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タバコが薄毛を進行させる!タバコと髪の毛の関係は

タバコは体の健康だけではなく、頭皮環境や髪の毛にかなりの悪影響を及ぼすものであると言われています。
私も学生時代にタバコを吸い始めて、30過ぎまで吸っていたのですが、かなり薄毛が進んでしましました。現在は禁煙をしてから3年くらい経っていますが、だいぶ薄毛の進行が緩やかになってくれたような気がします。
タバコを吸うことが、どのように髪の毛に影響を及ぼしてしまうのでしょうか。
タバコと薄毛の関係について見ていきましょう。

たば②

タバコを吸うと血行が悪くなる

頭皮環境を正常化するのに大切なのが、血行です。髪の毛にも栄養が必要ですが、食事から摂取した栄養素は血液に乗って頭皮へ運ばれます。血行が悪くなると、必要な栄養素が頭皮まで運ばれにくくなってしまいます。栄養不足になると、ヘアサイクルが大幅に乱れ、抜け毛が多くなるのです。
タバコを吸うと、血管が収縮してしまいます。特に血管は、手足や頭といった末端部分から収縮してしまう性質があり、タバコを吸うとまず、頭皮環境が悪くなるのです。
栄養素が届かないという問題以外にも、血管が収縮すると、体全体が冷えやすくなってしまうという問題があります。低体温になると、血行はより悪くなってしまいますので、さらに血液が流れにくくなるという悪循環に陥ってしまいます。
血液循環のことを考えると、やはりタバコは吸わないほうがよさそうです。

栄養素が無駄に消費される

髪の毛の健康を維持するために必要な栄養素に、ビタミンCというものがあります。ビタミンCには頭皮や血管を丈夫にし、より正常な働きができるようにする役割があります。薄毛の進行を止めるためには、ビタミンCの存在が必要不可欠であるということです。
しかし、タバコを吸うことで、このビタミンCが無駄に消費されてしまいます。というのは、ビタミンCには体内に侵入した有害物質を体外に排出する手伝いをする役割があり、タバコを吸うことで体内に入った有害物質を排出するためにもビタミンCが消費されてしまうのです。タバコ一本につき25mgのビタミンCが消費されると言われています。一日に必要なビタミンCは100mgと言われていますので、タバコ一本で四分の一、消費してしまうということです。四本吸えば、一日に必要なビタミンCを全部使いきってしまうことになりますね。
このように、タバコは間接的にも薄毛の進行を助長してしまうのです。

たば③

細胞が老化する

老化は活性酸素によって進行速度が速まるとされています。つまり、若々しい体を維持するためには、活性酸素をできるだけとらないようにする必要があるということです。
タバコには、一本当たりおよそ100兆個の活性酸素が含まれていると言われています。タバコを吸うことで活性酸素が細胞と結びつき、過酸化脂質となり、細胞をどんどんと劣化させていくということです。
髪の毛を作っているのも、細胞です。毛母細胞と呼ばれ、頭皮にあります。タバコを吸うことで、髪の毛を作る毛母細胞に活性酸素が結びつき、正常に髪の毛を生やすことができなくなってしまうのです。
活性酸素は髪の毛以外、肌を老化させる原因にもなります。美容面でもデメリットが大きいものですので、やはり、タバコは百害あって一利なしということができるでしょう。

悪玉コレステロールが増加する

タバコを吸うことで、血液中の悪玉コレステロールが増加すると言われています。悪玉コレステロールが増加すると、排出するために体内でタウリンが合成されます。タウリンを合成するには必須アミノ酸のメチオニンが必要です。
メチオニンは髪の毛を構成するうえで必要不可欠なアミノ酸です。つまり、タバコを吸うことで悪玉コレステロールが増加するがすると、髪の毛に必要なメチオニンを大量に消費してしまうことにつながってしまうのです。
また、悪玉コレステロールの増加は動脈硬化などの原因になります。動脈硬化が進むことで血管内が狭くなり、血液循環が悪くなります。つまり、悪玉コレステロールの増加は頭皮環境を悪化させる原因にもなるということです。

たば④


タバコはさまざまな点で頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼすものです。喫煙習慣がある方で、薄毛にお悩みの方は、これを機会に禁煙してみることをおすすめします。

どうしても薄毛が治らないという方は、自毛植毛を検討することをおすすめします。以下におすすめのクリニックを紹介しておくので、参考にしてみてください。

アイランドタワークリニック


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