あなたは悪くないよ

嫌なことは、それぞれの人に、それぞれきちんと都合が悪いかたちで、定期的にやってくる。

私は今日、準備がきちんとできなくて、ラジオがうまくいかなかった。
やりたかったことも忘れてた。
上の考え方でいくと、順番でしょうか。
じゃあ仕方がない。今日もよく頑張りました。

そういえば親友が扁桃炎らしい。

どうしても人と話したくて電話をしてしまったら、声が地底から湧いてるみたいだった。
せっかく地底でゆっくりしていたところを引っ張りあげてしまって申し訳いなと思った。

うそ。
声出ないくらい具合悪いところに電話なんてかけちゃってごめんって思った。
いいよ、大丈夫だよって、言われた。
大丈夫じゃなさそうだった。

彼女は体調が悪くなったことを
Twitterで「悔しい」と言っていた。
電話では「私はもっと強くなりたい」と言っていた。

私は「強いとか弱いとかじゃないよ、順番さ」と言った。
口からでまかせだった。

でも嘘は言ってない。

体調悪くなりたくてなったわけじゃないのに、仕方が無いことなのに、さらに自分を責めるなんて、そんなこと、しなくていいのは本当だと思う。

強いとか弱いとかじゃない。
良いとか悪いとかじゃない。

嫌なことは、それぞれの人に、それぞれきちんと都合が悪いかたちで、定期的にやってくる。

それがあなたの場合、扁桃炎だっただけだよ。
そうすると、今本当に一生懸命向き合っているバレエが、できなくなっちゃうんだもん。

試練はいつだっていじわるです。


でもあなたはいつも頑張りすぎるくらい頑張って、あなたにしかできないことをやれてるんだから、大丈夫。

扁桃炎も絶対治るし。

またいいことがたくさんたくさん起こるよ。

美味しいシュークリームみつけるとかね。
わかんないけど。


***


私は体調悪くなった時、悔しいなんて思ったこと無いし思わない。強くなりたいと思ったことも無い。精神的なもの以外で。

なのにその言葉が出てくるあなたはなんかすごい。と思いました。


さて。

はーやくげんきになーあれ。

私ができることは、そう願うことくらいだ。

はーやくげんきになーあれ!


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