凱旋門賞振り返り

凱旋門賞2023 JRAホームページより

◎エースインパクト (1着)
◯ウエストオーバー (2着)
▲オネスト (3着)
△フィードザフレーム (8着)

話したい事がたくさんありますが、何よりもまず

感動をありがとう、スルーセブンシーズ!!!

フォルスストレートを抜け直線に入り、馬群を捌き上がり3F33.3秒の驚異的な末脚で抜けてきたその姿は天翔るペガサスのように輝いていました。
結果こそ4着でしたが、昨年の日本勢の惨敗を覆し、悲願達成もそう遠くないと思わせてくれる走りでした。
来年も日本馬が出走してくれること、そして正真正銘世界1位の馬イクイノックスの出走を期待しつつ、また1年競馬を楽しんでいきたいと思います。

さて…馬券の話を

さて、競馬は観戦と応援以外に楽しみがあると思うのですが、皆さんは先日の予想はご覧になって頂けたでしょうか。

凱旋門賞2023 投票内容照会 JRA投票内容サービスより※本名を塗りつぶして掲載しています

◎→◯→▲本線ど真中の大的中!!!

予告通り、馬連6点、3連単6点の絞りに絞った買い目の甲斐もあり回収率2305%の大的中となりました!
note開設3レース目にしてこの結果を出せたのは率直に嬉しいです。

予想の内容としても、レースの急所を突く良い内容だったと思います。
記事を読んでいない方の為に簡単に振り返ると、晴天続きのロンシャンの良馬場を考慮し、マイル的スピードが要求されると予想し、マイル戦実績とデインヒルを始めとするダンチヒ系の血を持つ馬から選んだというものでした。
結果として、勝ち馬のエースインパクトが上がり3F33.0秒という超高速馬場となり、早い上がりを使える馬が上位を占め本線での的中となった次第です。この時計は、マイル戦どころか同日に開催されていたスプリンターズSの勝ち馬ママコチャのものよりも早く、ロンシャンとは思えない芝の軽さです。

今回は、スルーセブンシーズの人気があまりに高く、予想を詰めていく中でオッズ以上の期待ができなくなり、泣く泣く馬券から外すことになりました。結果的にはその判断はプラスに働きましたが、やはり競馬ファンとしては日本馬の勝利を自らの馬券と共に応援したいものです。
来年こそ、過剰人気を跳ね除け、自分の予想の本命にできるような名馬が参戦し、日本の悲願を達成することを、心の底から祈っています。

勝って兜の緒を締めよ

20万を超える高額当選でどうにも浮かれてしまっていますが、秋のG1戦線はこれからです。継続的な勝利のためには、血統や展開など競馬へ理解は必要不可欠。目先の情報に踊らされず、長期的な視野を持ちつつ競馬予想を楽しんでいければと思います。

最後に自らの競馬観に強く根ざしている、菊池寛著『我が馬券哲学』の言葉を引用してこの振り返りを締めたいと思います。

一、馬券買に於て勝つこと甚だかたし。ただ自己の無理をせざる犠牲に於て馬券を娯しむこと、これ競馬ファンの正道ならん。競馬ファンの建てたる蔵のなきばかりか(二、三年つづけて競馬場に出入りする人は、よっぽど資力のある人なり)と云わる、勝たん勝たんとして、無理なる金を賭するが如き、慎しみてもなお慎しむべし。馬券買いは道楽也。散財也、真に金を儲けんとせば正道の家業を励むに如かず。

菊池寛著『我が馬券哲学』より一部抜粋


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