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BBTAGにアプデがあったら、RWBYからは誰が参戦するのだろう?

ここのところBBTAG界隈が盛り上がってる気がします。俺のアンテナの張り方が変わっただけかもしれませんが、ジャイフェスがあったり、GWOがあったり多くの人の目に映る機会があるように感じています。そんな中10/10(土)からはアークシステムワークス公式大会のARCREVOがオンラインで始まり、最終日である10/24(土)にはBBTAG部門のトーナメント開催が予定されています。こうした状況で、ツイッター上では大会後にBBTAGのアプデが発表されるのではないかという噂が流れたりもしているようです。自分自身エンジョイ勢というのもあって個人的には現状のバージョンに満足しており、アプデを心待ちにしているというわけではないのですが、それだと話が終わってしまうのでせっかくだから参戦予想みたいな話でもしてみたいと思います。とはいえあまり格ゲーには詳しくないですから、原作をしっかり知っているRWBYの話に絞っていきます。

製作上の都合などを考えるとRWBYから参戦キャラを選択する場合、以下の2点を考えなければいけないと思います。
1. Volume 1~3において目立った戦闘シーンがあるか
2. 武器、戦闘スタイル、センブランスはどういったものか
まず1についてですが、RWBYは原作が格闘ゲームではないということで攻撃モーションなどは原作の戦闘シーンから持ってくる必要があると思います。日本語吹き替え版が4までしか出ていないこと、3までと4以降でストーリーが大きく変わっていること、現在参戦しているキャラが基本的には3までをもとにしたデザインになっていることからVolume 3まででの活躍が重要かなと思います。そして2についてですが、各キャラの戦い方が格闘ゲームで再現できるかという点も重要ではないかと。特にRWBYキャラにはセンブランスという唯一無二の個性がありますから、これが戦闘に向いているものかどうかというのは参戦に大きく影響しそうです。

前置きが長くなりましたがここから本題に入っていきましょう。とはいえRWBYはたくさんのキャラクターがいるので、ここは海外の格ゲーコミュニティであるTFGが行ったBBTAG参戦希望キャラ投票の結果を参考にさせてもらおうと思います。投票の結果は以下のようになっています。

1位: クロウ・ブランウェン
2位: ローマン・トーチウィック
3位: ピュラ・ニコス
4位: ジョーン・アーク
5位: ノーラ・ヴァルキリー
6位: シンダー・フォール
7位: アダム・トーラス
8位: ペニー・ポレンディーナ
9位: ライ・レン
10位: サン・ウーコン

この10キャラについて参戦がありそうかなさそうか個人的な意見を書いていきます。なお、原作での扱いに触れることになりますのでうっすらネタバレがあります。

クロウ・ブランウェン 参戦: ありそう
ルビーとヤンのおじでありハンターであるクロウが人気投票では1位になりましたが、参戦もさせやすそうだと思います。彼が原作に登場するのはVolume 3からですが、ワイスの姉であるウィンターとの戦闘シーンが描かれており、戦闘方法も銃、大鎌に変形する剣を使った見栄えのあるものです。BBTAGにおいてはルビー・ゴルドーチームの勝利セリフで名前が登場するなどアークシステムワークスにその存在はしっかり認知されているようです。1つ気になる点があると知ればセンブランスで、彼のセンブランスは周囲の運気を下げるというもので自分で制御のできるものではないという点です。これを格ゲーに落とし込むことが出来るのか...。

ローマン・トーチウィック 参戦: なさそう
ニオの上司であり、Volume 3まででの主要な悪役の1人であるローマンが2位に入っています。ただ個人的には参戦はなさそうかなと。戦闘シーン自体は1から3にかけて何度かあり、仕込み杖を使った戦闘でルビーやブレイク、サンなどと互角の戦いを繰り広げています。ただ派手さがないというか、彼がセンブランスを持たないというのもあって技を設定するときに困りそうという印象があります。作中では軍から強奪した巨大歩行兵器で戦うシーンがあったので、このへんをディストーションスキルにすればいけるか...?

ピュラ・ニコス 参戦: ありそう
チームJNPRの一員であり、ビーコンアカデミー入学前から高い実力を持つピュラは格ゲーキャラとしても作りやすそうな印象です。Volume 1から登場しているキャラであり、3では彼女の戦闘が数回描かれています。盾と投げ槍、剣、ライフルに変形する武器を用いた戦闘スタイルは近距離から遠距離までの戦闘手段を網羅しており格ゲーにも向いていそうです。また磁力を操るセンブランスにより投げた武器を自在に動かすというアクションはマイのような感じで実装できそうです。個人的に好きなキャラなので参戦したらうれしいですね。

ジョーン・アーク 参戦: なさそう
チームJNPRのリーダーであるジョーンの成長は作中でも大きく扱われるものであり、RWBYの主人公の1人であると思っています。ただBBTAGへの参戦はなかなか難しいのではないかと考えています。彼は戦闘能力がかなり低いキャラクターであり、また、Volume 3時点でセンブランスを持っていないという点も厳しいです。戦闘方法も普通の片手剣と盾でちょっと地味。作中では洞察力やリーダーシップに秀でた描写が多いですがBBTAGではなかなか発揮できなさそうです。

ノーラ・ヴァルキリー 参戦: ありそう
チームJNPRの一員で、おバカな感じの女の子がノーラです。戦闘シーンに関してはJNPRでの戦闘シーンが何度かあるのでモーション作成に困ることはなさそうです。グレネードランチャーに変形するハンマーを使った豪快な戦闘方法で近距離から中距離を主戦場とするキャラクターとして実現できそうな感じがします。センブランスは電撃を吸収し自分の肉体を強化するというもので、少し実装が難しそうな気がしますが、自傷攻撃などを取り入れることで再現できそうかと。

シンダー・フォール 参戦: ありそう
Volume 3までのボスキャラクターであるシンダーは格ゲーに落とし込みやすそうなキャラクターだと思います。火炎を操る、ダストと呼ばれる強力なエネルギーを持った鉱石の粉末から双剣や弓矢を作り出す等派手な戦闘スタイルは格ゲーでも見栄えすると思いますし、作中ではルビーやピュラと対峙しておりモーションの参考になるシーンも多そうです。作中の立ち位置もかなり重要なポジションなので参戦キャラを1キャラ選ぶとなったら名前が挙がっておかしくないと思います。

アダム・トーラス 参戦: なさそう
テロ組織ホワイトファングのリーダーであり、チームRWBYと敵対関係にあるキャラクターのアダムです。刀を使った戦闘方法が非常にかっこよく、その刀で受けた攻撃を吸収し強力な一撃を放つというセンブランスも非常に強力で面白いのですが、如何せん日本語吹き替え版だけを見ている人からは認知度が低そうな印象を受けます。というのも俺の記憶が正しければ吹き替え版での戦闘シーンがVolume 3の数分しかないので...。

ペニー・ポレンディーナ 参戦: ありそう
個人的に本命と思っているのがペニーです。ワイヤーでつないだ複数の剣を空中で自在に操り、飛ばす、斬るといった攻撃の他、剣を円状に配置することでその中心から巨大なレーザーを放つなど派手で多彩な攻撃は格ゲーでも映えるように思います。ホワイトファングやピュラとの戦闘シーンもあり攻撃モーションの参考シーンは非常に豊富です。実は彼女はアンドロイドであり、BBTAGに参戦した際にはアイギスやラビリスたちとの掛け合いが期待されます。センブランスを持っているか明らかになっていませんが、十分個性的な戦闘スタイルなので問題ないかと。

ライ・レン 参戦: なさそう
チームJNPRの一員のレンはノーラの幼馴染であり、クールな印象の少年です。レンの武器は銃身の下部に垂直に刃がついた二丁拳銃であり、これを使って近遠距離でのスピーディーな戦いを繰り広げます。Volume 1時点で巨大な蛇型グリムとの戦闘シーンがあるなどモーションには困らなそうです。ではなぜ参戦がなさそうと考えているかというと、センブランスが戦闘向きのものではないためです。彼の能力は自分や周囲の人物の負の感情を抑制するというものです。原作において、グリムは人の負の感情に集まるという習性を持っているため非常に有用なセンブランスなのですが、BBTAGでは役に立たないでしょう。

サン・ウーコン 参戦: ありそう
サンはファウナスと呼ばれる種族でサルの尻尾をもったキャラクターです。原作ではVolume 1から他校の生徒として登場しチームRWBYとは友人関係にあります。ローマンとの戦闘シーンなどもあり、戦闘ではショットガンが組み込まれたヌンチャクで近接戦闘を行ったり、ヌンチャクを変形させて棒術で戦う等トリッキーな動きを見せています。センブランスは自分の分身を生み出すものでありBBTAGでいうとペルソナのように使えるのではないかと思います。

10人分個人的な感想を書いてみました。ほかのタイトルとは違ってRWBYキャラは格ゲーからの参戦というわけではないので、制作の立場からすると参戦キャラを選ぶのが難しそうな気がします。人気キャラでもモーションが作れなかったらダメだし、逆にモーションがつくりやすくても人気がないと売れないし。まあアプデがあるのかそもそもわからないので妄想はこれくらいにしとこうと思います。10/24はARCREVOのBBTAG部門を楽しんでアプデ発表があったらラッキーくらいの気持ちでいきます。出場者の皆さん頑張ってください。
それでは。

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