赤ありルールにおけるチャンタ・純チャンの真価│Akpasu共同執筆
「チャンタは最弱役」
ある程度麻雀に慣れ親しんだ方なら一度は耳にしたフレーズだと思います。
14枚全て端にかけるという制約があるにも関わらず、9枚制約の一通や三色と同じ2飜(喰い下がり1飜)役。テンパイ形は殆どが返張や嵌張、単騎といった愚形になります。更に赤ありルールでは赤ドラという恩恵を受けることが一切できません。
間違いなく最弱役です。
しかし、最弱だからこそ、最弱ゆえに。
メリットを正しく理解し、戦術に組み込むことで、その真価を発揮します。
玉の間で安定して勝つために「分散を如何に小さく打つか」を突き詰めて辿り着いた、2人の2年間に渡る牌譜検討の集大成をここに記します。
最近王座の間でも十分通用することが分かってきたので、このタイミングで言語化しておこうと共同執筆に至ったわけです。
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