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チョキを貫いた【YCSJ TOKYO2024】 with恐竜

にわか遊戯王プレイヤーが初めて大きな大会に参加した備忘録的なあれです。


・参加した経緯

2月の決闘者伝説に行く前後から遊戯王熱が過去最高潮だったので、
東京ドームで発表があった YCSJに「ギネス挑戦ってスゲー」くらいのノリで応募。

運良く参加できた決闘者伝説での1枚

・大会の経験

皆無。一切なし。
普段はマスターデュエルを気ままに回す程度で紙の対戦は友人とリモートでやるくらい。

見知らぬ方との対戦はサテライトショップでの
・ランキングデュエル(シングル)
・遊戯王の日
・フリー対戦
に年明けくらいから数回参加した程度な感じ。

マッチ戦こそ遊戯王の醍醐味とは聞くもののノウハウもなく、
まだ手を出せてなかったのでシングル戦のYCSJはとっても好都合でした。

・使用したデッキ

恐竜-篝火とポプルス、エヴォルを添えて-

要はスネークアイギミックを入れた恐竜です。恐竜大好き。
恐竜はMDでずっと握っていた愛着のあるデッキなので迷わず選択。

最終盤面は、
アルコンを使って出てきたモンスターの蓋をしつつ、
進化の特異点で出てくるラーズでフィールドの魔法罠モンスターを2妨害。
あとはアンブロ&咎姫でもうちょっとわちゃわちゃして返しのターンでワンキルという感じ。

雑に回してもこれくらいの盤面にはなる

MDでも「エヴォルカイザー・ラーズ」が最近実装されて、ほぼ同じ構築ができるようになったので練習が捗りました。

ポイントは初動札を沢山入れてシングル戦なので誘発もそこそこ投入し、先行での上振れ展開を心持ち抑えて後攻でもある程度動けるように構築。

超越竜を入れた方がより強固な盤面を作れそうだったけど、迷った挙句に無限泡影に席を譲ってもらうことに。

炎王スネークアイをはじめまだまだ各デッキに引っ張りだこな篝火だけど、
ポプルスからメガキレラへ繋がる動きはマイナーなようで(そもそも今は恐竜がマイナー)、
ヘイトをポプルスに向けて恐竜の動きを通したりと相手方を翻弄することができていたような印象。

影の立役者、エクシーズ素材のリロードもできる偉い子

・大会当日

もちろん前日は緊張で眠れるはずもなく、ほぼ徹夜状態で始発に乗っていざビッグサイトへ。

此度のバトルシティ

7時50分くらいに着いた時にはかなり長蛇の列ができていた。YPの朝はみな早い。

そこからが
非常に
長かった

当日のタイムスケジュール。
目茶苦茶後ろ倒しになってたけどギネスのセレモニーは時間通りだったっぽい?

大会進行の紙では10時25分から開会とのことで、それまで目を休めとくかなーとか考えてたけど、
2分目をつぶってはスマホを見てを繰り返し。休めるわけもなく。

この独特の緊張感は学生時代の弓道の大会以来かな?

たまにはこういうのも悪くないけど、後に残る精神的・肉体的負荷をもって老いを痛感。かなしい。

3-4000人同時接続のウェブページ負荷テスト(くそ重マッチング)を経て、
11時すぎくらいからようやっと1回戦スタート。

遊戯を演じる風間さんの掛け声でデュエル始められるのは超贅沢だったけど、
唐突なデュエル開始だったので覚悟ができず大慌てで対戦スタート。

・対戦

1回戦
対焔聖騎士 先行
この試合が一番の反省点であり懺悔しなければならない試合。
ポプルス特殊召喚時のサーチを忘れてリンクリを出してしまうという大失態。
ダメもとで相手の方に2つほど手順を巻き戻しをお願いしたところ許可してくださる。
弾かれるのが当たり前だと思ってたし、弾かれてたら間違いなく負けていたので感謝と謝罪で頭が真っ白になる。
その後は無心で展開を伸ばしてそのまま勝利(勝利…?)

2回戦
対天盃 先行
禁滴をラーズ・リトルナイトに食らうも盃満ちるフィールド魔法を貼られずに済んだのでアルコンさんで処理&勝利

我らがエースのアルコンさん

3回戦
対センチュリオン 先行
ラーズと咎姫を超融合で処理されて焦る。
相手と自分のリトルナイトが盤面を行ったり来たりしつつ墓地の咎姫さんが活躍して勝利

強いものは強い

4回戦
対セイクリッド 先行
篝火スタートに増Gを食らう。対策ができなかったため相手に2枚引かせつつリトルナイト&進化の特異点(ラーズ)で相手へ。
スタンバイ時にラーズを出したものの直後に結界波を食らい死を覚悟する。
ただ増Gを持っていたため投げたところ相手が突っ走って展開してくれたため返しのターンで勝利

ミセラのおかげで恐竜デッキが成立しています。
ミセラありがとう。とてもありがとう。

5回戦
炎王スネークアイ 先行
増Gを食らってアルコン・セキュアガードナーの最低限展開へ。
とはいえ炎王スネーク相手に3枚も引かせてしまったためひき殺されて敗北

※このタイミングでギネスのセレモニーをやっていたけどそれどころではなかった。

6回戦
天盃 先行
この試合に勝てればスリーブをもらえる大事な局面。
相手の手札誘発がなく、自身の出力できる最大展開まで持っていける。

MDで再現。
アルコン・アンブロ・ラギア・ラーズを並べることができ、おまけに手札にはうらら付き。

後攻相手ターン。

盃満ちる燦幻荘発動。

ほほう、じゃけんラーズで効果を無効にして、、

チェーン、禁じられた一滴発動。

...…ミ゜ッ

こうして私のYCSJは幕を閉じた。

・試合を通して

先行が欲しいデッキで全試合先行を取れた。(手札誘発多めにした意味?)
つまるところじゃんけんに全て勝てた。うれしい。

緊張しいな私は心に決めていたことがあった。
それは「じゃんけんでは必ずチョキを出す」こと。

余計なことは考えず無心でチョキを出し続けた結果、面白いくらいに勝つことができた。

これを読んでくださっている皆さんもぜひチョキで選択権を勝ち取ろう。

唐突なウマ娘の推し。チケゾー。
やはりチョキは全てを解決する。


そんなこんなで、
初めての大きな大会。初めての1日通しのデュエル三昧。
疲労感と空腹感と達成感でぶっ倒れそうになった。
スニッカーズでも持ってきゃよかった。

中でも初戦での失態は今後もしばらく引きずりそう。
カジュアル戦ならいざ知らず、公式の大会ではあるまじき行為だったと永遠に反省。

けれども、
どの試合も対戦相手は皆紳士な方で楽しかったし、
組んだデッキが結構頑張ってくれたのも良き哉。
ミセラがいれば恐竜はまだ戦える。多分。

最後の試合の清々しい負けっぷりに関しては悔しいけれどある種の満足感すらあった。
ちくしょう環境デッキめ。

ガチガチの競技環境で続けられる度胸と体力があるかはわからないけれど、
これからも遊戯王は続けていきたいな、あわよくばまた大会に出たいなと思う次第でした。

以上、ここまで長文お読みいただきありがとうございました。

ギネス記録の一部になった記念


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