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貧血が薄毛の原因に?貧血の原因や予防法について

「最近薄毛が目立ってきたな」とお悩みの方も多いと思います。実はその薄毛、貧血が原因で起こっているかもしれません。実際、私も薄毛が気になり始めた20代半ばころ、同時に貧血気味でもありました。貧血と薄毛に関係はないだろうと思っていましたが、聞くところによると貧血が薄毛を引き起こす可能性もあるらしいのです。
貧血になるのは比較的女性が多いと言われていますが、だからと言って男性が貧血にならないというわけではありません。気を付けていないと男性でも貧血になってしまうことがあるので要注意です。
そこで今回は、薄毛の原因になりえる貧血の原因や予防法についてご紹介します。

ひんけつ②

貧血とは

貧血とは、血液の量が減少、もしくは赤血球の中にあるヘモグロビン(血液中の酸素を全身に運搬する働きを持つ色素)が減少した状態のことをいいます。
血液量が減少すると、比例してヘモグロビンの量も減少してしまうので、要は貧血は血液中の酸素を全身に運べなくなる状態のことであると言えるでしょう。
ヘモグロビンが減少して、血液中の酸素を全身に運べなくなると、体のいたるところで酸欠が起こります。立ち眩みが起こるのも、体の中の酸素が不足しているからです。
貧血になると次のような症状が起こります。

・めまい、立ち眩み
・全身の倦怠感
・息切れ
・動悸
・顔面蒼白
など

貧血は鉄分不足で引き起こされる

貧血は血液の赤血球の中にあるヘモグロビンが減少することで引き起こされます。つまり、ヘモグロビンが減ってしまうことが、貧血の原因というわけです。ヘモグロビンが減る原因を知るには、ヘモグロビンがどのような成分によって構成されているのか知る必要があります。
ヘモグロビンは、二つの単語(成分)から成り立っている色素です。ヘモグロビンのヘモは、鉄を含んだ成分である「ヘム」のこと。そしてヘモグロビンのグロビンは、タンパク質の一種です。つまり、ヘモグロビンは、ヘムとグロビンが結合した色素であるというわけです。
このことから、ヘモグロビンの合成には鉄分が必要であることがわかると思います。ですので、貧血予防のためには、鉄分の摂取が必要不可欠ということです。
男性よりも女性のほうが貧血になる方が多いというのは、女性には月経があり、毎月多量の血液を排出しているからです。成人の体内にはだいたい40000mgの鉄分があるのですが、その7割が赤血球のヘモグロビンであるとされています。また、妊娠出産に際しては、およそ1000mgの鉄の排出があるとされています。血液を多量に排出するというのは、それだけ多く鉄分を失っているということなのです(残り3割は肝臓や脾臓にある貯蔵鉄、筋肉や皮膚にある組織鉄となります)。
月経や妊娠出産のある女性が鉄分を排出しやすく、貧血になりやすいということがわかったと思いますが、男性であっても貧血になることは当然あります。けがなどをして出血をすれば、それだけ鉄分は外に排出されるからです。
「別にけがをして出血しているわけではないのに貧血になるのはどうして?」と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、出血は何も、目に見える外傷的なものばかりではありません。
貧血の原因となる出血には、病気によるものもあります。病気になり、内臓などで出血があったり、病気が原因でヘモグロビンが充分に合成されなかったり、合成されたヘモグロビンが破壊されてしまったり、などといったこともありえます。
外的な傷や出血があるわけでもないのに、貧血気味になってしまうという方は、以下のような病気になっている可能性もあるので注意しましょう。

・胃潰瘍
・十二指腸潰瘍
・腎障害
・胃がん
・大腸がん
など

貧血になった場合は、できるだけ早めに病院に行って診てもらうようにしてください。
とはいえ、貧血は日々の食事で鉄分を充分に摂取できていない場合でも起こります。無理なダイエットをしているなどすると、鉄分が不足して貧血になることもありますので、まずは食生活について見直すことにしましょう。

飲酒が貧血の原因になることも

男性の貧血の場合、飲酒が原因になっている場合もあります。というのは、貧血を解消するには、鉄分、ビタミンB12、などの栄養素が必要になるのですが、お酒を飲むことでそれらの栄養素が体内に吸収されなくなってしまうからです。
貧血を解消するために必要な栄養素がしっかり体に取り込まれなくなることで、貧血が悪化することがあります。お酒を毎日大量に飲む習慣がある人は、少しずつでもお酒の量を減らしていくようにしましょう。

貧血が薄毛の原因になることも

冒頭でも触れましたが、貧血になると薄毛になってしまう可能性が高くなると言われています。
その理由は単純です。頭皮や髪の毛に、髪の発育や成長のために必要な酸素が供給されなくなってしまうからです。供給される酸素が減少してしまうことで、頭皮や髪の毛が酸欠状態になり、健康状態が悪化していきます。頭皮や髪の毛の健康状態が悪化することで、髪の毛の成長や発育が阻害され、ヘアサイクルが乱れて抜け毛につながってしまうのです。
貧血は立ち眩みやめまいなどの症状ばかりが目立ちますが、実は髪の毛にも大きな影響を及ぼしているものなのです。
貧血にならないためにも、日々の食事でしっかり鉄分を摂取していくようにしましょう。

貧血予防になる食べ物

貧血予防になる食べ物にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
と、その前に、まず貧血予防のために必要な栄養素にはどのようなものがあるか確認しておきましょう。

・鉄分
ヘモグロビンを構成する栄養素です。

・タンパク質
ヘモグロビンを構成する栄養素です。

・ビタミンE
補酵素としてヘモグロビンの合成を助ける栄養素です。

・ビタミンB12
赤血球を形成する栄養素です。

・ビタミンC
鉄分の吸収を助ける栄養素です。鉄分と一緒に摂取することで鉄分を効率的に吸収することができます。

上記の栄養素が含まれた食材を食べることで、貧血を予防しやすくなります。
それでは、貧血予防になる食材にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

・レバー
・赤身肉
・魚(赤身)
・サバ
・しじみ
・ひじき
・ほうれんそう
・枝豆
・卵(卵黄)
・豆乳

特に鉄分が豊富でおすすめな食材はレバーです。レバーが苦手だという人も多いかもしれませんが、レバニラなどレバーを美味しく食べられる料理もありますので、貧血でお悩み中の方は食べてみるといいかもしれません。
また、簡単に食卓に並べられる食材として、ひじきがおすすめです。コンビニでもひしきのサラダや煮物などが売られています。手軽に貧血予防の食材を取り入れたい場合はぜひ食べてみてください。
ほかには、サバも取り入れやすい食材のひとつです。サバにはヘム鉄やビタミンB12が豊富で、効率よく貧血予防ができます。サバ缶や、最近では炙りしめサバなどがコンビニで売られていたりするので、手軽に食卓に追加することができます。
貧血予防になる食材はいろいろあり、中にはコンビニなどで簡単に手に入るものもあります。貧血にお悩みの方は、上で紹介した食材を積極的に食べるようにしましょう。

ひんけつ③

貧血で薄毛になった場合は自毛植毛がおすすめ

貧血が薄毛になると、上で紹介しましたが、実は私の薄毛も、貧血が原因の一因になっていました。二十代半ばころから仕事の忙しさから生活が乱れ始めて、食事の栄養バランスも乱れ始めたのです。
ほとんど毎日コンビニの弁当やおにぎり、カップラーメンなどばかりを食べていました。その結果薄毛が進行してしまったというわけです。

薄毛に悩んでいる方には、自毛植毛がおすすめです。自毛植毛は自分の髪の毛を移植するため、拒絶反応は起こりませんし、植毛後は自分の髪の毛として生着してくれるので、何度も通院して治療をするということもありません。

自毛植毛とは
まずは、そもそも自毛植毛とはどのようなものか、その概要をしっかり把握しておきましょう。
自毛植毛とは、自分の髪の毛を毛包ごと抜き取り、それを薄毛の気になる部分に移植するという植毛方法です。
治療はまず、自分の髪の毛を採取するところから始まります。基本的には、後頭部の髪の毛を採取します。後頭部の髪の毛はAGAなどになりにくく、健康で丈夫な髪の毛を採取できるからです。髪の毛を採取する際は、採取する部分を刈り上げて、そこから必要な量の髪の毛を毛包ごと抜き取ります。
抜き取った毛包のまとまりはグラフトと呼ばれ、髪の毛はグラフト単位で移植されます(1グラフト=髪の毛1本というわけではありません。また基本的に自毛植毛の費用はグラフトの数によって費用が決まります。薄毛の進行具合によって何グラフト必要になるかが変動します)。
薄毛が気になる部分に移植ホールと呼ばれる穴があけられ、そこにグラフを植え込んだら施術終了です。
引用:https://note.com/akashi01/n/n25dc997892c0
自毛植毛のメリット
では、次に自毛植毛のメリットについて見ていきましょう。自毛植毛にはさまざまなメリットがありますので、要チェックですよ。
・植毛による拒絶反応が起こらない
人工植毛の場合、人工的な素材で作られた毛髪を利用し、植毛します。そのため、人によってはそれに対して拒絶反応を起こしてしまう可能性があります。しかし、自毛植毛で使われる毛髪は、もともと自分の髪の毛だったものです。自分自身の細胞組織を移植するため、拒絶反応が起こることがありません。また炎症も起こりにくく、安定した生着をしてくれます。
・毛根がなくなっている場所にも移植できる
一般的な薄毛治療の場合、毛根がなくなってしまうと、その部位からの発毛は期待できません。人工植毛の場合、複数回移植を繰り返すことで頭皮に炎症が起こったり、頭皮が固くなったり、形がでこぼこになってしまったりなどのトラブルが起こりやすく、血流が低下して毛根が死んでしまうことがあります。そうなってしまうと、もうその場所から髪の毛は生えなくなってしまうのですが、自毛植毛であれば、そのような部位にも移植可能で、なおかつ、移植した髪の毛の生着、発毛などが期待できます。
・仕上がりが自然になる
自毛植毛は自分の髪の毛を使った植毛ですので、移植後、その部位に髪の毛は生着します。生着した後は、もともとそこから生えていた髪の毛であるかのように成長していきます。自分本来の髪の毛と同じような髪質になるため、仕上がりがナチュラルになりやすく、ほかの髪の毛とも非常になじみやすいです。
また、後頭部の、AGAなどの影響を受けにくい髪の毛を移植することで、AGAになりにくいという特徴を引き継いだ髪の毛になりやすく、抜け落ちてしまうリスクが低くなるというのも、自毛植毛のメリットのひとつであると言えるでしょう。
・日本皮膚学会が有用性を認めている
日本皮膚学会が定める「脱毛治療の診療ガイドライン」で、自毛植毛はその有用性(効果)が認められています。同じ植毛である人工植毛の推奨度がD(A~Eの5段階判定)であるのに対し、自毛植毛は上から2番目の推奨度である推奨度Bと位置付けられています。それだけ皮膚への影響が少なく治療法であると言えるでしょう。
引用:https://note.com/akashi01/n/n25dc997892c0

ひんけつ④


貧血が薄毛の原因になることがあります。最近薄毛が気になり始めたという方は、貧血になっている可能性も疑ってみましょう。ここで紹介したことを参考にして、貧血解消を心がけてみましょう。
薄毛に悩んでいる場合は、自毛植毛を検討してみましょう。以下におすすめの自毛植毛クリニックを紹介しておくので、参考にしてみてください。

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アイランドタワークリニック


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