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[映画]"ミセス・ノイズィ"見てきた

SNSで気になっていて、やっとこさ見にいくことができました

それぞれの登場人物から見た視点が丁寧に描かれていて、展開にとても納得のいく内容で、とても良かった。最終的に大団円で、見たあとに胸が温かくなる感じもすごい良い。

実は、見ている最中は自分がモノづくりの人間ということもあって、主人公の小説家の女性に感情移入しすぎて、すごい辛かったのだけど…モノづくりが思い通りに行かない苦しさと子育ての苦しさが一挙にやってきて、どうにもならない苦しさに感情的に八つ当たりしてしまう気持ちもよく分かる。夫の方もクリエイティブの仕事をしていて仕事が入った時にやらないと次はこなくなるという不安定さがある。登場人物みんながなんだか不器用で、何かしらの不安定さを持っていて、とても真に迫るリアルな感じがする。すべてに対して器用な人間で、安定している人間なんて、そうそういない。

今年一番見に行ってよかったな、と思える映画になりました。

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