おはようございます。

本日は、面白かった本紹介します

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こちらなのですが、ちょうど自分の興味(小屋暮らし→モバイルハウス)にもピタリはまったといいますか。

まぁこれも、田舎チャレンジャーラボ の中で、皆のおすすめ本の中でさかえるさんが、地方移住するきっかけにもなった本と伺い、自分もタイトルが気になったので早速購入し読んでいます。

現代のより多く効率的にの社会をマネー資本主義とこの本の中では言っていて、里山資本主義はこれを全否定しているわけでなく、それだけだと、東日本大震災でも経験した通り、これからしんどくなるから、入口としてはそのリスクヘッジとして、持続可能なエネルギーやお金だけに頼らない生き方も構築していこう!というスタンスでした。

特に、面白かったのが岡山県の木材を加工する会社さんのお話。

今や、プラもあり木材も輸入もありと斜陽産業という捉え方をされる国内林業や木材業界ですが、その中にあってその会社さんは、マネー資本主義の大量生産という所ではなく、木材の特殊加工をしたり、自社の工場から出る木くずを利用したバイオマス発電をして成長しているとのこと。

勿論、原子力発電が1時間でつくるエネルギーを一か月かかるくらいのスピード差はあるようなのですが、その経済効果が凄い。

具体的には、自社の電気代年間1億円を全てバイオマスで賄い、さらに余った電力を売電し5000万の収益、さらに今まで木くずを処分するのに2億5千万かかっていたそうですが、そちらの費用も浮く。

ということで、トータル年間4億のプラスに。

勿論、その設備をつくるのに10億かかったようで、銀行も当初は融資をかなり渋ったようですが、この設備も開始して既に13年以上経っているようで、十二分に投下資本も回収できているそうです。

これは、里山資本主義の実践の代表的な一例なのかもしれません。

勿論、お金中心の社会であることは変わりませんが、発想や方向を転換するという感じでしょうか。

これって、何もエネルギーに限らず個人単位で見てもそうかと。

都会でバリバリ働いて出世、昇進、昇給も良いですが、彼らが豊かかというと実態は??

都内で1000万稼ぐ人たちは実は固定費や、見栄の張り合いでお金がほとんど残らず、家にもまともに帰れず、自分の時間もなく食べ物もコンビニ、外食オンパレードみたいな。

片や、地方に行けば収入は下がっても、固定は下がるどころかほぼやりようによってはかからず、食料も交換しあったりで可処分所得は都会の人より多いなんてことも珍しくない。

まぁ、都会の良さもありますし、田舎の不便さもありますからどちらが良い悪いという事ではないと思いますが。

地方に居ても、アマゾンとかはやはり有難く使わせていただきたいですし。

そういうどちらかが完全に正しくて、他は不正解みたいなのも私は嫌い、というか心地よくないので。

なので、最終的にはいつも通り

自分の一番心地よいバランスを見つけて、生き方も働き方も一つに固執せずに、色んな可能性や柱、そして人との出会いを大切にしていきたいですね!というところで、ひとまずおしマイケル。     

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