マガジンのカバー画像

協育

6
家庭、学校、地域社会が連携して子どもを育てる協育事業に関する記事はこちらにまとめています。
運営しているクリエイター

#パパの子育て

子どもにいつからスマホを持たせますか?

「子どもにいつからスマホを持たせますか?」保護者の皆様は、「子どもにいつからスマホを持たせますか?」と問われた場合、明確に答えられますか? 我々が子どもの頃とは比べものにならない”大量の情報”に触れられる現代の子どもたち。ITという優れた技術により、遠く顔の知らない人とも繋がりが持てるようになり、スマホという革新的なデバイスにより、それが誰でも容易に実施できるようになりました。 情報リテラシーも重要だが・・・小中学校においても、文科省の掲げるGIGAスクール構想により、生

学校の先生が親に期待することを知っていますか?

「学校の先生は、我々親に何を期待しているんだろう?」子どものいる方は、こんな素朴な疑問を抱くことはありませんか。 例えば小学校であれば、先生はきっと、 ・宿題をしっかりやらせて欲しい。 ・生活リズムはしっかり整えて欲しい。 といった、日々直面する課題を思い浮かべる方も多いと思います。 もちろん、先生方にはそういう期待もあるとは思います。ところが、実際に複数の先生方とざっくばらんに語り合うと、我々親に期待されているのは、もっと本質的で、私にとってはハッとさせられることでした

「協育」。家庭、学校、地域社会で協力して子育てする文化を。

教育は身近ですか?私には2歳の娘がいます。 「子を持つ親・保護者には子どもを教育、指導する責任がある。」 わざわざ言葉にするまでもなければ、普段深く意識することもないと思います。 一方で、私自身子どもができたことで強く感じることがあります。 それは、「教育」に関してよくわかっていない、ということです。もっといえば、教育というのは身近な様で身近ではないと感じます。 教育の体系立てた知識、理論を得てそれを体現することが難しいのはさることながら、もっと身近なシーンでいえば、「

教えることは先生の仕事という固定観念を捨てる

教えることは教師だけの仕事なのかこれまでの私は、子どもたちに何かを教えるのは先生(教育機関・教師)の仕事、ということに何も疑問を抱きませんでした。 先生から読み書き、道徳を教わってきた私にとって、これは動かぬ事実であり、あまりに当然すぎて疑問を抱く対象にすらなりませんでした。 しかし、様々な経験や年月を経てこう思うようになりました。 「学び」というのは、先生から生徒へ、先輩から後輩へ、といった二者間で一方通行に行われるのではなく、様々な立場、年齢のものが相互に教えあい、