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俺一神教。唯一神、俺。信者、俺。

日本人は無宗教だと言われることがある。

俺は違う。

「俺一神教」の信者だ。

なんだそれ?怪しい宗教っぽくて知らねえ、と思ったそこのあなた。

知らなくて当然だ。俺が作った宗教だからだ。

今日はそんな俺一神教について紹介しよう。

俺一神教とは?

宗教というのはざっくりいうと、神様がいて信者がいる。

例えば、キリスト教ならイエスキリスト、イスラム教ならムハンマドという神様がいてその教えを信じる信者がいる。

多神教なら複数の神様がいることもある。

俺一神教の場合、次の2点が特徴である。

・神様は『俺』、すなわち自分自身である。
・そして信者も『俺』、自分自身である。

この2つに分けて説明していこう。

唯一神、俺

「わたしは神だ」

というとちょっと気が狂った自己中心的なヤバいやつに聞こえるかもしれない。

しかし別に超自己中心的な教えというわけではない。

ただ単にいついかなる時でも信じるものは自分自身であり、自分の身に降りかかる良いこと・悪いことすべてが自分の選択した行動の結果である、ということである。

簡単な例を挙げると、奇跡的に数量限定のグッズの残り1個を手に入れられた時は、自分がそのタイミングでグッズを買うという選択をしたおかげだ、と考え、交通事故に遭ってしまった時は、周りを確認して避けられる選択があったはずなのにその選択をしなかったせいだ、と考えるといった感じだ。

ちょっと例が極端だったかもしれないが、つまりは、

神など俺以外にいない

決めるのはすべて俺だ

ということだ。

誰かのおかげ? いや、俺のおかげだ。

誰かのせい? いや、俺のせいだ。

幸せ、物の価値、生き方、考え方、、すべて俺が決めるのだ。

人に決められるものなど存在しない。

俺がすべてであるのだ。

といった宗教である。

信者、俺

ここまで読んでも、「やっぱただの自己中やん」って思うかもしれない。

だが、俺一神教で最も大事なことは、

信者は俺ただ一人であるということだ。

つまり、俺が唯一の神でその教えに基づいて生きているのは俺だけであり、他の人間はその生き方に理解を示さないのは当然だということだ。

そしてさらに、他の人間が俺の生き方に理解を示さないということをきちんと認識して生きているということが大事である。

だから、俺の生き方や考え方を無理に押し付けたりすることはしないし、むしろ他の人間の生き方を尊重して生きている。

そういう教えのもとで生きているにもかかわらず、
よく俺の考えを否定してきたり、自分の考えを押し付けてくる奴がいる。

まあある程度正しい主張なら聞いたうえで俺が判断するからいいのだが、趣味とか好きなものに口を出してくる奴には神の逆鱗に触れる。

「なんでそんなもん好きなん?俺は全然好きちゃうわ」

知らん。俺が好きならそれでええやろ。

「俺これめっちゃ好きやねん。なんでお前好きちゃうの?」

好きなことは否定せん。ただ俺は興味がないんや。

「お前この漫画読んでへんの?人生損してるわ~」

その程度で損する人生ならこっちから願い下げや。


見てわかるように俺一神教の信者である俺からしたら上のような問いかけは愚問である。


他人には他人なりの考えを持っているだろうから俺からは否定も肯定もしない。

だが、俺のことは他人に何と言われようと最終的には俺が決める。

それが俺一神教の信者である俺の考えである。

さいごに

俺一神教では俺の選んだ道を正解にしていくことが大事だと考えている。

そんな俺一神教で重要な問いがある。

生まれ変わったら何になりたいか?

あなたならどう答えるだろうか。

超イケメンになりたい、可愛いアイドルになりたい、超金持ちの子に生まれたい、、、

まあ、それもいいかもしれない。

だがしかし、誰に何と言われようと、

俺は生まれ変わっても、俺になりたい。



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