【ここが好き】まほやく
まほやくこと魔法使いの約束(coly)の好きなところ。
長いものイヤなかたはお気をつけください。
CV:田丸篤志
まずこれ。なんといっても、これ!!!(>ω<)
誰がなんといおうと、これ!!!!(>ω<)
この人の王子はとにかく絶品なんです。
柔らかい声質に少しだけデスペラートな思い詰めた生真面目さを感じる、じつに品のいいノーブルそのものの声。物語に出てくる生粋の「王子様」に、これ以上フィットする声を私は知りません。
なのに、あんまり王子の役やってくれないんです。当節、そういう王子ってあんまり時流に合わないのかもしれませんが。
その田丸くんの、ど真ん中王子(>ω<) しかも、ティザーイラスト見る限りかなりメインポジ(>ω<)
どれか新しいゲームはじめようかと思って3本DLしたうち、まほやくをはじめたのは100%、田丸くんの声が聞きたかったからです(・x・)シナリオライターさんとか世界観とか売りにしてるものはいろいろあるみたいですけど、私のフックは田丸ボイスでした。公式のサンプルボイス聞いて即DLしたもんね(・x・)
そして、ちょうど誕生日月だったのでリセマラで誕生日SSRを手に入れて、速攻ホーム画面(いわゆる近侍とか秘書艦とかそういう位置)に設定。
いやもう、天国(>ω<)
このゲームめっちゃしゃべるんですよ。メインストーリーがフルボイスというのを別としても、とにかくボイスが多い。とくにホーム画面でしゃべるせりふのバリエが相当にあるんです。誰かの誕生日とかゴールデンウィークとか、季節ネタもたんまり。
近侍をアーサーにしとけば、それが全部!田丸ボイス。
マジ天国ですよ!奥さん!(>ω<)
設定とストーリーがいい
というわけで、キャラのみをフックにつっこんだゲームでしたが、うれしいことに中身もたいへんによかった(>ω<)
まず、主人公の性別が選べる。いやまじめな話これだいじ。
私は腐女子ではありませんが基本的な目線はBLです。べつにNLもTLも男女エロも拒絶はしませんし、男が二人並んでたらデキてるとか萌えるとか考えたりはしないですが、ナチュラルに好きなのはBLのほうです。とくに、主人公がよってたかってなんの脈絡もなく好かれて口説かれまくる、ソシャゲ的逆ハーレムってあんまり好きじゃありません。あと、自分をプレイヤーに投影するタイプでもないので、自分が操作するキャラじゃないキャラ同士でいろいろあってほしい。
なので、男をプレイヤーキャラに選べる、というのはありがたい。
実際、運営も「恋愛要素はない」とアナウンスしているらしく、ストーリーにもそういう要素はありません。まあ、テキストが基本、一人称以外は女の子バージョンと変わらないらしく、あんまり男の子らしさはないですが。
それはともかく。
主人公は異世界に召喚された大学生(?私はそう感じたけど明言はされてないかも。でもサラリーマンという明言もない)で、賢者と呼ばれて世界を滅ぼすという存在、「大いなる厄災」と戦う魔法使いたちの指導者?的存在になるわけなんですが。
なのに、賢者はともかく、魔法使いが英雄ではないんです。
魔法使いの社会的地位って、地域にもよるんですが基本的に低いんですよね。なので、ベーシックに虐げられている。それに対してどう反応してどう対応してるかがキャラごとにちがって、そこが興味深い。好きなタイプの設定。
徹頭徹尾安心できてらぶらぶではっぴーなものが好きなひとには合わないかもしれないですが、私はこういうほうが好きw
だって、世界ってきれいなだけでできてないじゃないですか。
そういう部分をないことにしないで、その上で葛藤したりぶつかったり傷ついたりする、というほうが、私は納得がいくんですね。
ただ、それだけに、そんな扱いを受けてたり、人間なんかどうでもいいと思ってたりするキャラまで厄災から世界(魔法使いではないもの)を守るために戦う、という基本の設定部分にはちょっと違和感はあります(説明されてるキャラもいるけど)。
ただ、まだ配信開始から半年ですし、シナリオもまだプロローグ終わったあたり、せいぜいが第1部完というところなので、そのへんに関しては今後に期待。
シナリオが厚い
ストーリー的に厚みがある、というのもあるんですが、そういうことじゃなく。
物量が厚い。
メインストーリーが21章。1章あたり6話から、最大で12話。
それだけでもかなりのボリュームなんですが。
とにかく、あちこちにみっちりシナリオが埋めてあって、それがすごい。
各育成スポットに、それぞれ6話構成のストーリーがあります。
それぞれ魔法使い1人ずつに対応したストーリーがあって(まだ全員ぶんは実装されてない)、内容もほのぼのからギャグテイスト、切ないもの、つらくて胸の痛くなるものと内容のバラエティも豊か。
いやー、メインストーリーならいざ知らず、スポットの、それこそ6話しかないエピソードで泣かされるとは(・x・)
それだけではなく、短いエピソードがとにかくたくさんあるんです。スポット固有のエピソード、育成キャラにセットしてる魔法使いのエピと、そのキャラのSR以上のカードをシナリオカードにしてる時にしか出ないカードエピ。
それがランダムで発生します。
1周で全部なんか出せません。
出やすいエピ、出にくいエピがあって、出やすいエピは何度も出ますが。
相当回してる今でも、まだたまに未読のテキストが出てくる(・x・)
すげえ量です。
いちおう、それぞれにある程度テーマというかお題が決まってて、それに沿って組み立てがされてはいるんですが。
これをね、全スポット・全キャラぶん揃えるのって、たいへんですよ。
自分でゲーム作ってた時、こういうフレーバーテキスト的な小エピソードってすごい苦労したものです。
というか単純に考えても、1つのスポットに10エピとしても(ぜんぜんこんなもんじゃなくてもっとある)、21スポット(まだ全部オープンにはなってないけど)で210エピだし、魔法使い1人あたり10エピあれば(もっとある)これも210エピ、合わせたら420本ものエピソードが必要じゃないですか(ぜんぜんこんな数じゃない)。
さらに、すべてのカードに、それぞれレベルで解放されるカード固有のストーリーがある。話数(=ボリューム)はレアリティによって違いますが、たとえば1回のイベントで、現在のところガチャSSRが3種、ガチャSRとRが各1種、配布がR1種のSR2種、合計8枚の新規カードが追加されてます。
つまり、8種類の新しいストーリーが追加される。
もちろん、そのイベントじたいのストーリーもあるし、SRから上にはカードを育成に使ってる時に発生するストーリーもある。
なんというテキスト量(・x・)
これをね、横着することってものすごく簡単なんですよ。
もっと数を少なくしたっていいし、カードのストーリーはSR以上とか、SSRだけとかにしたっていい。
ホームのボイスなんか2つ3つぐらいしかないし季節ボイスなんかなにそれおいしいのってゲームとかいくらでもあるわけです。
なにもわざわざ何十も用意しなくたっていいんです。
でも、そうやって手をかけただけ、ユーザーの楽しめる度合いは高くなる。
制作が苦労したぶん、ユーザーは楽しいんです。
つまり、相当制作は苦労してると思う。
自分もライターだった身として、ほんとにこれはすごいと思うんです。
頭が下がります。
推しが増える
最初に書いたように私は田丸くんのアーサー目当てにこのゲームをはじめたんですけれども。
アーサーも変わらずすごいかわいくて大好きなんですけど!!!
オーエンがかわいくてかわいくてしんだ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
好物食べさせた時のこの反応とか(>ω<)
しんたさんの演技がまたすごく好み(>ω<)
時の洞窟でブラッドリーにじわっとして。
ファウストがどうしてこうなっちゃったのかを思うと(つД`)ってなって。
シャイロックのホームボイスでああっ(>_<)ってなって。
病の沼でフィガロ先生にあうう( ;∀;)ってなる。
みたいな感じで。
シナリオを読めば読むほど、推しが増えます。
フレさんのメッセージに推しが選べないとか増えるとか書いてあることがけっこうあるんですけど、まったくそのとおり(・x・)
そして、それはそれだけキャラが立ってるしキャラもシナリオも練られてるということでもあるので、この先にも期待の持てることです(・∀・)
オート/スキップがある
システム面で、これはちょっと使いにくいなあと思う部分ももちろんあるにはあるんですが。
コースオート進行と、シナリオスキップ(選択肢の自動選択含む)がある。これ最強。
このゲームは、周回ゲーです。
イベントに入ったら厄災が出るまでひたすらコースを廻る。厄災が出やすいアイテムも追加されましたが全コースで使えるほどはないし必ず出るわけでもない。最低限保証されてるのは、「1コースに必ず1回は上級厄災が出る」これだけです。
にもかかわらず、1ターンごとに基本「交流のボタンを選んで」「5種類の交流から1つを選んで」「決定のためにもう1度タップする」と3タップも必要です。1周でそれを48回やらないといけない。パートの合間に「このまま続ける」とかも選ばないといけない。
これを全部、厄災の抽選だけのために手動でやるのはなかなかハード。
まあ、ドロップとか何も気にしないなら「休む」連打でもいいんですが、休む連打にしても間にエピソードやシナリオも入るし、スキル演出も入るので、やっぱり画面ぺしぺししないといけないので、めんどくさいです。
幸いにして、私がはじめた時にはオート進行機能が追加されてたので、ただ流す時は「このまま続ける」を3回とオートボタンを4回押せばそれでOK。
楽(>ω<)
それにプラス、コース内で発生するイベントも既読スキップとオート進行の設定が可能。これも、読みたい人は読めばいいし読みたくない人はすっ飛ばしてどんどん先へいけるので、自分の状況に合わせてプレイできるのがよいなと。
いちばんゲームで回数プレイしないといけない部分は、やっぱりユーザーフレンドリーでないとね(・∀・)
放置してればいいんですが、ターンごとの、ステのあがる演出とかスキル発動とかの演出がちょっとかったるいので、そのへんもスキップあるいは倍速がつくとなおよし(・x・)
ごほうびが多い
この手のゲームはメインシナリオ終わっちゃうと、あとはイベントを繰り返すのが基本。
イベントとイベントの間は虚無期間とか言われることも多く、やることがなくなります。そして人間、目標的なものがないとやっぱりやる気というのは減衰するもので(・x・)
後発だけあってそこんところはよくわかってるのか、まほやくは細かいクエストやごほうびが充実してます。
たとえば、同じ体力を共有してるのでイベント中にはほぼやらなくなる=イベント外の期間で主にプレイすることになる「訓練」。他プレイヤーのデータを使ったNPC相手の模擬PvPという、わりとよくあるやつで、ほかのゲームだとさっくり放置するんですが、まほやくではこれにも各ステージを何回クリア、何回勝利というクエストが設定されてます。
報酬はべつにものすごく豪華というわけではないですが、虚無期間にだだ余る、というか、からっけつからでも50分で満タンになって全部消化するのは至難の業なMPを、多少なりと有効活用できるとやる気がちょっとは増えます。
だけでなく、ウィークリーで賢者リーグというのが設定されてて、訓練の結果に応じてもらえるポイントの累積でレベルがあがって、レベルがあがった時と週の最後にどのレベルだったかに応じて報酬がきます。
最高レベルの10にあげてあると、レベルアップ報酬と合わせて週にゲーム内通貨であるマナ石が55こもらえます。
節目だとちょっと多く入ることもありますがデイリーログボでだいたい毎日石2こもらえるので、週14こ。
さらにデイリーミッションコンプで3こ(=週21)、ウィークリーミッションコンプで23。
つまり、賢者リーグ10までするとだいたい週に110こ、マナ石がもらえる。
しなくても50いくつかはもらえる。
マナ石で何ができるのかというと、ガチャが回せます。300こで11連。
3週に1回、11連が回せる計算です。リアルマネー換算するとだいたい10連1回、ほかのソシャゲと大差なくて3000円ぐらいなので、なかなかおいしいです。
ほかのゲームで11連回せるぐらいログボ集めるのにはもっとかかることが多いので、かなりこれも良心的。まじめにやればそれだけごほうびがあるということですねw
そのほかにも、ミニゲームの料理をやると開放されるシナリオがあったり、スポットごとの育成回数とかキャラごとの育成回数とか、各1回ですが特定の覚醒キャラを5回作ると4コマまんがが見られるとか(各キャラ基本8ずつあって、イベントや誕生日等で増える)スポットごとにハイスコアが設定されてるとか、こまごまと報酬が用意されてて、イベントはないけどとりあえずMPとTPだけ消化しとくかー、と、多少なりとやる気になるわけです。
モチベの維持施策だいじ。
これがないとね、私みたいなのはほんとに毎日10秒ログインするだけでいいデイリーログボでさえ取り忘れるから(・x・)ありがたいことです。
先が気になる
もちろん、何から何までパーフェクトだとは思ってません。
動きや画面遷移がもっさりしてるところもあるし、ここもうちょっとこうしてくれたら使い勝手いいのにとか、ホームボイスとか育成中のスキルボイスとかにちょこちょこてにをはのおかしいのがあって気になるとか、過去イベのテキストを読む方法がないとか(解放キーの設定はあるんだけど未実装。実装はよ)、絵アドにかなり高低差があるとか。
でも、やっぱりいろいろと先が気になる。
チラ見せされてる過去とかエピとかの実際が知りたいし、メインストーリーもあれですべて解決という終わり方ではなかったので、第2部第3部とかもきっとあると思うので楽しみ。
もうちょっと早くはじめてればもっと読めたシナリオもあったのになとは思いますが、今はじめなければここまで楽しいと思わなかったかもしれないのでこれでよし(・∀・)
・
残念ながら私は生まれつき萌えの手持ちが非常にうすいので、いいなおもしろいな楽しいなと思っても二次はじめるにはまだいたってないんですが、そのうちなにか浮かばないかな(>ω<)浮かんだら書きたいな(>ω<)
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