かなり楽しめるヤマボウシ
花として、誰もが想像する花ではないのだけれども、好きなヤマボウシ(山法師)。花の付け根の総苞片(そうほうへん)と呼ばれる葉が、花に見えるのだ。仏像の螺髪(らほつ)のような部分が花らしい。法師と言われても、なかなか想像がつかないが、仏像の頭、と言われると楽しくなる。花と違って、長い期間咲いているように見るので、撮影には、あれこれと楽しめる被写体だ。
やはり仏像
法師は、いわゆる僧侶のことだが、やはり仏像に見えてしまう。もしかすると、親しみを込めて、仏様より、法師と呼んだのかもしれない。それにしても、新緑の緑が強すぎて、仏像には程遠いかもしれない。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/160s ISO:100
2021/04/28
並びで撮影
曼陀羅のように撮影したかったのだけれども、なかなか良い構図は、見当たらない。ヤマボウシは単体で撮影するより、群生で撮影した方が絵になるように思う。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/100s ISO:100
2021/04/28
ボケを背景に
それでも、単体撮影を好む私は、単体仏像化を狙う。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/200s ISO:100
2021/04/28
モノクロームでしっとり
新緑の緑が濃すぎて、というか日陰で撮影しているのが悪いのかもしれない。そんな時は、モノクローム撮影が良い。一色で染め上げた方が細部が見えてくる、良い例かもしれない。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/250s ISO:100
2021/04/28
プチ三十三間堂
やはり群生の方が似合っているのかもしれない。三十三間堂を目指して挑んだのだが、良い横構図が見つけられなかった。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/320s ISO:100
2021/05/03
ダークに仕上げる
本来的には、上から撮影するのが、ヤマボウシらしい構図なのかもしれない。上からの撮影だと、仏像感がかなり薄れる。少し曼陀羅的に仕上げたくなった。
DC-GH5S LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 II - f1.4 1/320s ISO:100
2021/05/05
フイリヤマボウシ
ウルフアイ、とも呼ばれる園芸種だそうだ。どうやら色々な園芸種があるらしい。改良されているだけに、写真写りは、本種より良い気がする。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/400s ISO:100
2021/05/07
並ぶと美しいのだが
整然と並ぶと美しくなると思うのだが、そこは自然相手で、そうは上手く並ばない。曼陀羅か、プチ三十三間堂を探しているが、この写真の木が、最も整然と並んでいた。
DC-GH5S LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/250s ISO:100
2021/05/10
宇宙
久しぶりにヤマボウシを見に行った。仏像感は無くなっていて、まるで宇宙空間のような世界が広がっていた。次は星空のように撮影しようと思う。
DC-S5 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art - f2.8 1/160s ISO640
2021/07/25
なかなか実らない
4月の早い時期から咲いていたのに、なかなか実らない。気候のせいなのか、実らないうちに落ちてしまっているものが多い。
DC-G9 LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 - f2.8 1/250s ISO:100
2021/08/20
モノクロームで味わう
もしかすると、食べられない種なのかもしれない。それなら、モノクロームで味わうことにしよう。
DC-S5 LUMIX S 24-105mm F4 MACRO - f4.0 1/160s ISO800 105mm
2021/08/29
夏の終わりに
やっと熟した。熟すのに時間がかかるのか、本来ならこの時期が正しいのか。来年は、曼陀羅、プチ三十三間堂、星空にチャレンジしようと思う。
DC-G9 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro - f2.8 1/800s ISO:100
2021/09/20