アンサー

 推しについても書いてるんだけど、「推し#とは」って内容で書いていたはずなのに2段落目から推しのね!ここが尊くてね!ほら、ここご覧下さい!ほら尊い!!!みたいになってしまったので、筆が乗ったこっちを先に。

 これはカフェでお隣した人とマスターと3人で少しお話をした時の宿題の答え。終わった会話なのかもしれないし誰も僕の答えを求めていないのかもしれないけど、僕が勝手に自分に課した宿題なので出来はともかくしっかり提出はしますよ。
 僕の自己肯定感は結構低いらしいけど、自己承認欲求はそれなりに高いとは思ってるので、この面倒くささだけは読んでくださっている間は頭の片隅に留めておいていただけるとスムーズかと。

 お隣した人を分かりやすくSさんとしよう。Sさんと2人でお話していて、彼女の目には僕が優しすぎると映ったみたい。
実際に「そう思う(思わない)」「ややそう思う(思わない)」「どちらかといえばそう思う(思わない)」の6択から当てはまるものに丸をつける診断で「博愛主義」って結果が出たんだからその人の目が濁ってるとか言うつもりはないし、実際がどうかは置いておいて「優しいんだね」って言われて嬉しくないかって聞かれたらそりゃあ嬉しいには決まってる(ただし意中の相手に言われた場合は除く)。

 競争意識はあるし、同じ事をして出来を競うならそりゃあ僕だって負けたくはない。でも人には向き不向きがあって、どんなに頑張っても勝てないものは誰しもある(と思ってる)し、割ける労力も時間も限られてる。
 たとえばグループワークのチームを組んだとして、お世辞にも器用とは言われない僕がチームに貢献していく(チームの一員として認められる)には、自分以外の人も得意なことを「いや僕の方が!」って主張するよりも、誰も手を挙げない役職なりをやった方がチームメイトには有り難がられるのは考えるまでもないことである。
 僕は怒られることや避けられたのにも関わらずイライラされることがかなり嫌いなので、「誰もやらないなら僕やります」って言えてしまう人間なのである。それがたとえうまく出来なかったとしても所詮は出来合いのチームメイト、自分が恥ずかしくなければ、自分たちのチームだけ酷評されなければ、チームメイトの誰もが「助かった」って思うんだろうよ。
 博愛主義なんじゃなくて、無駄な争いをしたくないだけなんですね。それが殴る蹴るの喧嘩じゃなくてジャンケンだったとしても。汚名だけどめんどくさがり屋なんだと思う。無駄なエネルギーは使わずに生きていきたいので。だからここ数年意志薄弱だのキョロ充だの言われたい放題なんでしょうね。言ったところで嘘松って言われそうだけど別にリア充の皮被りたいわけじゃないんだけどな……

 ここからが聞かれたことを自分なりに噛み砕いて出した答え。比喩が分かりにくい気もするけどほかのやり方で上手く伝えられる自信がないのでご容赦を。
 僕の宿題は「なぜ対立する意見を持っているのに相手をねじ伏せず受け入れてしまうのか」である。勿論ディスカッションをしなければいけない場の話ではなく、ふとした時のことである。
 noteって過激な単語で凍結とかしないかな、凍るなら当該テキストだけ削除で解凍されることを祈ろう。
 僕と対立する見解を持つ誰かがいるとしよう。意見をぶつけるという行為を攻撃、自分の意見をねじ込むことに成功したらそれは相手を殺すことができたとしよう。
 この場合、喩えるならFPSで物陰からヘッドショットをキメるんじゃなくて、お互い逃げられない、避けられるかどうか微妙な距離での殴り合いである。ところでヘッドショット的な意味でハイドアンドキルって単語使おうと思ったらGODEATER2のミッション名であってバレる前に物陰から殺すって意味の言葉じゃないんですね……しっくりくる言葉が出てこなかった😭
 要するに僕が勝つには確実に先制攻撃且つ一撃必殺で倒さなければいけないということ。つまり、相手に何か言わせる前に論破できるだけの材料、口が武器なので相手が口を開く前に論破するだけのインパクトが必要なのである。
 そんなの無理に決まってるじゃん。ポケモンやったことある人は理解してるけど先攻技の威力は軒並み低め。今は威力90の技もあるらしいけどこちとらダイパで止まってるので神速が最高威力である。一撃技の命中率は30%だから確定で倒せるわけではない(今は数字が変わってるかもしれない)。V?努力値?持ち物?乱数?そんな話はしてません。
 相手に自分の意見を受け入れさせるということは少なからず自分もダメージを受けるということだし、そもそも(少なくとも僕は)相手に自分の意見をねじ込みたいとは思ってない。負けるつもりはないけれど、勝つことが目的ではない以上勝てばいいってもんでもない。それならば、どんなに受け入れられない思考でも「僕はそういう意見は持ってないけど、あなたはそういうふうに考えるのね」ってその場を収めるのが最善ではなかろうか。それがたとえポーズだとしても(実践はともかく頭では理解してる人は多そう)。
 ポーズで終わらせるならば根本的な解決ではないものの「次からはこの話は振らないようにしよう」ってなるし、ポーズで終わらせたくないのならば「こういう考えもあるんだ……」って自分の言葉でその意見を噛み砕いて知識として吸収することができる。部分的には納得するということもできるかもしれない。
 Sさんにも言ったけれど同じ話題に対する考え方やそのアプローチが違うばかりか、そもそもの根底が人それぞれなんだから、自分のゴーストを相手にする立ち回りじゃ肩透かし食らっちゃうんじゃないかな。どんなに質疑応答のシュミレーション頭ん中でしたって実際には想定してなかった質問されたりするもんね(僕はよくされる)(むしろ想定してた質問なんて飛んでこない)(穴を埋めてからプレゼンしろよ)。
 Sさんの生き方は僕にとって理想ではあるけれど、結局僕は自分が1番傷つかない選択を選んでしまいがちなので、生き方として尊敬はしてるけど心配でもあったり。人生経験も僕よりめちゃくちゃ豊富だし、10近く下の僕が心配なんて烏滸がましいな……他人の不確定な未来心配する前に自分の不安定なメンタルと微妙な数の単位心配しろ。

 こんなんだから親相手でも本気でぶつかれないし、1番気にしなくていいはずの親の顔色や声音を気にして無駄にビクビクしているのかもしれない。親と言い合いするくらいなら自分の意見を殺して親の言うこと飲んだ方が波風立たないし疲れないもの。最近やっと二言目に理不尽なこと言われないの分かってきたけどまだ怖いよね〜って。死んでからじゃ遅いし粉々に割れたガラス玉、少しずつ何とかしていきたいね。

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