「今日の仕事は楽しみですか?」は他人事ではないと気づいた専業主婦の話
遠い街の出来事が、案外自分にも似たようなことが起きるんじゃないかという話。
今日の仕事は楽しみですか?が炎上
先日品川駅の広告に批判が殺到するということが起きました。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2110/06/news070.html
「今日の仕事は、楽しみですか。」――品川駅コンコースにある数十台のディスプレイに10月4日、一斉にこんなメッセージ広告が掲げられた。
その写真がTwitterで広がると、「見た人を傷つける」「楽しみでなくても、しなくてはならない仕事はあるのに」などとTwitterで批判が集まった。
-IT media NEWS-
確かに月曜日や疲れている朝にこれを見せられたら気が滅入りそうだな…これは批判が集まってもおかしくないな、と思っていたのですが
知ってた?その続きの言葉
ちょっとまった!
実はこの広告は続きがあるんです。
どうですか?印象、変わりませんか?
あの「2位じゃダメなんですか?」も
2009年の事業仕分けの際に蓮舫議員が発した「2位じゃダメなんですか?」も、実は続きがあるんです。
この言葉を見るだけでは、これまで懸命に開発を続けてきた人たちに「なんでそこまでお金をかけなきゃいけないんだ!」と批判しているように見えます。
が、前後のやり取りからまとめると・・・
要するに、スピードが世界一になったところで利用者の使い勝手が悪ければ使われない、しかもすぐに抜かれるだろうという予測もある、なぜそれなのにスピードばかりにこだわるのか?という趣旨だった。
-スパコン「京」の運用終了。「2位じゃダメなんですか?」は何だったのかを改めて整理する-
ということで、全然印象が違ってきますね。
品川の広告も、蓮舫さんの発言も、一部が切り取られて一人歩きをしてしまった。
特に現代では一般市民が発信したものもマスメディアと同じくらい大規模拡散されることにもなるので、鵜呑みにしないことが大切ですね。
私たちの生活にもあるかも?
さてこの切り取り騒動、実は私たちの身の回りの出来事にも降りかかってくる可能性もあるかもしれません。
例えば…
・子供が友達にキライと言われていたらしい
・学校、園の先生から我が子を叱ったと2日連続でお知らせがくる
これだけ聞くと、「うちの子が傷ついているのでは?問題児なのかな?」と悩んでしまうこともしばしば。偶然その前になんとなく子供に元気がなかったら、余計に悪い法に結びつけてしまいますよね。
でももしかしたら真相は
・テレビの悪者キャラクターについて話をしていただけ
・「あら〜気をつけようね!」レベルの叱りであとは沢山褒められていた
そんなこともあるかもしれません。
大事なのは自分の目で確かめること。出来事の一片だけじゃなくて、その前後の背景もしっかり見ること。
人間つい嫌なこと・マイナスなことにフォーカスしてしまいがちですが、広い視点で物事を見て、偏った話に惑わされないように気をつけていこうと思います。
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