民法(子の人格の尊重等)

民法に、親権が規定されてます。

第八百二十二条付近
が改正されてます(2023年の11月くらいか?)。

第二節 親権の効力

(監護及び教育の権利義務)

第八百二十条 親権を行う者は、子の利益のために子の監護及び教育をする権利を有し、義務を負う。

(子の人格の尊重等)

第八百二十一条 親権を行う者は、前条の規定による監護及び教育をするに当たっては、子の人格を尊重するとともに、その年齢及び発達の程度に配慮しなければならず、かつ、体罰その他の子の心身の健全な発達に有害な影響を及ぼす言動をしてはならない。

(居所の指定)

第八百二十二条 子は、親権を行う者が指定した場所に、その居所を定めなければならない。

(職業の許可)

第八百二十三条 子は、親権を行う者の許可を得なければ、職業を営むことができない。

 親権を行う者は、第六条第二項の場合には、前項の許可を取り消し、又はこれを制限することができる。

(財産の管理及び代表)

第八百二十四条 親権を行う者は、子の財産を管理し、かつ、その財産に関する法律行為についてその子を代表する。ただし、その子の行為を目的とする債務を生ずべき場合には、本人の同意を得なければならない。

(父母の一方が共同の名義でした行為の効力)

第八百二十五条 父母が共同して親権を行う場合において、父母の一方が、共同の名義で、子に代わって法律行為をし又は子がこれをすることに同意したときは、その行為は、他の一方の意思に反したときであっても、そのためにその効力を妨げられない。ただし、相手方が悪意であったときは、この限りでない。

(利益相反行為)

第八百二十六条 親権を行う父又は母とその子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その子のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。

 親権を行う者が数人の子に対して親権を行う場合において、その一人と他の子との利益が相反する行為については、親権を行う者は、その一方のために特別代理人を選任することを家庭裁判所に請求しなければならない。

(財産の管理における注意義務)

第八百二十七条 親権を行う者は、自己のためにするのと同一の注意をもって、その管理権を行わなければならない。

(財産の管理の計算)

第八百二十八条 子が成年に達したときは、親権を行った者は、遅滞なくその管理の計算をしなければならない。ただし、その子の養育及び財産の管理の費用は、その子の財産の収益と相殺したものとみなす。

第八百二十九条 前条ただし書の規定は、無償で子に財産を与える第三者が反対の意思を表示したときは、その財産については、これを適用しない。

(第三者が無償で子に与えた財産の管理)

第八百三十条 無償で子に財産を与える第三者が、親権を行う父又は母にこれを管理させない意思を表示したときは、その財産は、父又は母の管理に属しないものとする。

 前項の財産につき父母が共に管理権を有しない場合において、第三者が管理者を指定しなかったときは、家庭裁判所は、子、その親族又は検察官の請求によって、その管理者を選任する。

 第三者が管理者を指定したときであっても、その管理者の権限が消滅し、又はこれを改任する必要がある場合において、第三者が更に管理者を指定しないときも、前項と同様とする。

 第二十七条から第二十九条までの規定は、前二項の場合について準用する。

(委任の規定の準用)

第八百三十一条 第六百五十四条及び第六百五十五条の規定は、親権を行う者が子の財産を管理する場合及び前条の場合について準用する。

(財産の管理について生じた親子間の債権の消滅時効)

第八百三十二条 親権を行った者とその子との間に財産の管理について生じた債権は、その管理権が消滅した時から五年間これを行使しないときは、時効によって消滅する。

 子がまだ成年に達しない間に管理権が消滅した場合において子に法定代理人がないときは、前項の期間は、その子が成年に達し、又は後任の法定代理人が就職した時から起算する。

(子に代わる親権の行使)

第八百三十三条 親権を行う者は、その親権に服する子に代わって親権を行う。

(上記が現行民法)
ごく最近まで、第八百二十二条に懲戒権の範囲規定があったようですが、第八百二十条、第八百二十一条に分離。

ここまでが民法改正点。


以下私見。

ココらへんの改正があったので、親権停止等の申立を行いやすくした、と私は解釈しました。

んで、基本的にアホは理解できないでしょうが(弁護士にもアホはおります。裁判官、検察官にも。勉強ができるということと、健全な社会生活をおくれるということは違いますから。)

あらそうね?ってお話。

マジで弁護士選定とか大切だけど、DV防止やらなんやらの方向性に法改正は行われてる。

まぁ、あとはマジで意識向上の啓蒙だよね。

ニュースとかでワーワーキャーキャー騒ぐのも一つの方法だが、あんまり効果がない。
(この数十年、テレビとか新聞をにぎわしたお話があったとしても、案外司法府の人間の意識改革は遅いので、ついていけない弁護士、検事、裁判官はまだ残ってます)

これ、基本的に一般人のスキルとか向上したら、「上級国民」って言われてる人の生活マジで底辺に落ちるぞ。
(きちんと仕事ができる人は今までとなんらかわらないのだが、仕事ができないアホはマジで機械とかに仕事を持っていかれる時代)

士業やらなんやらって、「AIに置き換わる」なんて言われてるけど、んなことがないってことがやっぱり確信できました。
(単に教科書に載ってることだけできる人の仕事はかなりAIに持っていかれる。教科書とかに載ってないことができる人はいくらでも仕事がわいてくる。)

なるほどね。

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