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エンジニア1年目で90万円を稼ぐためにやってきたことと目標にしてきたこと

こんにちは、あかしぃです。

先日、エンジニアとして働き始めて1年が経ち、少しはエンジニアとして働けるようになってきたかな...?と思えるようになりました。

また、エンジニア1年目の最終月である10月には、売上が90万を突破し、お金を稼ぐという点でも少し自信がついてきました。

今、このnoteを書いているのは、自分がエンジニア1年目にどういった目標をもって動いたのか、そして90万を稼ぐために取り組んだことをまとめるためです。

未経験からエンジニア就職についての情報はたくさん見られるようになってきましたが、意外にエンジニア1年目の生の情報というのは見つかりません。自分の例は少し特殊かもしれませんが、これからエンジニアを目指す人や、同じ1年目の人の役に立てば幸いです。

自分の技術スキルなどについて

自分の中で軸となっている技術は、以下の3つです。

・Laravel(PHP)

・Vue.js(Nuxt.js)

・React (+ TypeScript)

また、サブ的なスキルとして以下のようなものがあります。

・AWS

・Docker

・Terraform

・Firebase

・WordPress

・jQuery

もともと、フロントエンドエンジニアを目指す方針でしたが、業務でLaravelやインフラを触る機会が予想以上に多く、いろいろ触れるけれども一つ一つのスキルはそこまで高くない、という状態になっています。フロントエンド系技術だけを1年間ガッツリやっていたらどうなっていたかな...とは思います。

ただ、一つアドバイスをするなら、フロントもサーバーもインフラも少しはできるようになっていたほうがいいです。サーバー側が全くわからない、というのはフロントエンド開発においても結構制約を感じるかと思います(その逆も然り)。フロント側で非常に扱いにくいデータ構造でAPIのインタフェースを設計してしまい、フロントの人が非常におかんむり...というケースを何度か見ました。どういったデータ構造にすればお互いに扱いやすいのか、という視点を得られるだけでも、フロントとサーバーサイド両方の開発を経験する価値があると思います。

あとは、フリーランス向けの案件を見ていて、フロントエンドエンジニアの案件でもサーバーサイド経験があるとより歓迎という案件がかなり多いと感じます。自分の可能性の幅を広げるためにも、最初からどちらか一本に絞らず、まずはなんちゃってフルスタックエンジニアを目指すのがいいかと思います。

エンジニア1年目で90万円を稼いだ方法について

ほとんどの人が気になるのはこの項目だと思います。エンジニアになるモチベーションは様々ですが、お金を稼ぎたいという人がやっぱり多いでしょうから(無論、自分もそうです)

ただ自分がやった方法は、こうすれば誰でも簡単に90万円稼げるよ!みたいな情報商材チックなものではありません。というか、そんな方法があれば自分がぜひ知りたいです笑

自分がとった方法は非常にシンプルで、本業とは別に副業として他企業のプロジェクトに参加し、エンジニアとして働いたというだけです。10月は本業とは別に、おおよそ130時間働きました。過労死ラインとか完全無視です。

自分は去年の11月にエンジニアになり、今年の1月から副業をスタートしました。そのときの時給は3,000円(税込)。現在は2つの副業をかけもちしていて、時給はそれぞれ4,950円(税込)と4,000円(税込)になっています。

副業の大きなメリットは、エンジニアとしての経験値を実務の中で積めることです。また、本業では扱わない技術を使えることもメリットの一つです。自分のスキルとして挙げていたNuxt.jsやReact、TypeScript、Terraformなどは副業で経験を積んだ技術です。

副業することを選んだ理由

自分は今30歳で、エンジニアとしてのスタートはかなり遅いほうです。なので、22歳の子が歩むエンジニアキャリアをそのままなぞるだけでは遅すぎます。この1年で2年分、あわよくば3年分を巻き取る気持ちで動いてきました。それを達成するためにベストな方法だと思ったのが、副業で実務経験を積むことでした。

自宅で勉強するのもレベルアップのための一つの方法です。ただ、自分は実務の中で鍛えられたほうがより短時間でスキルアップできると考えています。一番大きな差は、自分より優秀なエンジニアからレビューを受けられることでしょう。レビューは、コーディングや設計において新しい視点を得られる大きなチャンスです。

また、自分は12月からフリーランスになる予定ですが、それまでにある程度実績を作っておきたかったというのも理由の一つです。自分は一時期、フリーランスのWebライターとして働いていましたが、フリーランスにとって実績というのは最大の武器です。

外注経験もあるのでクライアント側の気持ちもある程度わかるのですが、クライアントはかなり不安な気持ちでワーカーに仕事をお任せしています。というのも、フリーランス = 優秀という図式は決して成り立たず、むしろ途中で責任を放り出すようなフリーランスが想像以上に多いためです。クライアントとしてはもちろん最後までしっかり仕事を完遂してくれる人に仕事をお任せしたいのですが、公開されているプロフィールだけではその人の実力や人となりまでは把握できません。また、プロフィール文なんかどうとでも書けるので、それだけを鵜呑みにすることはできません。エンジニア未経験の人が面接で「ポートフォリオはありませんが、やる気はあります!」と言うのと同じようなイメージです。

そこで、判断する大きな材料となるのが実績です。公開されている実績であれば基本的に嘘はつけません。自分はエンジニアとしての経験年数不足をカバーするために、様々な現場を経験することを実績作りの方法として選択しました。とはいえ、プロジェクトで書いたコードは公開できないのが一般的なので、「この機能は自分が作りました」という程度に終わってしまうのですが。。。(設計思想やどういった課題を解決したのか、などは実際に実装していないと答えられないので、十分な武器になるとは思っています)

もっと目に見える方法で実績を作るなら、オリジナルアプリを作る、技術系記事を書く(これは自分もやっています)、OSS活動をするなどがあると思います。

ある月だけ90万円稼げたけれども、翌月からは10万円しか稼げなかった、では意味がありません。自分が副業に熱心に取り組んだのは、翌月からもしっかり稼げるようになるための経験と実績作りが主な目的です。

もちろん、副業のために本業がおろそかになるのも論外です。経験を積むのが目的なのに、毎日8時間分のその機会を捨てるのはもっとも愚かな行為です。

副業をゲットする方法

最後のトピックとして、副業として案件を獲得する方法について書いていきます。

まず案件の前提として、リモートワーク可能であるというのがあります。本業が週5であるので、オフィスに出社するのは物理的に無理ですから。

週2程度の稼働時間(15時間程度)で、リモートワークOKで、エンジニア1年目でも獲得できる案件と聞くと、そんなものあるのかという気持ちになりますが、探せばあります。実際に自分が2社でやっているので。(フルリモートではなく、1つは隔週に1回オフラインでミーティングがあり、もう1つは毎週日曜日に出社しています)

ただ簡単に見つかるかといえばそうではありません。営業のチャネルを可能な限り広げて、チャンスがあればどんどんチャレンジしていく必要があります。

自分の場合は、Wantedly(1社はここ)、副業エージェント(CODEALやシューマツワーカー)、bosyu(もう1社はここ)など、案件を獲得できる可能性のあるサービスなどは可能な限り使うようにしていました。

とくに最初の案件を探すのが大変です。経験が浅い上に、実績も何もありませんから。本業で使っている技術とシナジーが高いプロジェクトで、うまく単価交渉をするのがポイントだと思います。

副業の探し方については、以前にも記事を書いているので、そちらも参考にしてみてください。といっても、上に書いたのとほぼ同じ内容ですが。。。

経験の浅いエンジニアの副業案件の取り方

まとめ

エンジニア1年目を終え、プログラミングスキルは1年前と比べて飛躍的に伸びたのを実感していますが、全然まだまだひよっこです。なんなら、半年前くらいのほうが自信に満ち溢れていたような気がします。新しい物事を始めたときに誰もが経験する「完全に理解した」というフェーズを超え、今はどんどん自分の実力不足を実感するフェーズに入ったんだと思います。

とはいえ、このフェーズを抜けるためには日々のエンジニアリングの中で自信を積み重ねていくしかないのでしょう。また、12月からはフリーランスエンジニアになるということで、1年目に劣らず2年目も頑張っていきたいです。

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