上杉謙信の辞世 戦国百人一首94
戦国武将を語るときに、この人物を忘れるわけにはいかないだろう。
信濃の覇権を巡り武田信玄と川中島で長く争ったことで知られる、山内上杉家第16代当主上杉謙信(1530-1578)だ。
越後(佐渡を除く新潟県全域)の守護代だった長尾為景を父とする。
幼名、虎千代。元服ののち長尾平三景虎、そして政虎、輝虎と名乗ったため、「越後の虎」と呼ばれた。
「謙信」は仏門に入って名乗った法号である。
ほかに「越後の龍」、「軍神」とも称された。
簡潔で、漢文らしいキレがありながら「夢」や「栄華