんだお前。どっちかって言うとヴィラン寄りだぞ。

Lv5
ワーガルルモン(P)

2次予選パラ自力で勝ち取りたかった

最強のLv5。DPラインが6000故にホリエンやエンウーACEのケアを考えなければいけなくやった事以外弱いところが無い。セイバーハック帰ってきたしガルルX生贄に帰ってこないかな。こないな。新規ガブモンの進化元効果1ドローのお陰でメタガルACE乗せても手札を8枚以上にしやすくなったのがとても強いです。毎試合初手に引きたい。

ワーガルルモン(ST16)

満月とワーガルのイラストは総じて神

紫の方。登場コスト8は金剛やDCDボム、DGディメンジョンといった黒のオプションを避け、DP8000はホリエンやエンウーACEのマイナスによる消滅を避けるハイスペックな子です。
連パン性能を持ちながらの進化元効果の消滅もACEケアや対アヌビの盤面処理に使えてとても器用に立ち回れる個人的にとても好きなカードです。1枚で複数の役割を持てるカード、いいですよね。加えてこのデッキではベルゼXの進化元になれる点も優秀です。
ワーガルの枠は採用候補が多すぎてとても悩むところですが、役割の多いカードのため2枚採用です。

ワーガルルモン(BT1)

そのメリケンサックはゴールドデジゾイド製なのかな

通称借金ワーガル。このカードに注目したテイマーさん本当にすごい。こんな強いと思わなかった。最近見るし採用してみるかーって採用したら強すぎて抜けなくなった。
主な運用方法はSECメタガルとのコンボで、無理なくSECメタガルに進化できゲームを決めることが出来ます。+3してくれるお陰でサーチガブとガブXのプレイを実質0コストで行えるので、メタガルACEプランのフィニッシャーが不足してる盤面でも活躍の場があります。基本2本目の育成からフィニッシュを決めるために使います。終盤までに引けていればいいカードため1枚のみの採用です。

ワーガルルモンX抗体(BT9)

雪景色とガルルのイラストも総じて神

0コスでアクティブにLv4以下バウンスが弱いわけない。現環境では主にアヌビを意識して採用しています。ワーガルで雑に盾削りに行く時も使えて強いです。あるとなんだかんだ使う場面が多いなって印象があるため2枚採用しています。

ワーガルルモンX抗体(EX5)

尻尾だけ毛が柔らかそうなの可愛いね

最強のLv5。現環境ではアポカリモンによる山破棄を逆手に取り必須パーツを回収出来たり、盾落ちしていたカードを回収できたりとデッキとしての安定感を底上げする進化時効果は魅力ですね。進化元効果のアクティブも言わずもがな優秀です。
進化コスト1かかるため進化時のメモリー計算は間違えないように気をつけましょう。また、トラッシュ回収も慎重によく手札と盤面を見ながら行いましょう。僕とのお約束だよ!(1次予選でSECメタガルをトラッシュ回収すれば勝ち確だったのに頭働いてなくてどうでもいいカードを回収した結果負けた顔)

Lv6
メタルガルルモンACE

イラストのエモさ100億万点

巷ではコイツが1番やってると噂の子。わかる。
実質0コスト進化で盤面除去しながらメタガルX乗るムーブ強すぎ。青紫ワーガルX(X抗体込)から0コス進化→メタガルX進化→アタック時にワーガルX効果でアクティブ→メタガルX効果でレベル低全バウンス→X抗体効果発揮→オメガX進化でレベル高全デッキバウンスのムーブはできると頭溶けそうなくらい気持ちいい。これがしたくてこの構築にしてるまである。快感!愉悦!勝利!
もちろん攻めだけでなく守りでも強い。雑にワーガル発進させてACEの読み合い押し付けられるのが偉いです。手札総数が増えやす青軸だからこそ手札破棄もデメリットに感じにくいです。
このデッキのサーチカードの中でメモブとクールボーイの対象にならないため3枚採用することで確実に手札に引き込めるようにしています。

メタルガルルモンX抗体(BT9)

俺の推しが今日もカッコよすぎる

魂の切り札。このデジモンが好きだからこのデッキを使ってる。
収録されて1年以上経つカードではありますが、未だに一線で戦えるのはバウンス対象が「全て」であること。ワーガルルモンラインの細かな除去を合わせれば盤面全除去も難しくないのか現環境でもアヌビモンやガンマモン、Dブリ/デジ対、植物等展開を得意とするデッキに有効に働きます。
このデッキでは全てのサーチに対応している為採用枚数を2枚にしています。なのでできる限り見えたら拾いましょう。

メタルガルルモン(BT15)

パラも持ってるけどこっちの方が好きで使ってる

新弾ぶっ壊れ枠。弱い能力が1つもない。完璧。でも進化コスト4を用意している間にやられるのが今の環境。恐ろしい。
最大の真価を発揮するためには進化したターンに攻撃することが求められますが下準備が必要となり速度を重視したこのデッキではコンセプトと若干のズレがあります。そのため1枚採用であくまで選択肢の1つとしての扱いをしていますが、活躍するシーンは度々あるので2枚にしてもいいと思います。構築難しい。

ベルゼブモンX抗体

魔王が救世主として目の前に現れたんだが

対ベルスター最終兵器。ワンショットは決まらない相手なので、ギリギリまで盾の要求値を下げてこのカードで安全にフィニッシュを狙います。新規の紫入りX抗体ラインのおかげでトラッシュが越えるので何かと役に立つ1枚です。X抗体名称のサーチに引っかかるので手札に引き込みやすいところも良きです。隠し球として抱えていられると有効なのもあり、1枚のみ採用です。

Lv7
オメガモンX抗体7(BT10)

この堂々とした立ち姿、惚れる

このデッキのフィニッシャーです。盾破棄によるリーサルスピードの上昇と全体除去が今の環境にマッチしていると考え2枚採用しています。このカードの有無で試合の結果が変わることもよくある為必ず引いておきたい1枚になります。しかしながら現状このカードを使うタイミングは1度しかなく、手札でダブった場合は破棄対象となるくらいしか有効な使い道がありません。1枚進撃オメガに変えてもいいなと思いますが、引けなくて負けた試合を作りたくないため2枚にしています。ここは好みで差し替えて問題ないと思います。自分もそのうち気分で差し替えてるはずです。

デクスモン

新規イラストおめでとう🎊

対アヌビ、植物最終兵器。現環境最もシェアを取ってると思われるアヌビと天敵植物に非常に刺さる1枚です。その他Dブリ、赤黄ハイやハンターといったデッキにも有効ですね。個人的にメタガルなら1枚は必ず欲しいカードだと感じます。
メタガルXデッキは良くも悪くも順当進化のデッキなので1度失速したら立て直しに1ターンは消費します。アヌビであればメタガルXの除去を見越して、Lvを散らした道連れブロッカーの展開を、植物であれば大量展開からのクオーツモン着地というように相手目線でこちらが詰みと思われる状況を1ターンで作られてしまいます。しかしデクスモンはその動きを全て逆手に取ることができ、逆転の芽を生み出すことが出来ます。
何よりこれまで自分自身が青軸メタガルXを使用してきてデクスモンをケアされたことが1度もありません。そのくらい対青軸メタガルにおけるデクスのガードは低いのです。それも相まって刺さりやすい1枚になります。(これ公開したことで今後ケアされたりしたらやだなあ。)
環境デッキや天敵にされて嫌な動きを1番逆手に取れるのはこのカードであり、デッキテーマとしての弱点を保管し合う良きパートナーであるデクスモンはメタガルには必須だと感じているため1毎採用しています。(ゼヴォとは真逆な関係だ…)

テイマー
石田ヤマト(BT15)

いつかパラにするから待っててね

ガルル使い全員が待ちわびた名称サーチテイマー。こういうのがいいんだよこういうのが!!
ガルル(BT15)による踏み倒しはもちろん、素出ししても十分強いカードです。メモリー+の条件も達成しやすく本当に良いカード。クラコレガルルとも相性良くてこれからのメタガルXを支えてくれる頼れる1枚。自分は枠の都合で3枚にしていますが4枚採用が多いですしその方が安定して強いと思います。
欲を言えばBT14タケルみたいに自身の効果でもメモリー+して欲しかった。

クールボーイ

いつか…金色に…

これも特に今更語ることのないカードです。少し前までこの枠をトレーニングにしていたのですが、ベルゼX採用に伴いX抗体のバリューが上がったことを理由にクールボーイが帰ってきました。あと攻撃プラグインの条件達成にも繋がるしね。必須じゃないけどあったら便利だよねって感じなので2枚採用です。

オプション
攻撃プラグインA

カードスラッシュ!!!!(クソデカ大声)

元からこのデッキで採用されていたカードですが、現環境ではアポカリモンのホリドラによるチェック-をケアする役割が1番大きいです。このカードを採用しているとPワーガルとプラグインどちらか1枚引けていれば貫通が狙えるため要求値に大きな差が生まれます。採用し得です。
雑にワンショット組む時にも使いますし借金ワーガル、青紫ワーガルX、SECメタガルとシナジーの噛んだカードが多いため意外と活躍の場が広いです。枠カツカツのため1枚のみの採用ですが、ワーガルでぶん殴るのが好きなんだ!!ってテイマーさんはもっと増やしていいと思います。

ブルー・メモリーブースト!!

ガブモンの笑顔可愛いね☺️☺️☺️

サーチ枠です。トレーニングとの選択になりますが、個人的にはメモブの方が好きです。理由としては大きく2つ、「サーチ範囲が広い」「メモリーを増やせる」の2点です。
「サーチ範囲が広い」というのが利点になる理由としては単純にこのデッキの必要パーツが多く要求値が高いからです。だって2枚捲るより4枚捲った方が欲しいカードある確率高いじゃん!っていうただそれだけの理由です。でもトレーニングはヤマトやアイスウォールも拾えるじゃん!って意見ももちろんその通りなのですが、このデッキはデジモンさえ揃っていればテイマーやオプションに依存しないテーマなのでヤマトやアイスウォールが拾えることと欲しいデジモンカードを高確率で探せることを天秤にかけたらデジモンカード探せる方が良いと言う結論になりました。
次に「メモリーを増やせる」利点です。メモリーを増やすことで、理想ムーブであるワーガルを育成に構えた後の動きで青紫ワーガルXとメタガルX進化に必要なコスト軽減、紫ワーガルの進化コスト軽減、デクスモンの登場コストの軽減、プラグインの使用コスト軽減と言うようにトレーニングでは出来ない動きがメモブでは実現可能になります。
以上2点の理由からこのデッキではトレーニングよりメモブを優先して採用しています。枠の都合で2枚のみですが、どうにかしてもう1枚採用したいと考えています。

アイスウォール!!

旧イラストも趣あって好き

最強の受け。現環境だとアヌビにもメタガルにも刺さる。手打ちして良し、盾から捲れて良し!

X抗体

ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙(限界オタク特有の叫び)

オメガX、ベルゼX、メタガルX、ワーガルX、全ての擬似踏み倒しを行う最強カード。盾のメモリー+も強い。メタガルACEブラスト進化からのお祈りで勝てる試合もあるかも(ない)。
2枚採用で落ち着きました。

他採用候補カード
このデッキでは採用を見送りましたが、デッキテーマとして相性の良いカードについても触れていこうと思います。

ガブモン(EX1)

テイマーや後続のガブモンを引き込める優秀なカードです。しかし登場時効果がない点と、ガブモン名称とテイマーカードを重要視した構築では無いため、今回は採用していません。

ガルルモン(EX1)

ガルルモン(BT15)と違い場にヤマトが居てもヤマト(BT15)をアタック時に踏み倒すことができる点が非常に優秀です。しかし進化時効果が無い点やアタック時にヤマトが手札に無いと何も出来ない点、ヤマトのサーチも万能では無い点を考えてシンプルに1ドローできる方が場面を選ばず強いと考え採用を見送っています。各種メタカードを引き込むためにも名称指定サーチより1ドローの方がデッキに合っています。

ワーガルルモンサジタリウスモード

テイマー依存になりますが2面除去と戦闘耐性付与はかなり強力です。アヌビモンを筆頭に紫のテーマはガジモンが並びやすいため、採用するに越したことはないと思います。自分も今の構築でガジモンの処理が厳しいと感じたら採用しようと考えています。あとはウッコモンを軸にしたアグロに対しても有能に働く可能性があり、今後活躍が見込まれるカードになります。
現在はワーガル(ST16)とワーガルX(BT9)で小型除去は満足に行えているため採用していませんが、その内ワーガルX(BT9)を1枚変えると思います。

ワーガルルモンACE

レストを封じる強力なロック効果を持った偉い子です。ミラーで非常に強化な一枚でこの一枚で相手のテンポを大きく遅らせることができます。その他ムゲンのアナログマンやBPマシマシブロッカーになったウォグレ、道連れブロッカーのアポカリなど縛る相手は多く環境にも合った一枚です。しかしACE故にオーバーフローの裏目や自身に進化元効果がないことがネックとなります。このデッキではメタガルACEの動きをメインとしているため、オーバーフローのリスクがあまりに大きくなることを嫌って採用を見送りましたり他のワーガルが軒並み優秀なのもあります。



オメガモン(BT5)

オメガXのリーサル条件に届かない場面で使える強い子。あるに越したことはない。1枚刺したい。枠がない。

石田ヤマト&竹之内空


ガルルモン(BT15)から1コストで登場できる点や、小型除去、メモリー+条件の緩さとハイスペックなカードです。これがあると緻密な戦術も採用できるのがとても強いですね。
このデッキではガルルモン(BT15)の採用枚数が少ないことと、素出しの動きが弱いことを考え採用を見送りました。

石田ヤマト(ST16)


3コスト確保と手札破棄のメモリー+はこのデッキとも相性良くて採用したかった1枚になります。しかしヤマト&空と同様の理由により採用を見送りました。とにかく安定感を求めた構築になるとサーチ付いてるヤマトが優秀過ぎてこちらの枠を作れませんでした。強いんですけどねこのカード。

ハンマー•スパーク


受け良し手打ち良しの最強カードです。メモリー1足りないを解決してくれるのは強力ですが、安定感重視で考えた時にノイズになることや使用タイミングが限定的なことを考え今回は採用を見送りました。

3.環境デッキとの相性

この項目ではアニマルコロシアム以降に台頭したデッキテーマや収録カードにより強化されたデッキテーマとの相性について触れていきます。
14弾以前のテーマとの相性については自分が以前書いた記事をご参照ください。だいたい相性は変わってないです。(手抜き)

有利対面
SoC
15弾の強化によりSoC側は序盤から積極的に攻撃しながらトラッシュを肥やす動きが出来るようになりました。これによりスピード勝負ではメタガルにも負けにくくなったところは脅威と言えます。しかしメタガル側も2回回避持ちのメタガルというヘルガルに対する回答を得たため、速度勝負の分とメタガルプレイによる制圧のしやすさにより以前より勝率が上がったように感じます。
SoC対面はヘルガルのケアとワンショットをいかに早く作るかがカギとなるため、盤面を除去しながらSECメタガルを立てて蓋をする展開を狙いっていきましょう。

デジ対
対面経験が乏しいので信憑性はありません。デジモンの効果が効かないのは厄介ですが、ゴリ押しで勝てた経験が多いので多分有利対面です。

四聖獣
この対面はX抗体付けて殴ってメタガルXで全バウンスすれば勝ち!!っていう動きができれば勝ちます。できなければ負けます。試合の中で1度はデーヴァ登場でメモリーを貰える場面があるのでそこからサーチを重ねていけば大体メタガルXを持ってこれるので頑張って探しましょう。ファンロンモンはどうしようもないので無視してください。デカいワンコが殴ってくるだけです。

五分対面
レオモン

勝手にやられて退化やDP-押し付けてくる当たり屋テーマ。バウンスで除去出来れば楽ですが、動き出しは相手の方が早いためゆっくりしているとそのまま負けます。最近は勝ち越してる記憶がありますが、オプションの裏目を踏んでいないラッキーが重なっているところもあるため五分としています。バンチョーレオモンのSA-やめてください、まじで。

リヴァイアモン
リヴァイアモン特有のメタ性能に苦しめられることは少ないですが、盾の受けが強く、紫特有のガジモンが並ぶため簡単には突破できません。ですが相手側もメタガルに有効な動きが少ないのでギリギリまで育成に篭って小粒で盾減らしてからショットを仕掛けましょう。そこでロストルムとかセブンライトニング踏んだらドンマイってことで何とかして勝ちましょう。

微不利対面
アヌビモン

現環境を象徴するようなテーマです。めちゃ強い。育成から出てきたアヌビモンを返しのターンで処れるかどうかが全てです。仕留め損ねたら負けます。ただアヌビ側も最速で道連れブロッカー複数とガジモンは立てられないので何とか合間を縫って破壊しましょう。いざとなったらデクスモンが何とかしてくれます。ありがとうデクスモン。

アポカリモン
現環境を象徴するテーマです。最近アヌビに押され気味なイメージがありますが、メタガルで対面はできれば避けたい相手です。新制限により若干パワーが落ちたのでこちらが最速でショットを組んだり、青軸ワーガルXのトラッシュ回収などで上手く対応できれば勝てない相手ではありません。
ただ有利かと言われるとそうでは無いよなあというのが個人的見解です。最初のアポカリモンが出るまでは贅沢にメモリー使ってショットの準備をしましょう。メモリー4.5渡しても向こうはあんまりやることないはずです。多分。最速ムーブ決められたらキレていいです。ホリドラを許すな。

不利対面
ガルルベルスター

無理。なんで同じ速度で殴ってくるのに向こうは受け強いのか意味わからん。
相手のワーガルを処理しながらギリギリまで耐えて、ベルゼXで決めるのが理想です。あとはお相手が事故るのを祈りましょう。

ガルルベルゼ
ガルルベルスター同様受けが強いのに同じ速さで勝負してくるのでキツイです。オプション捲れないことを祈りましょう。

ムゲンカオス
SECメタガルのお陰で楽勝になったじゃーん!とか考えてましたが現実はそう甘くなかったです。ヤマトは焼かれ、退化され、嫌なことばかりされます。SECメタガルに進化してかつワンショットを決めるのが思ったよりも大変でまだまだ不利な対面だなと感じました。SECメタガルに寄せた構築なら五分以上はあると思います。


最後に

長文の記事をお読みいただきありがとうございました。現環境のデジカは好きなテーマで勝てるとは言い難い環境かもしれません。ですがこの記事で1人でも多くメタガルの楽しさに触れ、好きになっていただければと思います。
もちろんメタガルを使ったからといって勝てるわけではありません。活躍してるテイマーさんはそれだけの時間や労力をかけて、センスを磨いてきた結果、成績を残しています。自分も青軸メタガルXを一年半近く使ってきたからこそ自分好みの構築でエボカ優勝を果たせたと思っています。
だからといって同じ時間労力をかければいいというものでもありません。盗めるものは盗んで自分の糧にしていきましょう。メタガルXを使用するテイマーさんの1勝に僅かでもこの記事が関わることができたのなら本望です。超テイマー、DC-1、そして国内決勝とデジカのトップを決める戦いがこれからも続きます。その中でメタガルXの名が残ることを願い、締めとさせていただきます。改めまして、本記事をお読みいただきありがとうございました!

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