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Kis-My-Ft2 Dome tour2024 Synopsis 回顧録



※2023年までの北山担が書いています、他メン批判は記載していませんが、ご了承の上お読みください


キスマイがドームに立つ姿はもう何回見たんだろうか。

おそらく数え切れないくらい入って、
入る度に好きになる表情とダンスを見て
毎回友人と語り合って

ずっと続くものだと思っていたけど。


2023年8月31日 大好きだった自担はKis-My-Ft2から「卒業」し、6人での再出発となった。



6人での再出発1発目のコンサートは、なんとなくだけど私は行ってはいけないと思っていた。

アルバムを引っ提げた訳でもない、すべて自担の声が入っていた曲たちを他の人の声で聞けるような精神状態ではなかった。

自担がいないことが耐えられる気がしなかった。


そして、6人のオタクはおそらく自担について色々と思うことがあったと思っていて、

自担の悪口を聞く可能性がある場所には、たとえ担降りを決意していてもどうしても行けなかった。


そんな私がなぜ、今回のドームツアーに行こうと思ったか。

アルバムを引っ提げたコンサートというのも大きいけれど、

「ドームでのコンサート」

だったからである。


色んなグループのコンサートを見てきたけれど、

贔屓目なしにキスマイのコンサートが、キスマイのドームでのコンサートが最高に楽しいのである。

最新機器を使った演出、

躊躇なく昔のアルバムやカップリングを素晴らしいタイミングで持ってくる最高セトリ、

火災か?と思うくらいの特攻と花火


正直お金は凄いかかるし、若手の勢いのあるグループに取って代わってしまう所があって、

6人になった今、もうドームはできないと思っていた(該当担本当に申し訳ないです…)


けれど6人でアルバムを引っ提げたドームをやると決まった時、

また6人がドームに立つ人達になったと安心した、という面が強かったかもしれない。

ドームに立つKis-My-Ft2が見たい


と素直に感じ行くことを決意したけれど、
本当に、本当に楽しかったので、前置き長くなりましたが以下備忘録です



※以下ネタバレを含みます




「ゲームの世界」をモチーフにした今回のアルバム。

OPはゲームの中にいる勇者たち(キスマイ)が力を合わせて戦っている

という金がかかりまくってる映像から始まる。

Loved one はリード曲に本当にピッタリで初め聞いた時、友人と

Yes! I scream と A.D.D.I.C.Tを混ぜた曲みたいだね〜と混ぜる曲からして既に最高だった

6人が出てきたとき、思わずかつてそこに居た自担を探してしまう自分がいた。

もちろんいないんだけど、ふとセットに目を移したら、そこにはかつてのDVD達が階段上に並べられていた。


自担がそこにいたと言う紛れもない事実があるのに、

いない


そう、普通に1曲目は久しぶりのドームでキラキラ踊る6人を横目に、

自担がいない事実を突きつけられて泣いてしまった。


多分この対比がすごく悲しくて切なくて、でも戻ってこれたという安心感と。感情がグチャグチャだった。


まあでも泣いたってしょうがない、もうキスマイは6人になることを選び、自担は卒業を選んだんだから。

そして私は6人のキスマイを見るって決めたのだから。



ただひとつ、個人的に反省しているところがある、
今まで双眼鏡ロックオン型過ぎたことである。

もちろん他6人のダンスや歌は見たことはあるけれど、知らなかった。

知らなかったから、自担が居なくなった今、誰をどう見ればいいか分からなくなってしまったのである。

しかも後ろにいるダンサーとたまに被ってしまうという失態を犯しまくり、
ふと、帽子が目に入った  


二階堂高嗣さんである



少し話は戻すが、せっかくアルバムを引っ提げてのツアーということで、アルバムの通常盤だけ買って曲だけは全部聞いてきたのである。

その中で、個人的に耳に残ったのは、
With…の2番サビ 二階堂高嗣さんの歌声だった。


元々この曲は藤ヶ谷さんがプロデュースされ、G線上のアリアを原曲にした、結婚ソング感満載の曲である。


「I'll always
Stay with you, Stay with you, Stay with you
約束交わすたび
ねぇ これからもずっと
二人 色づいてゆくよ」

ここを二階堂高嗣さんが歌われるのだが、

ここの「ねぇ これからも」の歌い方がほんとうにこれから恋が始まりそうな感じがしてドキってした。

初めてだった。

多分今までは自担の歌声しか聞いてないし、自担のソロパートにしか興味がなかったからかもしれない。


既に京セラに入った友人には
2番はさすがに歌わないでしょ〜と話したら、

「いや、歌うし、スタンドマイクだよ」


と衝撃2コンボを食らったのである。


Kis-My-Ft2のスタンドマイク曲と呼ばれる、
if、Tell me why 等が大好きな私。

そして、ifのスタンドマイクを見て北山担になった私。


これは絶対に二階堂高嗣さんロックオンで見させていただく……!の強い意志をもってドームに来た。


話を戻して。


帽子をかぶっていることについて、自担がいた頃から不評というか顔が見えない、と言っていた人がいたし、私もどちらかと言うと帽子反対派である。


でも、自担がいなくなって、さまよってる中、見つけられたのは間違えなく帽子があったからなのである。


帽子、分かりやすくてありがとう…………!



今回のツアー、さすがに既存曲は絶対に泣くと踏んでいて。

自担が歌っていたところを他の誰かが歌い、
自担がいたダンスの立ち位置は変わったり、
他の人になっていたり、
耐えられなくなる可能性も高いと思っていたからである。

友人には予めその可能性がものすごく高いので、私が泣きそうな演出(?)をあらかじめ教えておいてもらったのである。

そのうちの1つが、A.D.D.I.C.Tである。

2019年、FREE HUGS!のコンサートでド派手に登場し、その後スクワット(と呼んでいる)ダンスをし、キスマイ担だけでなくJrからも人気になりすぎた曲である。

特にサビの自担がスクワットをしながら前後に移動するのを見て、

この人は本当に体力おばけなのに一切手を抜かないな……と感心すら覚えてしまっていた曲なので、思い出しかない。


この曲を今回は振り付けは大幅に変えず、
あんなにキツそうだったのに円になって楽しそうに踊っていたのである。


まあそりゃ涙目にもなりますわ


円になって楽しそうに踊る姿は、自担がいない身からすると2つの感情が湧き出て、複雑な気持ちになってしまう。

1つは今6人で楽しく出来るようになってよかった、という安心感。

もう1つは、そこに大好きだった自担が居ないこと、大好きだった自担がいてもその顔で踊っていたのか?という喪失感と疑念。


でも、6人の笑顔は嘘偽りのない、楽しいから来る笑顔だった。

とても笑顔で踊る曲では無いけれど、

ドームに立てる嬉しさなのか、とっても楽しそうだった。

涙目になったのは前者の意味が強かったのかもしれない。



同じく予め泣くと予想していたのはNAKEDだったが、その前のLuv Biasについても触れておきたい。

Luv Bias、玉森さん出演のラブコメドラマの主題歌でスタンドマイク曲である。

この時期の自担の髪型は(私が自担を推してから一生来ることのなかった冷め期の原因となった)短髪で正直良曲なのにこの髪型…となっていた。

2021年の配信ライブを経て、7人で最後のツアーとなった2022年のドームツアー。
センターステージで噴水を操りながらスタンドマイクで歌うかつての自担。


すっごい美しかった。

またセンターステージ横とかいう過去類を見ない良席に入ったのもあって、水しぶきがかかるレベルでみた幻想的な7人。

おそらく一緒に入っていたのがその当時全国を一緒に回っていた友人だったからというのもある


6人のLuv Biasを見ながら、2022年の全部の思い出がフラッシュバックしたのである

夏のドームを駆け抜けたこと
自担が世界の中心だねって言ったこと
各地で美味しいものを食べたこと
歌詞のミルフィーユの文字に肖ってミルフィーユを食べ歩いたこと

そう、大号泣をした


特に3公演ほぼ全滅(?)したのは

「たいしたことじゃないけど
君の為に 花を選んで帰るから」

のかつて北宮が歌っていたパートが、

ニカ宮になっていた所である

ここのパートが特段大好きで、ここを大切そうに歌う自担が大好きだった。



二階堂さんも同じように大切そうに歌っていた。


二階堂さんに自担を重ねてみてしまっていたのかもしれない

涙が止まらなくてここから落ちサビ〜jengaloveの初めまで見れないこと多数。

全部、全部大切な思い出で、そこには大好きな自担がいた

そこにはもう居ない自担と、もう味わえないであろう感情を思って泣いた



もうLuvBiasでこんなに泣いたんだからNAKEDはもうだめな覚悟を決めていた。


はっきりと言うけれど、ダメだった。

初日はほぼ見れないくらい泣いた。


ダンスだけならまだしもメンステ→練り歩いて花道で踊る→センステの下りが

2022年のドームそのものだった

特に私が好きだったのは
「その先何が見える rip my demon in my head 」部分で
練り歩き先頭で宮田さんとシンメになって2人でゴリッゴリに踊るところである

今回
玉森さんが、同じように(頑張って)ゴリゴリに踊っていたのである

玉森さんのファンの方には大変申し訳ないと思ってはいるけれど、
前まで玉森さんはあんまりダンスが得意では無いと思っていた。

早めに音を取る自担とよく隣合わせになっていたが、玉森さんは遅めに音をとりがちなところがあって、よくずれているな〜がデフォだと思っていた。

でも今回玉森さんのダンスに1番驚かされたと思う。

キレが増していた

筋トレで筋肉を大きくしたから可動域がより広がったのか、真相は謎だが確実にガシガシ踊るようになった印象だった。

初めて、玉森さんに自担を重ねたのかもしれない。

まあそうしたら涙が止まらなくなったのですが

この曲の踊り方ひとつで、北山担と玉森担と千賀担と語り合い、笑いあったあの夏の福岡ドーム

思い出もしっかり詰まっていた



見つけやすかったのと、With…の歌い方がめろくて、

多分初めて二階堂さんをロックオンしつつ、全体を見ていたが、以下箇条書きでメモの内容を記しておく

・keep it 100 玉森さん建国タイム(友人命名)のあとにニカ千で大建国しているので、キスマイは国

・connecting〜の帽子だけ顔が見えるように(?)つばがおられてるの帽子としての役割とは

・connectingの手の振り方がみんなアイドルの振り方してる、さすが天職アイドルたち

・I miss you あのモニターの活用性がすごいが、自担がいたら見えなくてブチ切れ寸前かもしれぬ

・待機している時にスマホを見るポーズをする玉森さんの隣で決め決めポーズになっているニカ千

・あのモニター全てが凝っているので世界のタカシの意地感じた

・カモノバで楽しそうに歌う二階堂高嗣さん、すごい笑顔だった、なぜ

・クレーンでリアルに腰がひけている二階堂高嗣さん、玉森さんからのおちょくりふくめて良

・jenga love、ピンク照明とあの官能的な踊りが良いし玉ヶ谷の気合いの入り方がすごい

・With…意志を持った(?)スタンドマイクの扱いは藤ヶ谷さんが1番上手だった

・Resetの全員が画面に写った時の宮田さんの首筋がえっちすぎてビビった

・B-SIDE、ニカ千の濃厚な絡みはなぜオタク歓声が上がらない?
答)あまりに良すぎて声を失う

・B-SIDE、突っ立って歌う二階堂高嗣さん帝王すぎんか

・Catapult、昭和と平成に分けるの激アツ

・1塁側モニター、昭和組しか映らず平成もみたい我々若干死ぬ、世界のタカシの演出細けえ(褒めてる)

・Catapult、千賀さんセンターでニカ玉シンメにしてるの新鮮で最高、私が千賀担ならずっと3塁側にいる

・Catapult昭和組、肩をはだけさせるたいぴ(あえて)と腹を出す宮田さん、アラフォーがえっちすぎます先生

・ふぁいやび、足の蹴り方タカシはだいぶ足が上がるんだなと気づき

・ふぁいやび、おじいちゃんになってもずっと歌っていて欲しい

・Take Overのオタクの乗りっぷりが楽しすぎるし、すごい揺れる

・多分みんなTake Overのためにこの現場来た(私)

・「We'll be No.1 譲れないから
この世界を奪い取るのさ
Take over! Take over! Take over! Take over!
目指す Wonderland 連れて行くから
逃げ出す気なんてさらさら無い」
完全にサビがKis-My-Ft2

・Take Over 舐めんなもっと来いという二階堂高嗣さん、えぐい

・ボルテージMAXのところでわにわに特攻大祭り、完全に分かってるセトリすぎる、世界のタカシ

・宮田さんパートで煙がエグい回っててもはや笑ってしまった、強すぎる

・キスマイの特攻を見ると元気になる

・バカデカクレーンでリアルにこの顔☹️になり、顎がしゃくれている二階堂高嗣さん、先程の方と同一人物…?

・笑って泣いて みんな完全に出し切りまくり、でも最高の笑顔だった。




そして、この曲はさすがに触れなくてはならない。

With…である。




前述の通り私はこの曲の2番を歌う二階堂高嗣さんに初めてメロい……という感情を抱いてしまった。


ドームでどのように歌うのか、

どのようにスタンドマイクを使うのか、

とっても楽しみだった。


2番のサビになった時、それまで動き回っていたスタンドマイクは二階堂高嗣さんだけピタリと止み

片手でマイクを、もう片方の手で下の方を抑えながら

ハニカミながら歌ったのである


うわ、この人リアコの星だ…………


と完敗してしまった。


初日は玉森担の隣だし!宮田さんのうちわだな!と宮の字を持っていたが

この曲を境に緑にペンライトを変えてしまったのは言うまでもない



自担がいなくなって、見れなくなったものが、
ちょっと見れるようになったのは、
確実に二階堂高嗣さんのおかげである。


と同時にこの現場に入って気づいたことがある。



私は、Kis-My-Ft2にいる、北山くんが、好きだったのだと




Kis-My-Ft2のために自己犠牲をしがちだったけれど、

Kis-My-Ft2で輝く北山くんが、7人で輝く北山くんが、好きだったのだ



実は北山くんがあの事務所に行ってからの活躍をほぼ見ないようにしている。

あの事務所が苦手というのはもちろん大きいが、


あの頃の北山くんがいなくなってしまいそうなきがして。

あの頃の北山くんを否定されているような気がして。

Kis-My-Ft2にいた北山くんは、私の中の大切な小箱にそっと閉じ込めたい、最近やっと言語化ができるようになった


おそらく一生私は6人に自担を重ねて見るだろう。

おそらく一生私は過去思い出がある曲に対し涙を流すだろう。


MCの時に、背景のCDジャケットの中に「ともに」のジャケットがあった。

デビュー発表をした、思い出の代々木第一体育館を背景に7人が立っているあのジャケット。


デビュー曲EverybodyGoで、自担のパートを誰かが歌い忘れてしまった。

察したオタクはそこの部分を歌っていた。


私は泣かざるを得なかった。

そこに「いない」というのをこんなに強く感じるのが、まさか歌割りを誰も歌わないというところなのか…と思った。

次の日、ニカ千がうたっているのを見て己………………となっていたのは言うまでもない。




そういう7人だった形跡は確かにあった。

でももう7人とも、過去を省みてはいない。


過去を捨てた訳ではなく、過去も全部受け入れて、

7人が7人なりに新しい道を歩き出したんだと思った。



私にもいつか、それぞれの道で活躍する7人を応援できますように




名古屋楽しみだ〜!(大阪以外全ステする人←なぜ)




にしても横尾さん歌上手くなったね?




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