私の中には看護がある
現在私は美容サロンを経営していますが
もともとは病院で看護師をしていました。
なぜ看護師さんを辞めて美容サロンを?
よく質問されますが「病院とサロン、フィールドは異なりますが、看護をやっているつもりです」と答えます。
それってどういう意味???
ってさらに疑問がわいてきますよね。
では、看護師という仕事ってどのような仕事だと思いますか?
病院での受付や薬を飲ませてくれたり、注射をしたり、救急の患者さんが運ばれてきたらドクターとやりとりして処置する人。
そんなイメージが強いのではないでしょうか。
ちょっと堅苦しい話になりますが、、、
「看護師とは厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう」と保健師助産師看護師法第五条で定められています。
冒頭で述べた受付や薬を飲ませてくれたり、、、は診療の補助業務にあたり、医療現場ではとても大切な業務です。
ただ、患者様の起こっている症状の根本原因は普段の生活の中に隠されていることが多くあります。食事、睡眠、清潔の援助、つまり看護の療養上の世話から知り得ることができます。
ここが看護の見せどころだと私は思っています。
五感を使った観察力と情報をアセスメントする能力、そこを磨いていくことが大切になります。
看護の目的は、その人本来が持つ自然治癒力に働きかけ生涯を通してその人らしく暮らしていけるように支援することです。
私は5年前、薬や手術を使わず人々の健康をサポートしたいと思い自宅サロンをはじめました。
ヨガ、アロマ、食事やファスティング指導、リンパトリートメントなど体質改善のサポートです。
「内側からの輝きを引き出す」をコンセプトに、医療従事者の仲間と共に、地域の方との関係性を深めてきました。
血圧や睡眠薬を使わなくて良くなった方、家に閉じこもっていたが社会に復帰された方、冷えやアレルギーなどの症状が改善された方など…
多くの方が健康を取り戻していかれます。
少しずつ会員様も増え、本格的にこの事業をやっていきたいと思い昨年法人化させました。
そしてあるご縁から、今年の春から医療従事者が施術する美容サロンCanTurnも立ち上げました。
内側からと外側から、両方のアプローチすることで、自身を取り戻し表情が明るく発言や行動が変化していかれる女性も増えています。
看護師ならではの視点を活かし、関わる方が本来持ち備えている輝きを取り戻していただけたらと願っています。
私は今、BeautyJapan(美しく社会に貢献する女性を発掘することを目的としたコンテスト)のグランドファイナリストとして日本大会にチャレンジしています。
この大会への出場を決意してから「美しく生きる」をテーマに探求しています。
知らない世界を見たり様々な価値観に触れることで、自分の成長が加速していると実感しています。
私はこれからも看護力を磨いていきます。