見出し画像

アカツキで見た「沿道」

「すべてのランナーたちの思いが、どうか完走しますように」
広告に紡がれた言葉たちの中で、私が一番好きなフレーズです。
18行にわたって落とされるこの広告は、
「走りたかった4年生たちへ。」で始まります。

HR活用支援のおおうらです。
私は2022年3月に放送局から転職してきました。
異業種ということもあり、何もかもが以前とは違う毎日です。
現在は、人・組織の領域で幅広く業務に携わっています。

アカツキゲームスに入社して9ヶ月ほどが経ち、
私はいまHR活用支援チームにいて、
正直なところ、自分の今後のキャリアに悩んでいます。
なぜ悩むかというと、
アカツキでは自分のキャリアを自分で決める会社だからです。

前職では、総合職採用で、
人事・採用・総務、営業企画・CM(タイム/スポット)デスク、経営企画…と幅広く部署を経験させてもらい、走り続けてきました。
部署配置は会社都合で、突然通告されるものであったので、
自分でキャリアを決めるわけではないという環境でした。
ドキドキイベントなので、それも楽しかったんですが(笑)

ある意味自分のキャリアに受け身でいられたわけです。
(中途採用者に、あまりないパターンだとは思っています)

キャリアを考えるにあたって、
何をやりたいか、どうなりたいか、何が好きか、何に一番心が反応するか、
それらを大切にして自分と向き合うことをアドバイスしてもらいました。
アカツキグループで一番好きだなと思うこと、
社外の方にも伝えていきたいなと思うこと、
そこにヒントがあると思い、
今日はアドベントカレンダーでその内容を綴っていきたいと思います。

アカツキゲームスでは、
毎週各プロジェクトが持ち回りで取り組みや進捗などを話す
「ゲームス週次報告」(オンライン)があります。
この週次報告では、発表者が一方的に発表するのではなく、
ZOOMのチャット欄、発表を聞いて一言感想などを書く振り返りシートなどを使いながら、MCがそれらを拾って発表者に問いかけも行う、
双方向の構造になっています。
リアルタイムにも、終了後にも、
聞いている側が発表側に想いを伝えられるような場の設計になっています。

セールスランキングがよかったら「おめでとう!」
というチャット欄になるし、
アップデートの際にこういうところに苦労したんだという裏話があれば
「施策に込められた思いが伝わってきて自分も頑張ろうと思った」
という振り返りシートになるし、
たとえ良い状況ではないという話でも
「応援しているよ!」というコメントで溢れかえります。

私たちはこの週次報告で、各プロジェクトの状況だけでなく、
プロジェクトに携わる人たちのいろいろな思いに触れることができます。
嬉しさ、必死さ、悔しさ、悲しさ、驚き、楽しさ、期待、努力、緊張、
不安、愛情。
思いに触れることで自己の心にも伝播し、
応援したいという気持ちや自分達も頑張ろうという気持ちが溢れるんだろうなと思います。

今日ふと、この流れていくチャット欄のコメントを見て、
ここは「沿道」なんだな と思いました。

発表者は限られているので、
多くのメンバーの顔を見ることはできないけれど
発表を聞いているだけでいかに多くのメンバーが関わっているか
伝わってきます。
また、会社の状況によっては、
これから走り出すところもあれば、今走っているところもある。
順調な走りができているところもあれば、そうとは言えないところもある。
走りたかったけど、結果的には走れなかったところもある。
でもみんなアカツキグループに所属するランナーで、
この沿道からの声援が、声援を送った自分自身も含め、
その全てのランナーに届いているような気がします。
だから私は、この週次報告がすごく好きです。

ゲームス週次報告は、
現在はHR活用支援チームが運営を担っています。
私はそのメンバーではないので運営について語れる事はないのですが、
運営メンバーを見ていると、
毎週毎週より良い週次報告にしようと奮闘している様子がうかがえます。
元々のアカツキらしい文化に加えて、場の設計を真摯に考えているメンバーがいるからこそ成立しているということを感じ、
そういうところがこの会社のいいところだよな、と思います。

HRは、
広義の意味で「沿道」を作り続けることが使命なのかもしれないなあと、
最近の私はぼんやりと思っています。
自分のキャリアをまだ模索中な私ですが、どこで何をするにしても、
アカツキという組織、
また、そこで働くメンバーが輝いていることが好きだから、
組織や人が輝き続けられるような沿道とは何か、
それを問い続けていきたいと思っています。

そして、
この自分の「好き」が、冒頭の広告のフレーズともシンクロし、
きっと自分のキャリアだけでなく、
人生の中で大切にしたいことに繋がっていると
年の瀬に思うのでした。

もうすぐお正月ですね。1/2,3はぜひ箱根駅伝を見ましょう。

「走りたかった4年生たちへ。」と、
「すべてのランナーたちの思いが、どうか完走しますように」
の間にある15行を、みなさんならどう紡ぎますか。
こちらから引用させていただきました。
引用:2020年1月2日 報知新聞に掲載された、箱根駅伝を応援するサッポロビールの広告

よいクリスマスと年末年始をお過ごしください。
HR活用支援のおおうらでした。

この記事は、『アカツキグループ人事アドベントカレンダー』 の 17日目の記事です。 前回はナルミさん の「わたしも世界に感動品質を届けたい!」でした。

アカツキグループ人事アドベントカレンダー
【 クリスマス限定 】12月1日〜12月25日にかけて、毎日更新、アカツキグループでヒト・組織にまつわる業務に従事する人事たちが、リレー形式で投稿します。
記事を読んでアカツキが気になった方は、ぜひこちらのHPへ遊びにきてください。▶︎ https://aktsk.jp/recruit/