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BBTAG大会観戦記「ジャイフェス第2戦目」

1. はじめに

BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE(以下BBTAG)の盛り上がりを何らかの形で手伝いたい。そんな思いから大会観戦記を書いてみることにしました。
今回はジャイフェスことKING of GIANT Festivalの第2戦目です。(第1戦目は都合により観戦できていませんでした。)
こちらはプロゲーミングチームTeam iXAの剛田選手が主催するオンライン
大会で、この第2戦目からBBTAG制作元のアークシステムワークス公認大会となっています。(配信アーカイブはこちら)

この記事では、私が個人的に選ぶ大会名(迷)場面を4つ紹介していきます。
(剛田選手より画像の掲載許可を頂いております。)

2. 個人的大会名(迷)場面集


2.1 空飛ぶ愛

1つ目はルーザーズラウンド4、メルカヴァに直斗、千枝、ブレイクなどを組ませる多キャラ使いのGRPT/BE/Dora選手対はぁと・バティスタ使いのR-DASH選手の一戦(アーカイブ02:34:30~)。R-DASH選手の勝ちぬけにリーチがかかった4試合目の一コマです。メルカヴァ一体となってしまったDora選手は滑空を使い何とか逃れようとしますが...

ジャイフェス2_Dora_あるだ

シュッ!フォホワワワワワワワ...

相手が空を飛ぶなら自分も飛べばいいだけのこと。逃げるメルカヴァをガッシリ捕まえ、見事あるだ選手が勝利をつかみました。独自のシステム、ホーミングダッシュを駆使して縦横無尽に駆け回る姿が印象的だった愛の戦士はぁと、相手を決して逃がさないのも一つの愛の形なのかもしれません。

2.2 ベイルブリンガーは214BC

2つ目はウィナーズラウンド5、ルビー・雪泉使いのりょーた選手対ハイド・レイチェル使いのドミー選手の一戦(アーカイブ03:14:05~)。カウント1-1で迎えた3試合目、りょーた選手が体力の少ない雪泉一人となり、ドミー選手のクロスコンボに捕まり絶体絶命。しかしながら、そこで事件が起こりました。

ジャイフェス2_りょーた_ドミー

永久に眠れ!

左端でレイチェルに捕まっている雪泉をハイドの突進技ベイルブリンガーでトドメという場面だったのですが、入力されたのはハイドがその場を攻撃するジャイルボルテクス。「何してんだァーー!!」という剛田選手の絶叫が響き渡りました。この後は何とかリカバーしドミー選手が勝ち抜けましたが視聴者からは「ドミーさん??」、「ベイルブリンガーのコマンドは214BCですよ!」といったコメントが寄せられました。なおドミーさんは今大会の優勝者です。

2.3 ブラックデス

3つ目はルーザーズラウンド6、ブレイク・クマ使いのPIZAMAYO選手対はぁと・ユズリハ使いのげろしゃぶ選手の一戦(アーカイブ03:28:00~)。PIZAMAYO選手勝ち抜けリーチの3試合目、終盤のブレイクとユズリハ互いにパートナーが落とされ一騎打ちの場面。お互いレゾナンスブレイズを発動した中、ブレイクの投げが通りPIZAMAYO選手のコンボが始まります。長めのコンボでゲージを回収し、コンボの締めは...

ジャイフェス2_PIZAMAYO_げろしゃぶ

ASTRAL FINISH!!

ブレイクのアストラルヒート、ブラックデスで勝負が決まりました。発動条件がかなり限定的であるもののヒットすれば相手を確実に倒すいわゆる一撃必殺技です。アークシステムワークス作品を象徴するシステムですね。ド派手な決着にコメントも大盛り上がり。実は私もブレイクを使っているので非常に印象的なシーンでした。

2.4 これぞオンライン大会?

最後はウィナーズラウンド4、イザヨイ・オリエ使いのシゲ選手対ヒルダ・クマ使いのSURUMAIDEN選手の一戦(アーカイブ02:03:34~)。1試合目、画面端で崩されたSURUMAIDEN選手にさらなる悲劇が襲い掛かります。

ジャイフェス2_シゲ_SURUMAIDEN

SURUMAIDENさーーーーん!!

画面がロビーに戻ると、そこにSURUMAIDEN選手の姿はありませんでした。オンライン大会ならではのアクシデントに襲われたSURUMAIDEN選手。大会規定に基づき1試合目を落とし、動揺があったかどうかはわかりませんがシゲ選手に敗れ、ここでルーザーズに落ちることになりました。なお、この後SURUMAIDEN選手はルーザーズセミファイナルまで泳ぐことになるのですが、この日はどうにも回線の機嫌が悪かった様子。数えたところ計3回回線落ちが発生していました。次回参戦時には回線の機嫌がよいことを心より願っております。

3. 最後に

いかがだったでしょうか。4つの試合をピックアップさせていただきましたが、ここで紹介できなかった他の試合も面白いものばかりでした。BBTAGを遊んでいる方々の中には、「別にガチ勢じゃないし...」とか「上手すぎて大会見ても参考にならないよ」と思っている方もいるかもしれません。ですが実際大会を見てみると、「このキャラこんなことできたんだ!」という面白い発見があったりしますし(私は今回、陽介が三日月斬りのあと地上でコンボができるということを初めて知りました)、上位プレイヤーの何が起こっているかわからないハチャメチャっぷりも見てみるとかなり楽しいです。
自分は実力や知識があまりないのでゲーム解説などはできませんが、今回のようにこんな面白い試合があったんだよ、という紹介はできると思っていますので、そこからBBTAGというゲームや大会に興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。

余談ですが、今回の大会中に印象的だった出来事を。
今大会、シェルウィン選手という方が出場登録されていたのですが、この方はなんとグアムに住んでらっしゃる方でした。ジャイフェスはオンライン大会であり回線の問題上、国内の選手のみ参加可能という規定になっていました。よってシェルウィン選手はリタイアということになってしまったのですが、国内の大会の情報が海外の選手にも伝わり、出場したいと思っていただけたことは大変喜ばしいことだと思いました。このほかコメント欄にも海外勢の方がいらっしゃって、BBTAGが好きな人は世界中にいるんだなとうれしくなりました。今は世界的に大変な状況ですが、また国際大会で国を越えた戦いができるようになるといいですね。

この大会観戦記ですが、今後のジャイフェスはもちろんのこと平日シングル大会、クロスデュエル、GWO2020などの大会についても書いていきたいと思います。この記事がBBTAG界隈の盛り上がりにつながると信じて。

それでは。

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