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はじめまして、あけみちゃん基金です!

みなさま、初めまして。
心臓病と闘う子供と家族によりそう、あけみちゃん基金です。

あけみちゃん基金は、一人の少女を救いたいと願う一通の投書から始まりました。
当時5歳のある少女の心臓には穴が開いていて、手術をしなければ余命3年ほどと言われていました。ですが、8人家族を養う両親には、払いたくてもすぐに用意できる費用ではありませんでした。

「貧しいがゆえに娘は死なねばならぬか…」

少女の叔父がその現状を新聞社へ投書をし、記事となり、全国に知れ渡ることとなりました。この記事は大きな反響を呼び、掲載した翌日には必要な手術費用を優に超える寄付の申し出が集まりました。
そのため、この善意を同じ悩みを抱えるご家族へ回そうということで、心臓病の子供を救う日本で初めての基金「あけみちゃん基金」は誕生しました。
1966年の設立以来、長きに渡り日本全国の皆様からいただく温かい寄付によって、のべ500名以上の子供たちとそのご家族を支援することができました。

「いつ移植手術を受けられるのか?」

先の見えない不安と希望の中で、子供たちは平均3年ほどを病院のベッドの上で過ごして待ちます。
今の日本の医療制度では、手術費は国の医療制度によって負担が軽減できますが、病院に通う親の交通費など、入院中に支える人の負担については助成がありません。

ですから、あけみちゃん基金は当初の成り立ちから金銭を理由に手術を諦める家族が少しでも減るようにと活動を続けています。
そして、8月10日、ハートの日に新たな試みを始めます。
より多くの方へ小児心疾患への理解を広め、あけみちゃん基金を知っていただくために。
小学館の人気医療マンガ『最上の命医』にご協力をいただき、書き下ろし漫画を制作いたしました。
マンガを通して、子供たちが抱える気持ちや心疾患における医療の現状などを
分かりやすくお伝えできたらと思っております。
ですが、純粋にひとつの作品としても楽しめる内容です!
『最上の命医』ファンの方々に愉しんでいただけると思います。

最上の命医 あけみちゃん基金編

このnoteアカウントからご覧いただけます。

2024年の冬には、次の新しい試みも始まります。
ぜひWEBサイトにて詳細を確認していただければ幸いです。
今後ともあけみちゃん基金をどうぞよろしくお願いいたします。

https://akemi-f.com/special/2023/


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