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その他の不思議な小説

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2018年9月の記事一覧

【短編】 小説機械

 SF小説のような話になってしまうが、私は小説を書く機械である。小説機械というと、テーマや登場人物などの条件を与えると自動的に小説が作成されるという従来のタイプを想像する人も多いだろう。しかし私の場合は、与えられる条件が無く、すべてを自由に書くことが求められる特殊なタイプの機械なのだ。だから必ずしも人間が読みたいものを書けるわけではないし、話が脱線したり、いつまで経っても終わらないこともある。  そういえばこの間、近所の子どもが訪ねてきて夏休みの自由研究を手伝って欲しいと頼