政教分離

だんだんとつかめてきました。
憲法の政教分離。
(繰り返し学習中なので、他のところもやってますが、今回は憲法の政教分離)

そりゃそうだ、ってお話。

完全に政治と宗教を切り離しちゃう、ってことは無理。
お寺にお墓があるとかってことで、政治家になっちゃいけないなんてことになったら、そもそも政治家が足りなくなる。
(国会議員のみならず、地方議員もいますからね。それなりの人数が必要なわけだもの)
お寺でないとしても、神社、キリスト教系のお墓とかに身内が入ってたら政治家になれない、なんてことは無理くりすぎるもの。

それと、公立学校の修学旅行で、お寺、神社、教会、モスクとかに行っちゃいけない、なんてことになったら、それはそれで問題が出る(公立学校は、基本的に政治というか行政的なものですからね)。

一部の宗教だけを持ち上げたり、弾圧したりするのがダメなわけね。

最近で行ったら、旧統一教会とかの問題が浮上してますが、あれ、そもそも本当に宗教団体なのかすらわからないので、解散命令が出そうな方向。
(宗教団体の名を借りたテロリスト集団として解散命令が出たのが旧オウム真理教ですね。そもそも本当に宗教団体なのかどうかもわからんもの、あれ。)

細かいところは司法系にまかせますけど、なるほど、ってお話。

ちなみに、目的効果基準というものがございます(一般人向けに言葉遣いを考えた結果こういう表現)。
これ、特定の宗教だけを特別扱いするわけにもいかないという基準のこと。

政教分離の判例は、結構この目的効果基準を用いた判例が多いです。
しかし、この目的効果基準を持ち出さずに(結局使ってるんだけど)、違憲と判断されることも最近ふえました。
法律系の受験生等、ココらへんまで気にしましょうね。

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