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ワードインディアンの思い出話②

これまでの話。

https://note.com/akashianomi/n/n32504b73ff55


サンキューチャック横丁

数年に渡るテストプレイと塩漬け期間を経て、なんとか根底部分は完成した。
あとは細々としたデベロップである。
これが2023年初頭ぐらい。

この時点での解決したい所は、下記の3つ。
①お題カード数が少ない問題
②得点ルール、救済ルールの整備
③3人用、6人用ルールの追加

というのも、ゲムマに出店して心とお財布にダメージを負わないためには多く売るかそこそこの値段ので利益率を上げるかになるのだが、仕様上どちらにも振り切れないような状況であった。
あと、もう1アイデアあれば……という所でまた半年塩漬け。

そして、現れたのがチャック横丁である。
安価な出展料と最低限の飾りつけで良いらしい。
チャック横丁だと安価な物を求められそうだし、お題カード少なくてもいいなー(①解決)、安価にするにはコンポーネントも最小限にしよう。ゲーム然としたラウンド制や得点方式、リソース管理部分も全部捨てていいなー(②解決)、チャック袋容量的に6人は大変だし、3人ルールも用紙にまとめられるか分かんないし、4人専用でいいか(③諦め)

と、こんな感じで急に完成形が見えたので2023秋ゲムマ申し込み。


安価に作ろう

ワードインディアンは先に売値を1,000円と定めた。チャック横丁はこれくらいの値段が出揃うだろうという読み。コンポーネントはそれに合うように選んでいった。

カードはラクスルで名刺印刷。
入稿回数は多いけど、仕上がりチェック機能が手厚く感動しました。これからも名刺印刷はここを使いたい。
そして、カードの角は丸めていません。すべてのカードはハードスリーブに入れられて然るべきなので、なんの影響もないですよね。

表紙もポストカードでラクスル。クーポンでちょい安。
本当は裏面にルールを載せようと思いましたが、字が小さくなりすぎるので断念しました。

ルールは近所のダイソーでコピーしました。
思ったより粗くてごめんねーって思った。

袋と付箋はアマゾンのセールで気持ち安めに購入、カード立てはモノタロウで購入しました。これもクーポンでちょい安

どれもこれも数日で届いたのでめちゃくちゃに心が楽でした。

クーポンとかセールをゴリゴリに活用しているので、仮に再販すると値段をやや上げるような恰好になると思います。


インディアンはよろしくないが

タイトルに関しては、自分のカードが見えてないのでインディアンポーカーみたいだなぁという安易な発想。
ワードゲームアピールのため、頭にワードをつけました。サンキューウルフ。
インディアンポーカーのインディアンから拝借としていますが、これは悩みました。今となってはこの呼称があまりよろしくないからです。
が、インディアンと言いつつネイティブ・アメリカン的な絵がないのも不自然な気がしたのもまた事実。悩みましたが、インディーズゲームだしということで良しとしました。


とのやま家パンデミック

絵については最上川、登米に続きとのやま先生に依頼。
あかしあイメージ図からなんとかいい感じにしてくれました。ほんとに助かります。

あかしあ画伯
とのやま先生
最終的な表紙

表紙の絵ではゲーム内容を伝えようとしています。中々新しい試みじゃないですかね、これ。

とのさん、ご家庭がアウトブレイクしまくってる中お忙しい中、可愛いイラストをありがとうございました。好きすぎてトーテムポールのラフ絵を携帯の壁紙にしています。
そうそう、トーテムポールも色々な人にボブジテンみたいと言われましたが、参考資料にボブジテンをあげています。似通るのも致し方なし。


宣伝は心の安寧の為に

宣伝はいろいろやりました。
費用対効果を考えると……みたいなのもありますが、やはり知られてなんぼです。良いものはやがて発掘されるというのは幻想です。貪欲に宣伝していきましょう。

X
11月後半から当日までは何かしら呟くようにしていました。ザイアンス効果!
なんだかんだメイン戦場。

公式ブログ
ゲーム紹介とブログを2回更新。
これはもう少しやって良かった気がする。

体験会
フォアシュピールに参加しました。
完成品を使ってのショートゲーム。概ね好評を頂いたので、なんかすごく安心しました。
また、これを受けてのポジティブな感想をSNSで呟いていただいたのも大きかったと思います。

インフルエンサーのやつ
色々物議を醸したやつ。
先のフォアシュピールでありがたいことにワンモアゲームの梶野さんが遊んでくれました。そこでおすすめとして挙げていただいたお陰でギーク層には認知いただけたと感じています。
また、ほらボドmomiさんの買い物リスト、ケンチャンヌさんの気になるゲーム、びーているさんの投票作などでも紹介頂き、様々な層にも知ってもらえたと思います。
やっぱこれが1番でけぇわ。

きたこしさん

出張中なのでスマホ視聴

VTuberの方です。4日に渡って新作紹介配信を繰り広げていました。すげぇ。自分のゲーム紹介をリアルタイムで見れて嬉しかったです。

ブログでの紹介
下記2つの紹介記事にも記載いただきました。
これも一挙紹介なので、効果は薄いかもしれませんが、世の中何が起こるか分かりませんからね。

ポッドキャストの露出
フォアシュピールで梶野さんとお話ししていたらほらボドさん。
ゲームの宣伝よりチャック横丁の宣伝をしています。

The Game Gallery Channel
こちらでも触れていただきました。ありがたや。

TGiWの注目作

これも毎度話題のやつですね。僕も少しかかわっています。
自作以外に投票なので、誰かがワードインディアンを推薦してくださいました。3~5票の枠にいますが、5票貰っています。ありがたや。

自薦他薦ダイレクトアタック
これも色々あるやつですね。やりました。観測できる範囲も限られていますが、成果は0ではありませんでした。
もはやこれはお祈りに近い行為かもしれません。あるいは暗示。


数々の宣伝の成果として、頒布予定の5割強が予約でした。
当初はともかく、後半はかなり安らかに眠れました。

今回、宣伝に力を入れられたのはチャック横丁のお陰かもしれません。
プロダクトの簡易さと当日の用意がない分、宣伝に注力できたような気がします。
しかし、やはり1番は試遊会→SNS感想の流れが強いですね。この流れで勝つにはゲーム自体が面白くないといけません。良いものを作るしかねぇんだ。



最後はゲームマーケットの当日の話をします。
チャック横丁のあれこれです。


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