HOLIC杯振り返り

2/19(土)、私は麻雀HOLIC杯に四国から初参加した。いつか配信対局に出てみたい思いと、内川プロと日吉プロに実況解説してもらいたい思いが合わさって参加した次第である。今回、初めてのnote投稿が配信振り返りとなり、私が気になった打牌、局面を取り上げて別解、ツッコミを入れていくスタイルで進行する。駄文ではあるが読んで頂けたら幸いである。

東一局 南家 25000点持ち ドラ2ソー

画像1

赤5萬を持ってきて聴牌した場面。6萬切って立直したが、解説の内川プロも言及していたように、7ソーを切って混一色に向かっても良かったと思う。上家が萬子を河に並べており、鳴ける可能性も高そう。この局は7ソーを自摸って2000/4000の和了。

東二局 東家 33000点持ち ドラ1ピン

画像2

9萬を切ったが5ピンか3萬切りで良かった気がする。5ピンが赤なら残したと思うが…。この局は下家が2000/4000の和了

東三局 北家 29000点持ち ドラ中

画像3

ここから赤5ピンを切る。いつもの自分なら8萬6萬と切って打点の種になる赤5ピンは残している。この時点で配信対局独特の雰囲気に飲み込まれている気がした。

画像4

ソーズが伸びて清一色へ移行。5ソーポン。678チーした状態で対面から立直。ソーズは9ソーしか現物無く9ソーを切ったが、どうせ何を持ってきても切るので受け入れ重視で1ソー切れば良かったと思う。この局は対面の1人聴牌で流局。

東四局 西家 28000点持ち ドラ8萬

画像5

悪手その1。ここから赤5萬を切って下家に2600放銃。何故赤5萬切ったし…。西は安牌なので残すとしても9ソーか3ソーで良かっただろ…。無理矢理理由をつけるなら789三色本線で後の布石&危険牌先処理で赤5萬を切った、となるが…。やっぱり赤5萬切りは今見ても悪手でしかない。

南一局一本場 南家 23600点持ち ドラ1ソー

画像6

赤2枚の超絶チャンス手。1萬を持って来た所で少考。4ソーか58萬切ると1シャンテンだが萬子の一気通貫と4ソーのくっつきを見て3ピン切り。

画像7

聴牌。北狙いで立直もあったが前述の通り一気通貫と4ソーくっつきを求めていたので8萬自摸切り。

画像8

悪手その2。確かに4ソーにくっついたが、違う、そうじゃない。しかもこれをなんと黙聴にしてしまう。正直さっきの8萬聴牌取らずならこれも聴牌取らずでないと筋が合わない。そして下家がこの局500/1000を和了り折角のチャンス手を不意にしてしまう。

南三局 北家 23000点持ち ドラ発

画像9

上家から立直を受けてこの形。安牌ゼロ。どうすりゃいいんだ状態である。この時は4萬切って真っ直ぐ行ったが皆様なら何を切るだろうか?

画像10

次順2ピン持ってきてコレ。ここで解説の内川プロが2ピンのワンチャンスで1ピン切りがオススメと言及。確かに形を維持したまま聴牌したら勝負出来る。これに気付かず4萬切る辺りまだまだ未熟だと感じる。この局は上家の1人聴牌で流局。

南四局 西家 22000点持ち ドラ5萬

画像11

オーラス。トップには跳満自摸か下家に満貫直撃条件。跳満目指して手作りするがここで長考。これ何切れば良いんだろうか。6ソー?5萬?7萬?9萬?迷った結果6ソー切り。567の三色狙いで一向聴に取る。

画像12

結果5ソー7ソーと引いて一盃口を逃す。

画像13

さらに三色にもならない4ピンを持ってくる。そしてこの次の一打が今回一番後悔した選択になる。

画像14

悪手その3。7萬切って立直。現状立直ドラ2。一発で自摸っても裏ドラ1枚無いと跳満に届かない。それなら9萬切って断么を付けるべきだった。もし9萬切っていれば…。

画像15

ここで5,6萬待ちの立直断么ドラ2になり…

画像16

6萬一発自摸で立直一発自摸断么ドラ2の跳満を和了っていた…。結果論と言えばそれまでだが、こういった飜数が足りて無い状況で一発や裏ドラといった偶然役に頼るのではなく(頼るにしても裏ドラ1枚まで)、断么を付ける、三色手替わりを待つ等、手役を狙うことを改めて意識付けられた一局だった。

感想

初めての配信対局だったが、配信独特の空気感に飲まれて緊張していつもの麻雀を打つことが出来なかった。成績も3-3-3-2-2で-50ptくらいと良い成績とは言い難い。見られてる中平然と打てるプロはやはり凄いと感じた。でも厳しい結果とは別に楽しかったのも事実。また実力を付けてもう一度参加したい。

内川プロ、日吉プロ、関係者の皆様、参加された皆様、ありがとうございましたm(_ _)m

おまけ

当日朝に東京に到着し、9時頃に朝食を食べたのだが、そこで食べた海鮮丼が思った以上に腹に溜まり、大会開始の12時になっても昼食を食べる気にならず、結果対局中に空腹になり全然集中出来なかった。調整大失敗である。次回は食事のタイミングにも気をつけて対局に臨みたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?