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文化を彩る、アカツキらしい言葉たち

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カルチャーブック「アカツキのコトノハ」は、アカツキで働くメンバーがひとり1冊ずつ持つ本です。思いと知見から生まれた「アカツキらしい言葉」を言葉の定義とともにひとつずつご紹介してい…
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2020年1月の記事一覧

17 フィードバック

アカツキでは率直で愛あるフィードバックを大切にします。 フィードバックの積み重ねが、 相互成長や真のつながりの機会になると信じるからです。 ただし、フィードバックではなく陰口を言うことは、本当に相手を思いやっている行為ではありません。 本人に思いやりを持って直接伝えるべきです。 相手のために、率直にフィードバックをすることは素晴らしいことですが、相手はロボットではなく感情ある人間です。 そのため、フィードバックをしっかり受け取れるように配慮して伝えることも大切だと考え

16 役職=役割

役職とは“偉さ”を表すものではなく、役割を定義する一つの項目です。 あくまでも役割のため、可変する可能性も当然あります。 大きな役職に就くことが偉くなるということではなく、役職を外れることが必ずしも降格を意味するものではありません。 また、対外的な交渉などを円滑にするために、ラベルとしての役職を付与することもあります。 🌿┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 🌿 "アカツキらしい言葉たち" 年に1度のペースで発行する社内本「アカツキのコトノハ」から、アカツキにおける「

15 意思決定・リーダーの役割

意思決定においては、コンセンサスが取れない場合に、最終的に意思決定する人間を明確にしておく必要があります。 それがリーダーであり、意思決定はリーダーの重要な役割の一つです。 一方、アカツキでは意思決定の前に徹底的に議論することを重要視します。 また、その際に、思考だけではなく、どう感じているのかという感情も議論の場に出すことを大切にしています。 その上で意思決定がされたら、後はメンバーみんなでその意思決定が正解になるように努力することを重要視します。 🌿┈┈┈┈┈

14 リーダーとリーダーシップ

リーダーはチームにおける役割の一つです。 最終的な意思決定をし、チームをエンパワーメントし、他のメンバーの模範となり、ゴールを示す存在です。 ただし、あくまでも役割なので、流動的に変わることもあります。 一方でリーダーシップとは、役割ではなく 、環境に対して自ら変えていく行動や影響力・能力であり、すべてのメンバーに求められるものです。 アカツキでは、すべてのメンバーが主体性を持って関わってほしいと思っていて、全員がリーダーシップを持つことをとても大切にしています。 🌿

13 マネージメント

マネージメントとは、役割ではなく、 設定したゴールに導くために人を生かしていく手法のことです。 マネージメントの方法は多種多様であり、その必要性は、ゴールや人員・期間などの制約によっても変化します。 マネージメント自体は手段のため、必要がなくなるのは望ましい形の一つではありますが、目標達成のためには“良い”マネージメントが現実的には必要であるといえます。 🌿┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 🌿 "アカツキらしい言葉たち" 年に1度のペースで発行する社内本「アカツキの

12 安心・安全

実業家 本田宗一郎氏の教訓に「ニワトリを殺すな」があります。 檻に傷ついた鶏を入れると、他の鶏が寄ってたかって傷をつついて殺してしまう。そんな習性がありますが、 アカツキでそれはあり得ません。 失敗した人間を減点してみんなで責めるようなカルチャーではなく、自分の心の底にある意見を表明することや意義ある挑戦をすることに対して、 心理的安全性が保たれる環境を一人ひとりがつくることを目指していきます。 🌿┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 🌿 "アカツキらしい言葉たち" 年に1

11 退職

退職とはその職を離れることです。ただし、会社を離れるからといって、その人との人間的なつながりが途切れるわけではありません。 退職は一般的にネガティブに捉えられがちですが、お互いの目的やゴール・期待値が変わることはあるため、マッチングしないメンバーが退職することは双方にとって健全です。 そのため、お互いの意向が一致しないと感じた際には、退職しやすい仕組みをしっかりつくっていくことも重要です。 アカツキでは、退職を卒業と捉えており、気持ち良く送り出すことを大切にし、卒業生に

10 採用

アカツキにおける採用は、採用チームが取り組むだけのものではない、全社をあげての最重要課題です。 なぜなら、アカツキにとっての最大の資産は人だからです。 したがって、メンバーが採用に貢献することは非常に大きな貢献と考えます。 同時に、共に働くための仲間を積極的に迎え入れるための活動を推奨します。 また、アカツキの採用においては短期的な成果を生むためのスキルだけではなく、長期的に共に成長していくスタンスを最も重視します。 その理由は、アカツキ自体が変化・成長し続けるからです

09 雇用とメンバー

アカツキは、人の集合体であり、そこにいるメンバーは成長に向けての最大の資産です。 また“従業員”という言葉はアカツキでは使用せず、“メンバー”と呼びます。 業に従う人ではなく、感情を持った1人の存在を大切にする。 メンバーは会社と一緒に旅路を進む対等な仲間であり、パートナーと考えます。 一方、仲間ではあっても家族ではありません。 家族は何があっても離れず、また親と子には守る・守られる関係がありますが、その通りではありません。依存する関係ではなく、お互い自立した上で助け合う

08 報酬

アカツキでの報酬は、金銭報酬はもちろん、 それ以外の感情報酬などお金以外のさまざまなものが報酬であるという “トータルリワード”の考え方を前提としています。 意義ある仕事ができるか、つながりのある働きやすい環境が整備されているか、成長できる環境があるか、素晴らしい仲間と一緒に働けるか。 そのような目に見えない報酬も大切にし、 そういった部分へ積極的に投資していきます。 その中で、金銭報酬という点では、年功序列のようにどんなに成果を出しても上がらないような制度にはせず、生

07 評価

アカツキでの評価は、貢献した価値をベースに考えています。 貢献の仕方は、個人によってさまざまな形があり、出せる価値はそれぞれ違うため、そこまで見極めて評価します。 なぜなら、アカツキには“タレントドリブン” –––– 個性や才能の違いを認め、それぞれの主体性と創造性を解放してその才能を開花させ、事業をドライブする –––– という重要な考え方があるからです。 そのため、多様な価値をしっかりと評価することを大切にしています。 もちろん、完璧な評価の仕組みはないので、このよう

06 成長支援

アカツキでは、「成長とつながりによって幸せを生み出す組織」を組織ビジョンとして目指しています。 成長には“能力”と“人格”の2種類の成長があり、能力はもちろんですが、それ以上に人格の成長を大切に考えています。 それは、ヒト・コトに向き合いながら自分の器を広げていくことです。 自分の感情や内側の感覚を大切にしながら、新しい自分に気づいていく旅のようなものです。 それには挑戦のプロセスが大切だと思います。 成長自体は、いつでも、いかなる環境でもできます。ただし、本人の意思が

05 機会

機会とは与えられるものではなく、自らつくり出すもの、そして自らつかみ取るものです。 それには受け身ではなく、常に能動的な行動やスタンスが必要となります。 アカツキでは、自ら手を挙げる機会を 可能な限り広くつくるよう努力していますが、 一方で、多くの大企業のように年齢が高ければ 良い機会がもらえるわけではありません。 機会を得られるかどうかは、その当事者自身の意欲やスタンス、能力、周りからの信頼残高、その機会に伴う相応の責任への理解などの要素によって、その人材が機会を得る

04 利益

利益は売上(価値の対価)からコスト(使用した資産)を引いたもの。 つまり、社会に対して新たに創出した価値を指します。 そして、利益とは次の投資のための原資という側面も持っています。 投資をすることで、より大きな価値をお客さまに提供できるようになります。 またアカツキは、中長期で偉大な価値を生み出す企業なので、どういう価値をどういう時間軸で創出するのかが大切です。 中長期の利益のためであれば、短期的な赤字が生まれることをいとわないことも往々にしてあります。 🌿┈┈┈