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文化を彩る、アカツキらしい言葉たち

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カルチャーブック「アカツキのコトノハ」は、アカツキで働くメンバーがひとり1冊ずつ持つ本です。思いと知見から生まれた「アカツキらしい言葉」を言葉の定義とともにひとつずつご紹介してい… もっと読む
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記事一覧

44 プロセスを大切にする

アカツキでは、輝かしい価値を生み出すとともに、そのプロセスも輝かしいものであってほしいと願っています。 2030年の「ゴールドジャーニーズ超」という長期目標を掲げていますが、目標は、掲げることで未来のイメージが揃うということ以上に、現在のこのプロセスがより彩られることが大切だと思っています。 目的・目標を目指す過程で、 挑戦の分だけトラブルや苦しいことも含めていろいろなことが起こります。 でも、その道中こそ、旅をしているような感覚で、成長やつながりを持って、楽しさや遊び心

43 感情を丁寧に扱う

合理性やロジックが強いビジネスの世界では、感情や目に見えないものは後回しにされがちです。でも、アカツキでは目に見えないものを大切にしてきましたし、 これからも最も大切にしたいことの一つです。 アカツキの言葉の中で、「捉え方や見方を変える」 が多く出てきますが、無理して変えることは難しいことです。その中で大切なことは、 一人ひとりが自分の感情を丁寧に扱うこと。 その結果として、見方が変わってきます。 ポジティブだけではなくてネガティブとされている感情も、自分の中にある感情で

42 性弱説にもとづく

アカツキは、「人間は元々“性善であるが、弱い一面も持っている”」という、性弱説を考え方のベースに持っています。 性善であることを信じているので、 情報も可能な限りオープンに共有します。 一方で人間は完璧ではなく、弱い面があることを理解し、最低限必要な仕組みは、しっかりとつくっていく必要があると考えています。 性悪説をベースに多数のルールで管理することをしない。 性善であることをベースに、可能な限りルールは少なくしたい。 その上で人間も弱さも理解し、それに合わせた仕組み

41 わかちあい

2015年頃から、アカツキで“わかちあい”を積極的に行うようになりました。わかちあいはアカツキの文化と哲学の象徴になっています。 正解を求めて議論するのではなく、 感じたまま、純粋にわかちあう。目の前で見聞きしたこと、体験したことについて、感じたまま、純粋にわかちあう。 思考をベースにした議論ではなく、感情をベースにした会話をつくります。 感じたことを自由に表現できることが安心安全な場をつくり、より深いつながりをつくります。 わかちあうことで多面的なものの見方も理解でき

40 拍手の文化

アカツキに入ったら新メンバーがよく驚くことの一つに、拍手の文化があります。 ミーティング中であれ、発言が終わったら拍手されることがある。 拍手は、その人の発言、存在を受け入れてるということを表現しています。 それが心理的安全性のある場をつくります。 場に意見を表明すること、打ち明けたことに対して しっかりと感謝を伝えることを大切にしていたいと考えています。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ "アカツキらしい言葉たち" 年に1度のペースで発行する社内本「アカツキのコト

39 らしさを大切にする

個人にらしさがあるように、法人にも人格やらしさがあります。 世界をワクワクやつながり溢れるカラフルな場所に彩り、ハートドリブンな社会を目指す。 継続成長しながら、関わる人を幸せにし、 100年続く会社として、人々の生活になくてはならない存在になる。 事業(Doing)だけでなく組織の在り方(Being)を通じて世界を照らす存在になる。 これらの青臭い理想を目指す上で、 「 一人ひとりのらしさ」が光るカラフルな組織でありながらも、共通の考え方、習慣をもって「アカツキらし

38 信頼貯金

アカツキでは銀行口座にお金を預けたり、引き出したりするように、人間関係にも“信頼”の残高が貯まったり、失ったりすることがあると考えています。 それは、社会人としてのベースとなる「約束をして守ること」や、礼儀・思いやり、失敗に対する向き合いやお詫びといった「 些細だが大切なこと」の積み重ねで貯まっていくものです。 自立をし、規律を持って期待に応えながらも、 弱みは補完し合う「相互依存」の関係と人に対する愛や思いやりを持って、アカツキに関わる一人ひとりが豊かなつながりを育める

37 裸足

お客さまをオフィス案内をしたとき、まずはじめに驚かれるのが、メンバーが靴を脱ぎ、裸足で働いていることです。 裸足は、リラックスし、ストレスを軽減する効果があるといわれています。 また、靴を脱ぐ行為は開放感を生み出し、 その開放感が親密さを育みやすくするともいわれています。 ものづくりに集中できるリラックスした環境、 そしてチームで働くことを大切にするアカツキの環境を考える上で 裸足であることは大切な要素。 この考え方は福岡や台湾オフィスにも生かされています。 ┈┈┈

36 さすがっす (略語:SSGS)

「拍手文化」「できたことを見る」「前向き」などのポジティブな承認空間は、安心感を生み出し、ものづくりを生産性高く行うための最高の環境につながるとアカツキは信じています。 いつどこから生まれたかは不明ですが、 いつの間にかslackや日常会話で 多用されることになった 「さすがっす」(略語:SSGS)。 ささやかだけど、どこか気持ちいいこの言葉が、 アカツキの日常を今日も彩ります。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ "アカツキらしい言葉たち" 年に1度のペースで発行す

35 カラフル

「アカツキらしい価値観に基づく働き方や組織の在り方を世の中に示し、すべての人が笑顔で明るい社会を実現したい」 「 太陽の光と、多彩な個性が混ざり合うチームでありたい」 ロゴに込められたこの思いの通り、 アカツキは、多様で多彩な一人ひとりが、カラフルに、らしく混ざり合い、成果を出すことを大切にしています。 その象徴として、日々目にするオフィスがカラフルな配色であることはもちろんのこと、人事制度「Color+Ful」においても、一人ひとりの専門性や個性が際立つことを一つの大

34 Whyから始める

アカツキではWhyから始めることを大切にします。 なぜそれをやるのか、なぜチームが存在するのか、どんな理想状態(to be)を目指すのか。 全社としてもチームとしても単体のプロジェクトも、常にブラさずに、向かっていくWhyを設定し、そこから始めることを大切にします。 それはなぜか。それがゴールに到達する本質的に強いチームを生むから。 WhatやHowは時代の情勢や競合との関係の中で変わってしまいますが、Whyやto beは変わらなければカタチが変わっても原動力になりま

33 緊急ではないが重要なことにも時間を使う

アカツキは、「緊急ではないが重要なこと」をとても大切にしています。 書籍『7つの習慣』でいうところの「第2領域」と言われる領域ですが、普段の仕事だと忙しくて後回しにしがちなこと、 例えば、コミュニケーションの時間、文化、 Whyや本質的な課題について考えることに時間を投資することが 中長期的な成長やビジョン達成に非常に重要だと考えています。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ "アカツキらしい言葉たち" 年に1度のペースで発行する社内本「アカツキのコトノハ」から、アカツ

32 小さな政府

小さな政府とは、任せるところは民間や自治体に可能な限り任せて、政府の行政の規模を小さくし、各々の役割に委ねていく政府の考え方です。 アカツキでも、メンバーがそれぞれ主体的に 流動的に当事者意識を持って動けるように支援し、中央集権的にすべてを役員が管理して意思決定するのではなく、それぞれのチームが主体的に考えて動いていける形を目指しています。 同時に価値提供には、 お客さまに近いメンバーやチームがしっかりと自分の頭で考えて動いていくことが非常に大切だと思っています。 ┈┈

31 批評家ではなく、当事者であれ

アカツキのメンバーは、“批評家”ではなく“当事者”であることを意識します。 ただ批判しても何も変わりません。 アカツキは、メンバーが環境を主体的に変えていくことを求めています。 批判があれば提案を、そして実際に変化するために当事者として行動してほしいと思っています。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ "アカツキらしい言葉たち" 年に1度のペースで発行する社内本「アカツキのコトノハ」から、アカツキにおける「言葉の定義」や大切する「アカツキらしい言葉」をピックアップして紹