くま五郎とクマーベルのストーリーが壮絶ディストピア(不幸な近未来)な理由について
こんにちは、あけみひよこです。
noteではちょくちょく描いていたのですが、Twitterで物語を描いてみました。たくさんのメッセージありがとうございます。
ただのかわいいクマのキャラクターにせずに、とんでもないディストピアストーリーになってしまったことには理由があります。
IMOKOさんの描く絵の中に複雑な要素を私が感じたからです。
特徴で言うと、
色に強い主張がない。目に優しい。誰も傷つけない。
一言で言うと
押しつけがましくない個性。
これらの2つの要素から、「色々なことを感じ取るから誰かを傷つけることに辛さを感じるアーティストなんだろうな」と私は受け止めました。
つまり、辛さや痛みを知っているから優しい、ということなんですね。
「よし、そういう物語を作ろう」と決めて作ることにしました。
本当の優しいというのは、優しくないことの存在をわかっていた上で、優しい方を選択することじゃないかと私は思うのです。
だから、優しくないほうが楽になれる世界を描く、それがディストピアの世界です。
勇気を出してTwitterで描いた第一号はこちらです
Rioさんの旦那さまの感想が面白かったです。
そして、Rioさんの見解。とても鋭いと思いました。しんどさがそれぞれにあるのではないかという視点。工場長も完全な悪ではなく、事情も痛みもあるんじゃないかという見解も本当に素晴らしかったです。
実際に、くま五郎とクマーベルの出会いのきっかけは工場長なのです。
本当に工場長にもしんどさがあったという物語が別に存在しています。
私が物語を描くときに、頭の中に奏でている絵本があります。
こちらの「100万回生きたねこ」です
ねこが100万回生き返りました、がメインではなくて、なぜ100万回も生き直す必要があったのか、という本です。
幸せというものはなんだろうかということを深く考えさせてくれる絵本でした。
くま五郎とクマーベルの物語もまだまだ続きます。
毎週土曜日21時〜0.01ETHでオークション形式で販売しています。
https://opensea.io/collection/kumagorou-and-kumarvel
ディスコードも運営しています。
ぜひぜひお待ちしております〜!
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