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散漫律詩歌

35
抜粋なのか、抜粋でないのか、それが問題だ
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記事一覧

散漫律詩歌35

『森があった幻影の地の上方を渡り鳥達翔る仲冬』 ~「冬季」より~ by 凍々結凍々

散漫律詩歌34

『ポイントが還元されていかほどか掴みあぐねて寒の雨降る』 ~「冬季」より~ by 凍々結凍…

散漫律詩歌33

『冬の暮仮想通貨が流通しおぼろげなまま寒さだけある』 ~「冬季」より~ by 凍々結凍々

散漫律詩歌32

音韻数:9・9・8・8 『アプリで完結し余ったはずの時が無為に過ぎてゆき葉が黄葉する』 ~…

散漫律詩歌31

音韻数:9・9・8・8 『紙より速くなった通信の速度に遅いとつぶやく秋の夕間暮れ』 ~「…

散漫律詩歌30

音韻数:10・9・10・9・17 『突き進むだけでなく踏みとどまることも大事だというよう…

散漫律詩歌29

音韻数:9・11・9 『ネズミキツネザルやネーミング詰め込まれた名を呼び君を指す』 ~「ネーミングメランコリー」より~ by ヨハン・寿限無

散漫律詩歌28

『梅雨寒や酷暑のはずの道冷える』 ~「梅雨から梅雨へ」より~ by 内々定留保

散漫律詩歌27

音韻数:5・7・5 『梅雨も嫌 暑いのも嫌 夏嫌気』 ~「梅雨から梅雨へ」より~ by 内…

散漫律詩歌26

音韻数:5・7・5・7・7 『眼界の狭まる合羽のフードからちらりと見える梅雨の紫陽花』 …

散漫律詩歌25

音韻数:5・7・5・7・7 『豊作に踊る田んぼの向かいにはノンカロリーの宣伝踊る』 ~「…

散漫律詩歌24

音韻数:5・7・5・7・7 『カロリーを所望している身体がカロリーオフも所望している』 …

散漫律詩歌23

音韻数:10・11・10 『IDとパスワードがまた一つ積み重なってゲリラ豪雨轟く』 ~「…

散漫律詩歌22

音韻数:10・11・10 『IDとパスワードになった自分の束を眺めて入力してログイン』 ~「IDとパスワードの狂乱」より~ by 沙羅双樹更々